"恒岡章" の検索結果 862 件

  1. 岡ちゃんラーメン

    岡ちゃんラーメン

    関越がめちゃくちゃ混んでて珍しく携帯ナビも降りたほうが速いと出たんで見つけれたラーメン屋さんです

  2. 115系湘南色D-27出場

    115系湘南色D-27出場

    岡山115系D-27編成湘南色維持JR西日本の旧国鉄型電車(鋼製車両)は地域単位でご当地カラーの一色塗装とされます。しかし115系D編成の2本(D-26・D-27)については2017年の全検時に於いても単色化は回避され、更に今回の検査(D-27要検)でも湘南色での再塗装出場となりました。去る4月に出場のD-26要検に於いても湘南色を維持していますので今まで通り2編成の湘南色が楽しめることとな...

  3. 第二章11-⑤鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    第二章11-⑤鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    家に帰ると既に家じゅうの電気は消えていて、しいんと静まり返っていた。謠子は北向きの自室までの階段をそっと上がり、窓を少しだけ開けてまた煙草を吸った。隣の家の窓に人影が映るたび、カーテンの陰に隠れて体を小さくした。机の一番下の引き出しに大きな缶で出来た灰皿を隠し、深夜に吸った煙草の吸い殻をどんどんそこに投げ入れていたら、あっという間に缶はいっぱいになった。けれど、沢山の吸い殻を家のゴミに出す訳...

  4. 第二章11-④鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    第二章11-④鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    高校に入ってすぐに仲良くなったルカの家は、通っている私立高校のすぐ近くにあった。ルカには小学生の妹と弟が居て、お父さんは居なかった。学校が終わると、約束などしなくても自然と仲間たちがルカの家に集まって本人がまだ帰っていなくても、玄関先で「こんにちは!お邪魔します!」と声を掛けそのまま自由に2階の部屋に上がって、ルカの帰りを待ちながら屯たむろした。おばさんはいつもルカに気を遣っているような笑顔...

  5. 岡山駅と岡電

    岡山駅と岡電

    3日間の画像や提出されたレポートの整理で今日は過ごしました。課題を12本出したので評価も時間がかかります。駅前から後楽園とお城へ向かって「桃太郎大通り」が通っています。岡山駅と岡電です。路面電車は東山線と清輝橋線の2路線を運行。2路線合わせた路線距離は4.7km。これは全国を走る路面電車の中で最も短い走行距離。▼定宿では朝のバイキング朝食がつきます。朝食を並べるとヨーグルトと納豆を毎日食べて...

  6. 第二章11-③鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    第二章11-③鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    謠子の周りには、不思議と同じような境遇の友人が多かった。離婚してシングルマザーになっている家の子や離婚はしていないけれど、ほぼ別居状態で父親が帰ってこない家や一見何事も無く幸せそうな家族構成でも、何かしら屈折したところがあってそんな環境に反発している友人も多かった。先にそういう会話があって仲良くなるのではなく知り合ってしばらく経ってから、よくよく話してみると似ているのだ。無意識のうちに、お互...

  7. 第二章11-②鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    第二章11-②鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    父親は、謠子がこの壁の花を消そうとしたことの意味を考えることもなかった。父親が謠子の為に(勝手に)選んだ壁紙の花を夜な夜な消している娘の奇行にすっかり頭に血がのぼった父親の目には継母に対する当てつけの、ただの反抗期にしか映ってはいないのだ。でも、例え父親にその本当の理由を問いただされていたとしても謠子は今の気持ちを伝えることは出来なかっただろう。自分の気持ちが本当はどうなっているのか、謠子自...

  8. 第二章11-①鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    第二章11-①鍵と煙草~謠子16歳-小説【謠子】

    学校の授業が終わっても(真っ直ぐ家に帰りたくない)と思う日が多くなった。家に帰っても、どうせ北向きの部屋の窓から見えるのは隣の家の白い壁だけでオレンジ色に沈む夕日も遠くの山も見えない。それに手紙の一件があってから、自分の部屋に居てもどこか落ち着けない日々が続きズカズカと土足で踏み荒らされたままの心がいつまでもこの部屋の居心地を悪くしていた。壁の陰気な朱色の花柄が目について、気分まで鬱々と落ち...

  9. 第二章10-⑥秘密の日課と出せなかった手紙~謠子15歳-小説【謠子】

    第二章10-⑥秘密の日課と出せなかった手紙~謠子15歳-小説【謠子】

    継母が謠子の部屋に勝手に入り、引き出しまで開けて手紙を見つけたという事実にもそれをまるで当然のことのように、気にも留めていないふたりにも、父親が普段は"ママ"と甘ったるい呼び方をしているのにこういう時にだけその呼び名が"お母さん"になっていることにもぞっとした。「どういうつもりだ?こんな手紙書いて!」「こんなもの読んだらお兄ちゃんがなんて思うか!心配するだろう!」(そっちこそ、ひとの引き出し...

  10. 第二章10-⑤秘密の日課と出せなかった手紙~謠子15歳-小説【謠子】

    第二章10-⑤秘密の日課と出せなかった手紙~謠子15歳-小説【謠子】

    ショックと怒りをどうにも鎮められず、かといって何処にもぶつけることも出来ずに今は1000km以上も遠く離れて暮らす、謠子の心情を唯一話すことの出来る兄に向けて手紙を書いた。「"ママ"が明らかな悪意を持って妹のユカに接している。自分の本当の娘であるカコちゃんと差別をして叱っている」感情に任せて書き終えた手紙を実際には送ることが出来ないまま謠子は自分の部屋の机の引き出しに仕舞っておいた。思いの丈...

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