"鳩山由紀夫" の検索結果 225 件

  1. 三島「サーカス」の怪・その2

    三島「サーカス」の怪・その2

    続きです。「サーカス」の冒頭に、団長の過去の記述がある。彼はむかし大興安嶺に派遣されていた探偵の手下であった。R人の女間諜の家へ三人の若い探偵が踏み入った。地雷が爆発してその三人の若者と女間諜は爆死した。が、女間諜のスカートの切れ端と、一人の若者の帽子とが、一丁ほどはなれた罌粟(けし)の花畑に見出だされた。死んだ若者を、当時十八歳の団長は「先生」と呼んでいたものだった。間諜=スパイ=犬どうゆ...

  2. 三島「サーカス」の怪・その1

    三島「サーカス」の怪・その1

    「金閣寺」を書いたのは、源氏鶏太かもしれないと思った。それで、源氏鶏太の当時の作品を読んでみました。図書館の表の棚にはなくて、倉庫から出してもらいました。詳しくはこちら。「金閣寺」の犯人と同じ、舞鶴出身です。https://ja.wikipedia.org/wiki/源氏鶏太「金閣寺」については結論は保留にします。昭和33年の作品に「流氷」という短編がある。一人称で、講演で北海道に行った話で...

  3. 三島「軽王子と衣通姫」慶応ボーイは硬派?

    三島「軽王子と衣通姫」慶応ボーイは硬派?

    昭和22年の作です。22歳です。神話か何かに伝説があるらしい。これもね、びしーっと「源氏物語」が入っている。表では「胡蝶」「早蕨」「蜻蛉」「若菜」「幻」……。「裏源氏」の「花散里」=火山と度々書きましたが、この小説では「温泉」として出している。神話の時代に「温泉」でイチャイチャというワザとらしさ。この話は単に伝説の物語をなぞっただけなのか。そんなハズはない。タイトルに戻ります。「軽王子」は「...

  4. 澁澤龍彦の記憶

    澁澤龍彦の記憶

    「澁澤龍彦の記憶」を読んだ。河出書房新社、菅野昭正編。以下、目次より抜粋。

  5. 三島「金閣寺」代筆だと思う

    三島「金閣寺」代筆だと思う

    と、また人聞きの悪いネタです。根拠は、スカシで「源氏物語」が入っているから。表でも「東屋」「柏木」「須磨明石」「かげろう」などが出て来ます。柏木=裏源氏では「火事」の意味です。読んだ人も多いでしょう。雷蔵主演で映画にもなりました。さてさて、最初、金閣寺の「美」について、なるほどと納得できる表現を期待したけど、適当にごまされた感じでした。これは作者も、金閣寺を「美しい」と思ってないだろうと感じ...

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