"出川哲郎" の検索結果 70 件

  1. ニコ生の果たした大きな役割

    ニコ生の果たした大きな役割

    「見る将」というファン層を開拓したのは間違いなくニコニコ生放送(ニコ生)の力だろう。将棋の対局を生中継することによって、プロの将棋の凄さ・面白さを伝え、将棋を指さないけれども「将棋を見るのが楽しい」という新たなファン層を広範囲に開拓したのである。そのニコ生が、放送10周年を記念して、再放送企画「あの名局をもう一度」をこの4月24日より実施している。再放送してほしいニコ生アンケートで将棋ジャン...

  2. 勝負術の応酬!

    勝負術の応酬!

    渡辺明棋王(三冠)に糸谷八段が挑戦する第46期棋王戦第三局は実に面白い勝負術の応酬であった。糸谷八段を応援しながら見ていたものとしては、序盤早々から終始不利な展開の上、最終的に敗北したので大変残念であったが、対局そのものは、実に面白かった。人間同士の、しかも、勝負術を駆使した闘いであり、その意味ではこの二人はうってつけの役者である。挑戦者糸谷哲郎八段は後手番ゆえ、得意の「一手損角替わり」が予...

  3. 中村修九段の遊び心とファンサービス

    中村修九段の遊び心とファンサービス

    渡辺明棋王(三冠)に挑む糸谷哲郎八段の先勝で迎えた棋王戦5番勝負の第2局。戦型は角換わり。初手から互いに飛車先を突き合い、先手糸谷八段が1筋の歩を5段目まで伸ばしたが、これを逆用して、渡辺棋王がうまく差し回して勝利した。1筋を伸ばした先手が有利かと思いきやそうでないところに将棋の難しさがある上、のちの感想戦で聞くと、渡辺棋王の研究だというのであるからさらに驚く。「早見え・早指し」の糸谷八段が...

  4. 藤井二冠の退学

    藤井二冠の退学

    17日の報道で驚いたのは、藤井聡太二冠が、3月の卒業を前に名古屋大学教育学部付属高校を1月で自主退学していたということだ。1月なら、卒業までもう少しではないか。外野席からは卒業まであと少しなのに残念だと思うが日本将棋連盟によると、藤井二冠は去年秋ごろに退学の意思を固め、高校と数回に渡って話し合いをしたうえで、先月末、高校に退学届を出したという。本人が決めたのが昨秋!振り返ると、王将リーグ、順...

  5. カタクリ家の幸福

    カタクリ家の幸福

    【あらすじ】長年勤めていたデパートをリストラされ、 「もうじきここに、大きな道路ができる」という友人の言葉を信じたカタクリマサオ氏(沢田研二)は、妻テルエ(松坂慶子)・息子シンジ(武田真治)・娘シズエ(西田尚美)と彼女の娘ユリエ・祖父ニヘイ(丹波哲郎)の家族6人で、ペンション『白い恋人たち』を始めた。が、人里離れた山奥の小さな一軒家で、待てど暮らせど客は来ない。ある日ついにやって来た最初の客...

  6. ダニー、先勝!

    ダニー、先勝!

    渡辺明棋王に糸谷哲郎八段が挑戦する第46期棋王戦5番勝負の第1局は128手で後手の糸谷八段が先勝した。Abemaテレビをつけっぱなしにしていたが、いやあ面白い。戦型は、糸谷八段得意の一手損角替わりかと思ったが、何と、雁木を選択。そして中盤まで居玉のままであり、解説郷田真隆九段が「アマチュアの方は真似をしないように」という言葉を何度繰り返したことか。AI評価は終盤の入口までずっと渡辺棋王優位。...

  7. 「将棋世界」あれこれ

    「将棋世界」あれこれ

    31日、将棋プレミアム放映で王将戦第3局2日目をかけながら、同じく送られてきた「将棋世界」最新号(3月号)を読む。王将戦は渡辺明三冠の勝利で、いや、もう防衛は間違いないだろう。「将棋世界」のトップ記事は表紙にもなっている豊島将之竜王のインタビューである。インタビューのタイトル通り4強の他の3人とは「紙一重の差」であり、それを超える彼の努力・意気込みがうかがえ頼もしい(彼の人柄が出て、表現自体...

  8. ほぼとほぼほぼ

    ほぼとほぼほぼ

    ニコ生は大晦日に将棋特番を行う。2020年の大晦日は「将棋ライバルズ」と称して関西の実力者の登場。出演者が山崎隆之八段、豊島将之竜王、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、千田翔太七段、都成竜馬六段の6名なのである。顔ぶれを見ただけでも凄いが、途中、藤井二冠独占インタビューを挟んで、約10時間にわたるという豪華番組である。対局、対談、DJダニーなど色々な組み合わせや見所が多すぎるうえ、非常に面白い。どれ...

  9. 怪物登場!

    怪物登場!

    第46期棋王戦挑戦者決定戦2番勝負で、糸谷哲郎八段が広瀬章人八段に2連勝し、見事に渡辺明棋王への挑戦権を獲得した。いやあ見事としか言いようがない。糸谷八段がエンジン全開であることは、12月18日付のブログに書いたとおりである。見ていてわかる。しかも週刊文春最新号でも「糸谷哲郎八段が語る藤井時代の注目棋士たち」としてイの一番に豊島将之竜王を上げていた。「ファン目線で」と断りを入れているが、それ...

  10. エンジン全開、糸谷八段

    エンジン全開、糸谷八段

    渡辺明棋王(三冠)への挑戦権を争う第46期棋王戦挑戦者決定戦は18日、先手の糸谷哲郎八段が123手で本戦優勝者の広瀬章人八段を破った。Abemaテレビをボォっとをつけておいたのだが、AI評価値がほぼ5分の時でも、私は糸谷八段の調子がいいのではないかと思った。それは糸谷八段の動き回る姿を見たからである。間違いなく調子いい!無論、彼はいつの場合も動き回る。しかし、彼の動きは、例えば、起き上がると...

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