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和声学：総合

和声学：総合和声の世界は本質的に相対的なものであり、相対的な構造体系が和声学の分野に与えた主要な問題を考えてみることにしよう。その最大の問題点は、やはり和声学と歴史的存在との関係についてであろう。規則主義による規則禁則、およびそれを基盤としている、たとえば公理的方法による和声学と歴史的存在の捉え方は、現代における実在の検証的理論の出現によって基本的な自己矛盾の改変を求められた。それは、和声学...

和声学：総合

普遍的事象性和声学は急速に進歩している。和声学としての理論の成立する元となる事柄、とくに “ 冒頭の章 “で示したように、事象現象の存在概念についての包括的な論述を「和声学の基本」すなわち「和声学基礎論」という。むろん、一般的な現存在について私たちが知るすべての知識を駆使して把握しようとするのが基礎論であり、当然のことながら限られた知識で壮大な対象を相手にするという点で他の音楽理論とは異な...

和声学：総合

和声の世界の探究では、ひとつの「なぜ」を説明すると、必ずといっていいほどその前後の「なぜ」が新しくあらわれ出る。新しい「なぜ」は１つとは限らない。結局、こういったさまざまな段階の「なぜ」を吟味することが「和声学基礎論」に求められた課題であろう。そうして最後の「なぜ」に対し明確な答えが出せるか否かが問題となる。たとえば、「古典派和声」から出発して「その前（バロック和声）は」、「その後（ロマン派...

和声学：総合

学術分野の転換期には、昔から、未来についての多くの予測が語られてきたが、たいていは、空想的な未来予測であった。いまこのときも和声学にとっては大きな転換期であり、人々の未来志向が高まっているが、分析と総合の発展がもたらした実証的研究など、各種の資料分析技術の高能力化と原初的存在との連関能力は、仮説的構想とは異なった現実的な未来予測の確かな可能性への道筋を開いた。それは観念的な思考選択よりも効用...

和声学：総合

和声とは規則禁則的な概念規定ではなく１つの総称である。この総称のなかにどのような概念が含まれているかをよく考察しない限り、和声学の根幹的な理論体系を見出すことはできない。ルールは限られた概念のことであり、こうした概念規定のために現代の音楽文化社会において人々の享受する歴史的・実践的実在が例外と判断されるとき、論理学的困難を提示する。例を挙げるなら、ひとつの進行や関数に依存する限定は、大作曲家...

達人会初稽古2020

昨日、総合武術達人会の初稽古を行いました。この令和という時代を、そしてこれからの運命を切り開いて行くために、それぞれが強き想いを心に秘め、その想いを次なる世界へと進むための原動力として、自分自身の魂を強く揺さぶり、大きく活性化させた魂の光を剣へと宿し、その剣をこれからの未来を切り開くための聖なる力へと変えて、そして一つ一つその力をしっかりと感じ取り、自分の中で十分に確かめ、深く深く味わいなが...

新年のご挨拶2020

新年明けましておめでとうございます。2019年を終え2020年を迎える事となりました。2019年を振り返ってみると去年は「霊」の年だったのではないかと思います。2019年は平成の時代の終わり、そして令和という日本の新しい時代の始まりとなる大きな運命の流れの中で、その影響を強く受け、総合武術達人会の運命も大きく動いたように感じています。そして令和に入ってから数ヶ月後の2019年9月には奈良への...

第40回（一社）愛知県鍼灸師会理事会、豊田地域医療センター総合診療科 医師・鍼灸師 寺澤先生意見交換会が開催され、出席いたしました。

第40回（一社）愛知県鍼灸師会理事会、豊田地域医療センター総合診療科 医師・鍼灸師 寺澤先生意見交換会が開催され、出席いたしました。各職務報告事項ならびに決議事項について協議が行われました。協議することが盛沢山でした。今回は、寺澤先生による医師と鍼灸師との医療連携についてご講演いただきました。今後ますます医療連携が、必要になってきております。本会賛助会員であるGINZA-JIRIN鍼灸治療院...

第31回名大総診統合ヘルスケア外来研究会（研究後第16回）に、出席いたしました。

第31回名大総診統合ヘルスケア外来研究会（研究後第16回）に、出席いたしました。今回も、名古屋大学総合診療科統合ヘルスケアチームでのRTDが行われました。また、各専門家同士での情報共有は、多くの学びとなっております。2019年1月20日（日）名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて

『鍼灸柔整新聞1086号（平成30年12月10日号）』に、第14回 公益社団法人 日本鍼灸師会 全国大会in沖縄の記事が掲載されました。

『鍼灸柔整新聞1086号（平成30年12月10日号）』に、第14回 公益社団法人 日本鍼灸師会 全国大会in沖縄の記事が掲載されました。東京オリンピック・パラリンピック委員会講座にて、名古屋大学総合診療科統合ヘルスケアチームとして「名古屋大学総合診療科統合ヘルスケアチームにおける統合医療の研究及び実践〜鍼灸師に求められる医療連携〜」と題して講師を務めさせていただきました