エキサイトブログ

乳ガンになりました56 放射線治療開始！

さて、放射線治療初日です。朝から寒くて、首にストールぐるぐるに巻いて行ってきました。好奇心でワックワクです。うっかり早く着いてしまいましたが、放射線治療室の受付に行くと待たされる事なくすぐに着替え室に案内されました。放射線治療の時は上だけ治療着を着ます。放射線の先生の診察あるのかと思いきや、どうやらないらしい。照射箇所はすでに決まってる、って事なのね。しかし、放射線治療室の看護師さんも技師さ...

乳ガンになりました55 放射線治療とホルモン療法

今日は腫瘍内科医診察と放射線医面談でした。血液検査の結果に時間がかかる事を忘れて腫瘍内科の先生の予約時間に結果が間に合わなかったため、先に放射線医の面談となりました。先に問診票を書いてから検査着に上だけ着替えます。名前を呼ばれて行ってみるとあの（痛い）センチネルリンパ節の検査の注射をしてくれた先生でした。まず、今までの経過を、となったのですが主治医からも申し送りの文章が私がリンパ節郭清を希...

技師日記【４】

技師日記【４】久々の技師日記。業務の中で、色々な患者様の対応をしてきたが、印象に残った人々を思い返す記事、だったような。●エリート少年８才くらいだったと思う。小学校低学年の少年が、頭痛だかなんだかでCTの検査となった。「子供か、、、」皆さんご存じだと思うが、CTは痛くも痒くもない検査である。頭の検査なら尚更、息止めもないので、本当に寝てるだけ。が、所詮は子供。巨大な真空管がビュンビュン回る音...

腸重積に対するポイントオブケア超音波の診断正確性：対になった診断検査の多施設非劣性研究

・研究の目的として、経験豊富な臨床超音波技師によるポイントオブケア超音波(POCUS)の診断正確性を、放射線学的か外科的に整復が必要な腸重積と定義した臨床的に重大な腸重積の検出に対して、透視下でおこなった超音波(RADUS)とくらべて、検証しようとした。・我々がおこなったのは多施設非劣性観察研究で、便宜的なサンプルの対象としては、北米・中米・欧州・豪州における三次医療施設の救急部で治療された...

老朽原発を動かすな！

老朽原発を動かすな！原発の運用期間は設計段階から40年と決められていました。原子炉は高い放射線にさらされ続けます。そのことで鉄やコンクリートの性質も変わってしまうからです。ところが使われ始めてから40年たった今、その古い原発をもっと使おうという人たちが現れました。原発は安全のために余裕をもって作られているから、多少無理をして動かしても大丈夫だとさらに20年も動かそうとしているのです。長い間放...

質問箱の回答。【９問目】

質問箱の回答。【９問目】○質問今の職業を選ばなかったら、どんな職に就いてたと思いますか。もしくはなりたかった職業はどんなもんやねん。今俺は放射線技師という、一見まともそうな職業に就いているが、なりたいと思ったことは一度もない←俺ほど将来のことを考えずに生きてきた人間はいないだろう。そのくらい何も考えてなかったし、勉強もしてこなかった。中学は高校まで一貫の私立に進学したが、それも地元の小学校で...

技師日記【３】

技師日記【３】年号が変わった時、西暦と元号を変換できる計算方法、みたいなものが一瞬話題になりましたね。あれって当たり前っちゃ当たり前の話なんですが、普通の人は普段そこまで触れ合う事じゃないので、新鮮な情報に思えるのでしょう。というからには、お前は普段から慣れ親しんでるのかと詰められそうですが、その通りです。私（わたくし）放射線技師を始め、恐らく看護師、診療検査技師辺りの人が該当すると思います...

91．お絵かき医師の経過観察（2021年6月）

＊＊＊「乳がんとつきあう」の過去記事はこちら＊＊＊半年に1度のお絵かき医師の経過観察へ。いつものように問診と触診されて、異常なしと言われる5分診察。「そろそろ5年経つね」とお絵かき医師。4月にさばさば医師にも言われた。予定ではお絵かき医師の診察も次回で終わるとのこと。少しずつ一端のゴールが近づいている

技師日記【２】

技師日記【２】前回（←リンクあります）に引き続き、俺が体験した患者あるあるや、ちょっとアレな話。【外人さん】これはウンザリする、というのではなく、俺が体感するちょっと不思議な点。『ﾆﾎﾝｺﾞ、ﾎﾄﾝﾄﾞﾜｰｶﾘﾏｾｰﾝ』というレベルならもうどうしようも無いので良いのだが、聞く限りはかなり完璧にペラペラな外人さんなのに「息を吸って止める」というのが理解されないことが多々ある。診察の時とか、日本...

技師日記。【１】

技師日記。【１】放射線技師あるある。一個人の強烈な個性によって起こる事件（大袈裟）と、たまにちょこちょこいらっしゃる、パターン化したのとある。今日は中頻度で遭遇する、「ムムッ？」な患者様のお話。会話形式で、「」が俺、『』が患者様とします。【CT】「じゃあ、この後、息を吸って～とアナウンスが流れるんで、息止めお願いしますねー」『鼻から吸うんですか？口から吸うんですか？』逆に聞くが、どっちでどう...