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ケニア日記88（空に浮かぶ気球、飛ぶコウノトリ、クマタカ）

ケニア、マサイマラ。８月３０日の早朝です。空を飛行する熱気球と、空を飛ぶ大型の鳥たちで、今日の日記は「空」繋がり。毎朝６時～７時頃にサバンナの空を優雅に飛行する熱気球。真ん中は操縦するパイロット。マサイマラの人気アトラクションなので、ゴンドラの乗客は「密」でした。飛んでくれるかとしばらく待ったのですが、飛ばなかったカンムリクロクマタカ。冠羽が長いクマタカの基亜種で、別名はエボシクマタカ。サハ...

ケニア日記87（チーターのメス「イマーニ」は元気な１０歳）

ケニア、マサイマラの８月３１日です。メスのチーター「イマーニ」（１０歳）と今年も会うことができました。マサイマラで有名なメスのチーターと言えば２０１２年生まれの「イマーニ」「ノラ」２０１５年生まれが「ナシパイ」と「ネーマ」ですが、今回も全員と再会できました。野生のチーターの寿命は１０歳～１２歳と言われるので、１０歳のイマーニは既にシニアーですが、今も元気で美しいチーターです。小顔でしなやかな...

ケニア日記86（オスライオンは3尺下がってメスの影踏まず）

ケニア、マサイマラの８月３１日。熱気球が飛んでいるので早朝の７時前後です。ライオンのカップルがサバンナを歩いていました。ごっつい顔で獰猛そうなメスライオン。メスに比べると優しそうなオスライオン。繁殖のためにプライド（ライオンの群れ）を離れたカップルのようです。先頭をしっかり歩くメスと、後をテレテレと歩くオス。「三尺下がって師の影を踏まず」みたいな関係でしょうか。メスがオスを叱咤激励してるよう...

ケニア日記８６（ビリボラとトピの生死を分ける闘い、最終回）

ケニア、マサイマラの８月３１日午後に、ビリボラの壮絶な狩りを目撃しましたが、過去３回にわたって掲載した「ケニア日記８２～８４（ビリボラとトピの生死を分ける闘い）」の続きで、今回が最終回です。トピに追いついたビリボラ（二人の陽気な男というような意味）のオルニョクです。かなり手こずっていますが、一昨年はタノボラ（五人の陽気な男というような意味）の仲間５頭が協同で狩りをしていたのが、メンバーが減っ...

ケニア日記８５（マサイマラのホテルの、人気ショーと言えば）

今回の８月・９月のサファリ旅行の日記も８５回目になります。今日は動物では無くて、ホテルで夜に行われるショーを、ご「ショー」介しましょう。毎晩というわけではなくて、一番宿泊客が多い土曜日の夜に開催されることが多いです。さあ、マサイ戦士が入場してきました。マサイ族は本来は定住せず、家畜の遊牧で生計を立てる遊牧民。ライオンが家畜を狙ったらライオンとも槍で闘います。村で一番高く跳べる男性が、村で一番...

ケニア日記８４（ビリボラとトピの生死を分ける闘い、その３）

ケニア、マサイマラの８月３１日午後に、ビリボラの壮絶な狩りを目撃しましたが、過去２回にわたって掲載した「ケニア日記８２＆８３（ビリボラとトピの生死を分ける闘い）」の続きです。トピに追いついたビリボラ（二人の陽気な男というような意味）は、右のオルニョクが首を狙い、下のウインダが足を狙っています。トピはチーターを振りほどこうと９０度廻りました。左のオルニョクは喉を狙い、右のウインダは前脚に噛み付...

ケニア日記８３（ビリボラとトピの生死を分ける闘い、その２）

ケニア、マサイマラの８月３１日、午後にビリボラの壮絶な狩りを目撃しましたが、前回（１１月９日）の「ケニア日記８２（ビリボラとトピの生死を分ける闘い、その１）」の続きです。トピに追いついたビリボラ（二人の陽気な男というような意味）は、右のオルニョクが首を狙い、下のウインダが足を狙っています。オルニョクが大きく口を開けました。オルニョクは「本当にいい奴」なんですが、こんな凄まじい顔を見たのは初め...

ケニア日記８２（ビリボラとトピの生死を分ける闘い、その１）

ケニア、マサイマラの８月３１日、午後にビリボラと出会い壮絶な狩りを目撃しました。獲物を探すビリボラ。左がウインダ、右がオルニョクです。我々のサファリカーからは、かなり距離がありますが、獲物を見つけたようです。ターゲットは左側のトピでした。距離を詰めるビリボラ。先頭はオルニョクでしょうか。近く見えますがまだ両者の距離はあります。あともうちょっと。後方のウインダもすぐ後ろを追走しています。オルニ...

ケニア日記８１（離れ離れから再会できたチーターのビリボラ）

ケニア、マサイマラの８月３０日、ライオン２組３頭、チーター２組３頭と会いました。この２日前の８月２８日に離れ離れになったオルニョクと、ウインダですが、こんな様子で、オルニョクが可哀想でした。朝早く、鳴き声を出してウインダを呼んでいたオルニョク。昼に通りかかった時も、まだウインダを呼んでいました。５ｋｍ程離れたところで、寝そべっていたウインダ。オルニョクが必死に呼んでいるのに、なんて奴なんだ！...

ケニア日記８０（ヌーの川渡りはハラハラ・ドキドキの続き）

ケニア、マサイマラの８月２９日は、マラ川まで出かけ、ヌーの川渡りを見てきました。昨日の日記「ケニア日記７９、ヌーの川渡りはいつもハラハラ・ドキドキ」の続きです。川を渡っているヌーに、ワニが近づいていきます。その距離、僅か２ｍ。水面に顔をあげてヌーに噛み付こうというワニ。ワニの両目が見えますが不気味です。ウワ～～～！！！狙われたヌーは、ギリギリのところで岸に登って行きます。まさに危機一髪！！こ...