"ケルト神話" の検索結果 347 件

  1. 8月14日  特許の日・「萬里無片雲」・国引き神話

    8月14日 特許の日・「萬里無片雲」・国引き神話

    1885年(明治18年)の今日は、日本で最初の専売特許が免許されたことにちなんで、「特許の日」とされています。その第一号は、「錆止め塗料と、その塗り方」だったそうです。昨日は、台風の接近で、東京も時折、強い雨となりました。せっかくのお盆休みでしたが、予定を変更された方も多いのではないでしょうか。台風一過で、今日は蒸し暑くなりそうですが、やはり、夏は快晴の空に太陽の陽射しが、よく似合います今日...

  2. 中国神話女媧、天を繕う

    中国神話女媧、天を繕う

    女媧は、大きな木の枝の上に横たわり、下の光景を楽しんでいた。自分が、創り出した人が、楽し気に生活している。果物を取り、男が女に、差し出しているところ。そこに、別の女が現れて。軽いいざかいがあったが、仲は良くなった。他のカップルは、お互いに体を触ったり、なにかを喋ったりしている。幸せそうだ。見ていると退屈はしない。うまくいってるようだ。天に異変が起こった。うっすらと、亀裂が見えた。それらの付近...

  3. 中国神話女媧、人を造る3

    中国神話女媧、人を造る3

    女媧は、その時、疲れ果てた体を休めていた。快い疲労感、優しい風、暖かい日光。女媧は、眠気に襲われ、うとうととしていた。「こう、こう、こう、こけこっこ」突然、鳥の声が響き、騒ぎが始まった。女媧は、はっとして、声がしたほうを見る。鶏が、せっかくつくった泥の人形の股間をつついているのを見た。何をやってるの。一瞬、事態を把握できず、思考が止まる。あわてて、人形たちの元へ、走り寄った。すぐさま、鶏を追...

  4. 素戔嗚命への呪いと自虐史観

    素戔嗚命への呪いと自虐史観

    ここまでについては前回に書かせていただきました。神話は続きがあります。満月の女神が太陽になれば暗闇の世になりエゴがはびこる世界となった。その罪をスサノオに着せたのです。素戔嗚命に与えられたのは三つの罰。所有物を献上させる髪を切り、髭を抜き、爪を剥がす高天原から追放するスサノオは所有物を奪われ生きながら殺され高天原から追放されたのです。高天原は神が政を取り仕切る世界です。これが我が国の「正統な...

  5. ギリシャ神話にも登場する植物フェルラ

    ギリシャ神話にも登場する植物フェルラ

    シチリア島内の田舎を車で走ったり、遺跡の観光中によく見かける植物現地ではFERULA(フェルラ)と呼ばれます。日本語ではオオウイキョウ地中海周辺の石灰質が強い土壌を好むこの植物は多年草なんですが、2~3メートルくらいの高さにまで育ち、5月~6月頃になると黄色い小さな花を咲かせます夏が過ぎる頃には枯れてしまうのですが、そのまま直立不動で枯れるのでまるで小さな木のようです。茎の太さは大きいものだ...

  6. 中国の神話女媧、人を造る2

    中国の神話女媧、人を造る2

    女媧は、探るように地面を滑るように移動した。人を造るには、それなりの材料が必要。この大地には、かつて巨人が死んで変化したもの。その巨人、盤古の気を、いまだに保持していた。その気を多く持っている土が必要であろう。でも、土だけtでは物は作れない。水を混ぜて泥にしたら。女媧は、次々と思いを浮かべていく。女媧の顔に、微笑みが浮かんだ。楽しい。胸の奥がワクワクする。幸いであろうか、川の近くに盤古の気に...

  7. 素戔嗚命の潔白を証明する

    素戔嗚命の潔白を証明する

    ひふみのしくみでは悪仕組みと神仕組みの両方を表に出して書いてまいりました。その理由は、片方だけでは物事の本質がわからないからです。わが国は大調和と不調和の両方の文明を体験してきました。神話は国家が不調和に転じるためにプログラムされました。それは日本の歴史を転換するためでもありました。このことはこれまで何度も書かせていただきました。ここでお伝えしたい本質は、善と悪を対立させることではありません...

  8. 中国神話女媧人を造る

    中国神話女媧人を造る

    盤古が、この世界を造り、更に年月が過ぎっていった。大地には、盤古の気が溜まり、それが、まとまったところから、生命が生まれていった。草が生え、樹木が茂り、鳥が飛び、獣たちが走り回っている。水のあるところには、魚の姿があった。その中に、一際、大きな気の塊があった。それは、次第に、一つの姿に変わって行った。人の姿に似ていた。黒く長い髪、美しく整った顔立ち、細い両腕、豊かに織り上がった胸、しかし、そ...

  9. 中国神話盤古2

    中国神話盤古2

    叫びと同時に、盤古はの気合が、周りの空間を掻き回した。砕け散った卵の殻は、細かく散らばり星々となり、空のなかで、煌めく。卵の中にあった白身は上に登って行き、固まり、天となった。黄身は、下へと溜り地になった。天はまだ、それほど上にあったわけではなかった。盤古の身長より、少し下というところだろうか。盤古の体は、天と地の間に挟まっていた。盤古にとっては、うっとうしい。盤古は、自分の両の掌を天に当て...

  10. 中国の神話盤古1

    中国の神話盤古1

    遥か古の話。まだ、世界という物が存在しない時。星も、太陽も、月も、大地も、海も、なにもかもなく、そこにあるのは、空虚な空間だけであった。時だけが、静かに流れていく。どれだけの時がながれたのであろう。ある日、その空虚な空間に一個の卵が現れた。卵は、巨大であった。例えるなら、この地球より大きなものであった。それから、また、途方もないほどの時が流れた。卵の中に、異変が起き始める。ゆっくりと、黄身と...

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