"主婦" の検索結果 1668 件
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Vol.28 『晩酌あらそい』
Vol.28 『晩酌あらそい』 今日は日曜日。おとうさんの三助さんはウキウキしていました。 三助さんが晩酌できる日は、週いちにち、日曜日と決まっていました。三助さんはかるい病気をもっていましたので、健康のために、晩酌は週一度、と決めていたのです。 おかあさんもきびしく三助さんのおさけをチェックしていました。でも、おかあさんも優しいのでした。日曜日の午前中、スーパーに行くと、三助さんの好き...
2023/01/31 22:31 - 猫又小判日記 -
Vol.27 『くるるん亭』
Vol.27『くるるん亭』 熱帯の国に、冷やしラーメン屋がありました。お店の名前を「くるるん亭」と言います。 キングコブラのマックス君は、部屋でパソコンを使っていました。ヘビですから手足がないので、頭を上下させ、口でパソコンのキーを打っているのです。 マックス君は大変なグルメでした。普段キングコブラはヘビやトカゲを食べますが、マックス君はそれに飽き足らず、インターネットでおいしいお店を探して...
2023/01/30 20:06 - 猫又小判日記 -
Vol.26 『子象のモンク』
Vol.26『子象のモンク』 アフリカ象のヘレナは、子象のとき、メスライオン数頭に襲われました。大人の象が気づいて助けに来たので、死はまぬがれましたが、前脚をいっぽん失い、顔はライオンの爪でえぐれてしまいました。 3本しかない脚で、必死に群れについていき、なんとか成長して、子どもも産むことが出来たのです。象たちは、サバンナから移動して、天敵のいない平和な場所に着きました。 子象をあつめて、象...
2023/01/29 21:17 - 猫又小判日記 -
Vol.25『メリーゴーランド』
Vol.25 『メリーゴーランド』 戦争がおわってうらぶれた街に、ふるい遊園地がまだ残っていました。遊具もあまり充実していません。子どもたちにはあまり人気がありませんでした。 ただ、そのなかにひとつだけ、立派なメリーゴーランドがありました。装飾さえ、ペンキが剥げたりしてしまっているものの、ドイツ製で、美しい木馬が並んでいます。 このメリーゴーランドには秘密がありました。深夜0時になる...
2023/01/28 20:28 - 猫又小判日記 -
Vol.24 『あぶない病院』
Vol.24 『あぶない病院』 柴犬のゆば君は、車にはねられてしまいました。動物の国の救急車が来て、ゆば君を病院に搬送しました。「痛いよ痛いよ」ゆば君は気のちいさいたちでしたから、これから病院に運ばれて治療を受けるのが不安です。 「ゆば君、病院ですよ」救急隊員の黒柴はそう言うと、ゆば君をストレッチャーにのせて、救急センターに連れて行きました。ドクターはサルでした。「柴犬さん、まずレントゲ...
2023/01/27 22:18 - 猫又小判日記 -
Vol.23 『盲目のツバメ』
Vol.23『盲目のツバメ』 爽やかな風の吹く季節でした。ツバメのおかあさんは、卵からかえったたくさんの子どもたちに、ごはんを与えるのに一生懸命でした。子どもたちは、みんなお腹を空かせて、ピイピイ、ピイピイと揃って口を開け、おかあさんツバメにごはんをねだるのでした。 ひとつ、おかあさんには気がかりなことがありました。一羽だけ、ひと回りちいさい子ツバメがいましたが、様子がおかしいのです。ちゃん...
2023/01/26 23:02 - 猫又小判日記 -
Vol.212 『老人亭』
Vol.22 『老人亭』 還暦を、同じ年に迎えたサラリーマンのふたり連れが、還暦祝いをしようと話が盛りあがり、会社が終業したあと、暮れかけた繁華街を歩いていました。きょろきょろと道の両側の飲み屋を見て歩くのですが、これといった店には行きあたりません。 もう探し疲れて、そこいらへんのチェーン店に入ろうとした時です。商店街から奥まったところに路地があり、その先に消えそうな灯りがついた店があり...
2023/01/26 00:13 - 猫又小判日記 -
因みに
昨日の元写真。ね、かすみ草っぽいものはない。20年ぶりに扉(?)を開けてもらったので、早速トーチャンが池袋の繁華街に飲みに行ったかな?
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Vol.21 『いそぎ山動物園』
Vol.21『いそぎ山動物園』 ある、小さな町に「いそぎ山動物園」という動物園がありました。園長の名を、「急山巻男(いそやままきお)」と言いました。小さな町にしては、あつめた動物の数も多く、急山園長が趣味で始めたにしては、立派なものでした。 ふつう動物園には、動物が怪我や病気をしたときのために、獣医師が常駐しています。でもいそぎ山動物園は、急山園長が少ない私財を投じて始めたわけですから、獣医...
2023/01/25 00:14 - 猫又小判日記 -
納骨
22日に母の納骨。母の遺骨とお別れの日。当日は何年ぶりにか逢ういとこ、その子供も来てくれました。でも殆ど皆初対面状態。集まってから自己紹介っていう笑っちゃうような感じでした。残念ながら母の兄二人は高齢で参列は出来ませんでしたが、親族が沢山来てくれて、涙出るくらい嬉しかったお母さん、嬉しかったよね、皆来てくれたよ納骨式前にお墓に行ったら骨壷入れる処がすでに開けられてたので、(とーちゃんの骨壷も...
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