エキサイトブログ

予定と違う

SmAからSmCへ転移して、ドメイン内で傾き方向が違う領域が出現する写真を撮ろうと思った。どうせ写真にするならランダムに並んだドメインより均一配向の方が見栄えがよいかなと思ってポリイミドを塗ってラビングした基板を用意した。これ、SmA相。なかなか良く並んでいる。降温するとSmCにした。確かに、組織が変化して転移したらしいことは分かるのだけれども、分子はラビング方向を向いたままの感じだ。さらに...

8OCB謎すぎる

しばらく前のエントリーで出した８OCB、まずは室温での結晶データを調べると、46℃-Cry2－51℃-Cry1-54.5℃-SmA-67℃-N-80℃-Isoとなっていたので、とりあえず50℃ぐらいにしてみた。なんとなく溶けてきている。そのまま保持すると、気泡が丸くなってきた。空気界面が丸くなるということは、かなり柔らかい液晶相だ。倍率を上げてみると、ドメイン方向が消光方向で、なんか、SmA...

警察組織の警察監察

こんばんは。警察四郎です。今、某TV局で監察に関するドラマを放映しているようですが、今日は監察官についてお話しします。監察課は警務部に属し、職員の非違事案（不祥事のことを警察ではこう呼びます）の捜査、調査や取り調べ、懲戒処分等の検討の他、表彰関係の仕事もしています。監察官と呼ばれるのは、警視の階級にある警察官で、上席監察官や首席監察官になると警視正が就任します。（通常、○○官という役職は警視...

どうしても価値観の合わない人は去ってもらうことです！

私は個性は尊重すべきだとは思いますが、価値観が極端に合わない人はその組織にはいないほうがいいだろうと思います。 ～高原豪久氏の言葉～=======================================【本文】 ■どうしても価値観の合わない人は去ってもらうことです！■ 立憲主党はもはや冬の時代に突入した感じがしてならない。 その他の野党も自民党にすり寄っているから真の...

特に販売部門の組織は「逆ピラミッド」で考える時代です！

実際にお客様に商品の価値を伝えるのはあなたたちです。社長も副社長もあなたたちがお客様に価値を伝えるための準備をしているに過ぎない。 ～前田新造氏の言葉～====================================== 【本文】 ■特に販売部門の組織は「逆ピラミッド」で考える時代です！■ 丸井の創業者である青山忠治氏は「小売では一番多く売った人が一番偉い」と言われた。...

続：郵便局の「裏組織」

2021/12/01「郵便局の「裏組織」」ちょっと前の朝日新聞の連載なんですが、その続編らしきものです。意図は不明ですが、”裏組織”となっていません。なので、代わりに私が「続：郵便局の「裏組織」」としました。株式が公開されていて、しかもその株主が政府である民間会社に”裏組織”が存続し続けていて、しかも不正な行為を続けていることがが驚きです。記者も記事にするだけではなく、きっちり摘発したほうが...

8OCB 等方相からSmA、結晶

等方相からN相の出現N相だけれどもグダグダのマーブル組織。界面での分子配向が残っているので等方相から降温しても滑らかな組織にならない。SmA相へ転移し始めているSmA相。昇温時のSmA相とはことなり、扇状組織となっている。室温まで降温して結晶となったもの。

8OCB ネマチックから等方相

8OCBのマーブル組織としか言いようがないもの。温度を上げると複屈折が小さくなり偏光色が変化する。今回は一方から溶けている。使ったホットステージ、温度が均一ではないようだ。等方相との境界あたりで色調変化が激しいのは、N相の厚みが変わっているのか、複屈折が急激に小さくなっているのかは分からない。

SmAからN相

前のエントリーからの昇温。SmA相相変わらずグダグダでSmAとは思えない組織だけれども、丸い気泡の右下はSmAの扇状組織になっている。この気泡左上へと動いていく動いた後を見ると扇状組織が大きくなっている。左下に気泡があって、同じななめ左上に動いていくでも、この気泡の通った後は組織に変化が見られない。これは既にN相に転移していたため。これはN相。最初のSmA相同様のグダグダの組織。あえて言うな...

結晶相からの融解

これは結晶状態。粉末試料を2枚のスライドガラスで挟んでいる。ガラス表面は分子が基板に水平になるであろう処理をしている。温度を上げていくと片方の界面から溶け始めて溶けたところが明るく広がる。これは、ホットプレート状のステージを使っているため。多くの物質だと溶ければ複屈折じゃなくなるのだけれど、これは8OCBとして知られる物質で、SmA相へ転移している。さらに昇温して、全面がSmA相になっている...