"本願寺" の検索結果 54 件

  1. 「蓮如の時代と『念仏』⑧」

    「蓮如の時代と『念仏』⑧」

    ■■■第5章「(補足2)本願寺の歴史」★5-12「蓮如の時代と『念仏』⑧」■まとめ・・・蓮如の「念仏」とは何であったのか?長々と蓮如についてお話してきました。現在の本願寺教団にとって、蓮如という存在が名実共に親鸞さんと並んで重要な位置を占めていることは間違いありません。いや、実際のところは蓮如を通して親鸞さんが語られているわけですから、名実共に蓮如教団と言ってもよいのかもしれません。近年本願...

  2. 築地本願寺寸景

    築地本願寺寸景

    週末になる度に天気が悪く久々にこの前の日曜日に築地本願寺に撮影に出掛けた午後の本願寺はコロナの影響か閑散としていたそれとも仏教建築に興味はないのだろうかそういえば本願寺は2度目で1度目の時も朝早かったせいか寂しい雰囲気が漂っていたような気がする

  3. 東京漫ろ歩きⅨ

    東京漫ろ歩きⅨ

    東京オリンピック開催に向けてお台場海浜公園もあちこちで工事中でフェンスが張り巡らされており、残念ながら無駄足の感じが強かったです。コロナショックで今夏のオリンピック開催もどうなるのか定まらないようですが早く正常に戻ることを切に願うばかりです。例によってYouTubeです。さすがに大江戸温泉の先にある青梅南ふ頭公園には人影もなく寂寥感が漂っていました。

  4. 「蓮如の時代と『念仏』③」

    「蓮如の時代と『念仏』③」

    ■■■第5章「(補足2)本願寺の歴史」★5-8「蓮如の時代と『念仏』③」 ■本願寺の念仏理解の継承 覚如によって成立した本願寺が、念仏をどのように理解していたのか。そしてその念仏理解がその後、本願寺における念仏理解の伝統として今日に続いているといことを、★5-5の終わりにお話しました。蓮如における念仏理解も、その流れの中のひとコマとして位置づけることができます。言うまでもありませんが、時代(...

  5. 「蓮如の時代と『念仏』①」

    「蓮如の時代と『念仏』①」

    ■■■第5章「(補足2)本願寺の歴史」★5-6「蓮如の時代と『念仏』①」 ■本願寺中興の祖 前回まで、覚如による本願寺の成立と、そのときの念仏理解についてお話しました。今回から少し時代が下って、本願寺8代目(覚如が、親鸞さんを1代目、如信を2代目、覚如を3代目と数えた言い方に倣います)の蓮如(れんにょ)についてお話したいと思います。蓮如は当時寂れていた本願寺を一気に大きくしたという意味で、「...

  6. 「死後の楽園」

    「死後の楽園」

    ■■■第5章「(補足2)本願寺の歴史」★5-5「死後の楽園」 ■死後の楽園 煩悩の本質を問えない念仏理解は、そのまま単純に、「だからアミダ仏のお目当てなのだ」という「救い」につながります。そしてその「救い」の中身は何かというと、死後の楽園へ間違いなく往けるという安心感でした。 ●「覚信房答へまうされていはく、『よろこびすでに近づけり、存ぜんこと一瞬に迫る。刹那のあひだたりといふとも、息のかよ...

  7. 「世俗との迎合、念仏の変質」

    「世俗との迎合、念仏の変質」

    ■■■第5章「(補足2)本願寺の歴史」★5-2「世俗との迎合、念仏の変質」■世俗との迎合前回本願寺の成立についてお話しました。親鸞さんのひ孫にあたる覚如が、唯善との留守職争いに勝ち、大谷廟堂を寺院にしたのが本願寺でした。そしてその争いのために両者が取った手段が、時の権力者から自分の権利を保証してもらう(安堵)ということでした。言ってみれば、本願寺という寺は世俗の権力者から公認される形で成立し...

  8. 「本願寺の成立」

    「本願寺の成立」

    ■■■第5章「(補足2)本願寺の歴史」★5-1「本願寺の成立」 ■この章の目的 この第5章では、「補足②」として「本願寺の歴史」についてお話いたします。現在京都市に、西本願寺と東本願寺という巨大な伽藍があります。浄土真宗本願寺派と真宗大谷派の本山(ほんざん)であり、いずれも親鸞さんをその開祖としています。親鸞さんはすでにお話してきましたように、生涯にわたり寺はもちろん自分自身の住居も持ちませ...

  9. 「国家神道を経て、今日の私たちへ②」

    「国家神道を経て、今日の私たちへ②」

    ■■■第4章「(補足1)神と仏」★4-13「国家神道を経て、今日の私たちへ②」 ■本願寺の対応 この講座では、親鸞さん以降の歴史については第5章でお話しますので、少し話が前後しますがお許しください。神と仏の問題についてだけ、ここで先に触れておきます。 ★4-11で本願寺が成立した時の神と仏の問題をお話しました。親鸞さんの神祇不拝という教えを捨て、本地垂迹という考えを導入して神祇信仰を受け入れ...

  10. 「本願寺、神祇信仰の受け入れ」

    「本願寺、神祇信仰の受け入れ」

    ■■■第4章「(補足1)神と仏」★4-11「本願寺、神祇信仰の受け入れ」■本願寺の成立 前回まで、神と仏についての親鸞さんの受け止め方をお話してきましたが、今回は親鸞さん亡き後、それがどうなったかというお話です。本願寺の歴史については第5章で詳しくお話しますので、ここでは本願寺の成立とともに、神と仏の理解がどう変ったのかということだけお話します。とは言うものの、それまでのことも少しだけお話し...

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