"幻想" の検索結果 568 件

  1. 大人になる時

    大人になる時

    「誰でも、大人になるんだよね」息子のなにげないひと言が少年時代の不可思議な記憶の扉を開く表題作、死ぬ快感を味わうために高層ビルから飛び降りる若者たち(スカイダイブ)、辞書に載っていない言葉を発すると捕まるディストピア(ハパンサペナ)、料理の味でしかコミュニケーションを取れなくなった妻とその身勝手な夫(妻の味)など、未収録短編10編に「バディ」「ワクチン」の新作2編を収録したSF&ホラー短篇集...

  2. サナンダからのメッセージ変化がやってきます、あなたはすでにこの戦争に勝利しています1月24日

    サナンダからのメッセージ変化がやってきます、あなたはすでにこの戦争に勝利しています1月24日

    ジェームズ・マコーネル様によるサナンダ様からのメッセージです。「皆さんはこの変化のために何世代にもわたって準備をしてきましたが、今、まさにその真っ只中にいます。あなた方の全歴史の中で、この地球に訪れる最大の変化の頂点に、まさに今いるのです。」「一方、あなたのように目覚めていない人は、何が起きているのか、なぜ起きているのかを理解するのがずっと難しいでしょう。そこで、あなた方の出番となるのです。...

  3. 兵士たち、幽霊たち:アンブローズ・ビアス傑作選Ⅰ

    兵士たち、幽霊たち:アンブローズ・ビアス傑作選Ⅰ

    短篇の名手、アンブローズ・ビアスの、主に戦争に関わる不思議な話を集めた作品集。行方不明兵ジェローム・シアリング二等兵は斥候を命じられて撤退する敵軍のすぐ後ろに近付いていった。だが、壊れかけた小屋からライフル銃で敵軍の兵士を撃とうとした瞬間、敵の砲兵隊隊長が何かを敵と見間違えて大砲を撃ち、小屋が崩壊して、ジェロームは身動きができなくなる。おまけに撃つ寸前の状態だったライフル銃の銃口はシアリング...

  4. パニックの手

    パニックの手

    飼い犬フレンドを助けるために片脚を失ったイーガンは、病院で親しくなった難病の少女ジャズからイーガンの自宅にいるフレンドと話をしているのだと聞かされる(友の最良の人間)。義妹からもらった素晴らしく美しい金のイヤリング。義妹の手作りだと聞いていたのにニューヨークの宝石店に同じものがあり、店員は近頃人気のデザーナーによるものだと教えてくれた(フィドルヘッド氏)。歴史教師は癌で余命が1、2年だと告げ...

  5. Glimpses of the Unknown: Lost Ghost Stories

    Glimpses of the Unknown: Lost Ghost Stories

    20世紀初頭に文芸雑誌や新聞に発表された怪奇短編小説の中から、たった一度の発表以来忘れ去られていたもの、短編集やアンソロジーに収録されなかったものを集めたアンソロジー。収録の趣旨が趣旨なので、1作を除いて初めて読む作品ばかり。作者の名前にもほぼ見覚えがないという、レアなアンソロジーだった。ブリティッシュ・ライブラリーだからこそ可能になった企画と言える。On the Embankment/Hu...

  6. 奇想小説ブックガイド

    奇想小説ブックガイド

    『イーディス・ネズビット・ブックガイド』の作者による、内外の奇想小説114冊のレビューをまとめたブックガイド。ミステリ、SF、ファンタジー、ホラー、文学とジャンルの壁を作らずに選んだ奇抜なアイディアの作品、エキセントリックな人物が登場する作品、構成が変わっている作品など、広い意味で「風変わり」な作品が収録されている。作者は「奇妙な世界」というアカウントでツイートをしてらして、フォローしている...

  7. 幻想と怪奇12 イギリス女性作家怪談集

    幻想と怪奇12 イギリス女性作家怪談集

    イギリス怪奇小説の作家には女性も多い。ゴシック・ロマンスの流れからだと入っていきやすかったのかもしれないし、男性の大御所が支配している純文学や歴史小説に比べると敷居が低かったのかもしれない。日本では訳書も少なく、まだあまり知られていない女性作家の怪奇小説を、『フランケンシュタイン』で後世に多大な影響を与えたメアリー・シェリーから始め、『レベッカ』のダフネ・デュ・モーリアまで10人の中短編を収...

  8. Randalls Round

    Randalls Round

    ブラックウッド、ヒュー・ウォルポール、メイ・シンクレアといった作家達に刺激されて怪奇小説を書き始め、それなりに人気を得たものの、時代とともに忘れられていた女性作家Eleanor Scottの作品11編。古代の儀式、カトリック信仰、自然の霊、錬金術、怪物など、怪奇小説の王道的なテーマが散りばめられ、M・R・ジェイムズ風の雰囲気を醸し出している。Randalls Roundオックスフォードの学生...

  9. 寂しくなる

    寂しくなる

    9月9日(金)朝からリモート会議で久しぶりの事務所作業。殆どの時間をメールの確認と書類整理と各所への連絡で費やされお昼もサンドイッチを食べながら。これからはもっと出張が増えそうで大変。ようやく仕事が落ち着いた夕方。あ!今日はQを見に行く日だ。慌てて飛び出したら思いのほか早く着いてしまう。でも座席は満杯!私の席はあるのか?いつもの出入り口付近に補助席を出してもらって見る。ちょっと舞台が遠い。珍...

  10. 兎の島

    兎の島

    川の中洲で共食いを繰り返す異常繁殖した白兎たち、耳から生えてきた肢に身体を乗っ取られた作家、レストランで供される怪しい肉料理と太古の絶滅動物の目撃譚、死んだ母親から届いたフェイスブックの友達申請――。現代スペインのホラー作家による怪奇幻想短編11編を収録。国書刊行会の本はたいていそうだけど、装丁がものすごく凝っている。刳り抜きの穴が開いている箱から出すと、落ち着いた紫色に荒れ地のような風景が...

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