"炭焼き" の検索結果 123 件

  1. 人を繋げ、地域の伝統を繋げてゆく

    人を繋げ、地域の伝統を繋げてゆく

    昨日から一転、朝から冷たい雨。雨が止まないので、午前中のウォーキングは休んで、頂いた手紙の返事を書く。手紙(eメールでなく)を頂いた方は、80代半ばの男性Nさん。私の所属するボランティア・クラブが毎年行っている炭焼きは、会員の大半がそれまで所属したクラブから引き継いだもの。活動拠点にしている公園が、この地域でかっては大変盛んであったが、時代の変化とともに絶えようとしていた菊炭を焼く技術を残す...

  2. 江戸から未来へ

    江戸から未来へ

    「美郷町備長炭製炭技術保存会の備長炭製炭」が宮崎県の無形民俗文化財に指定されます。来週、町のプレスリリースがあるみたいです。「キャッチコピー考えた。江戸から未来へってどう?」と夫。前の世代からのバトンを受け継いでいることを、ベテランさんとの会話や、山に残るキンマ道や炭窯跡などから実感できるところが、炭焼きの仕事の魅力のひとつだと思います。受け取ったバトンを、次の世代へより良いかたちで渡したい...

  3. 火上げ中

    火上げ中

    焚火好きの夫が炎に見とれている・・わけではなく火上げ中です。炎が途切れないように見張っているらしいです。真剣です。このように炭窯下部に小窯と呼ばれる焚口があるのは、とても珍しいのです。和歌山でも高知でも、クチカケ下部(窯出しのときに開ける部分)で焚きます。宮崎県でも、私たちの住む宇納間地区以外では、クチカケ下部一門です。ウバメガシ(和歌山と高知の備長炭の材料)と比べ、アラカシ(宮崎県の備長炭...

  4. ネットショップへの道

    ネットショップへの道

    この数日天気が悪かったので、山仕事に行けない夫は家でネットショップ開設のため、苦闘していた。まず、わたしがネットショップにはどんな種類があるかを調べ、BASEかSTORESの無料のサービスを利用しよう、と提案した。わたしたちは月商50万円とか100万円とかを目指しているわけではなく、細々やれればいいかなと思っているだけなので、有料サービスを使うと経費の面で合わない。また、有料サービスだと、デ...

  5. 2/20,21 ありのままの自分に出会う炭焼き講座

    2/20,21 ありのままの自分に出会う炭焼き講座

    2/20,21 ありのままの自分に出会う炭焼き講座 ドラム缶窯を用いて、炭焼きをします。炭材は、クヌギ、ヒノキ、スギ、モウソウチク。木酢液の採取もします。窯止めのときに、「真っ赤にやけた小宇宙に流れ星」を見られるかもしれません。炭焼きには、「動」と「静」の時間があります。「静」の時間には焚き火を囲んでゆっくりと語りあいましょう。平素の感覚と異なる時間が過ぎていきます。炭が焼ける時間の流れを味...

  6. 炭焼きロスか・・・

    炭焼きロスか・・・

    伐採を始めてから3か月間を費やした炭焼きを終えた。窯を閉めた。今までで最高の菊炭が焼けてしまった。ここまで来るのに10年、次なる課題を何にしようか。なんとなく気が抜けた。「炭焼きロス」ともいえる喪失感か・・・。今宵の曲、「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」の「Don't Miss You at All」。かの「デューク・エリントン/Duke Ellington」の曲、「メラ...

  7. 炭焼きは終わったが・・・

    炭焼きは終わったが・・・

    ずらっと並んだ菊炭。第2回目の「炭出し(窯出し)」を終え、やっと今年度の炭焼きが終わった。去年の11月の窯木の伐採から始まり、約3か月に及んだ炭焼きがやっと終わった。太閤秀吉の時代からこの地域で盛んだった炭焼き。とりわけこの地域で産する菊炭は、「一庫炭」、「池田炭」などと呼ばれ、「一は一庫、二は佐倉」と呼ばれ、最高級の「黒炭」として茶の湯で今でも重用されている。そんなかっての里山の姿や炭焼き...

  8. 窯くべ

    窯くべ

    この投稿をInstagramで見る 日向の国の備長炭 奥井製炭所(@hyugabinchotan)がシェアした投稿 日足が長くなっているのが実感できるようになった。朝晩は冷え込んでも、日中の日差しには温かみが感じられる。梅も咲き始めたし、沈丁花のつぼみも見つけた。初春の歓びとはこのことだなあ、やっぱり旧暦のほうが季節を実感できるなあ、これからは寒いばっ...

  9. 窯出し

    窯出し

    この投稿をInstagramで見る 日向の国の備長炭 奥井製炭所(@hyugabinchotan)がシェアした投稿 夫は5時から窯を出し始めた。わたしはお弁当の支度をしてから、福ちゃんと一緒に炭窯に出かけた。8時過ぎだった。窯の出し始めは、ほんの手前の、酸素がよくあたっている場所しかネラシがきいていないので、少しずつしか出せないし、一度出してから次に出...

  10. 炭焼きの色

    炭焼きの色

    今日は炭焼きの工程で最も大事な日、「くどさし」を行う日。いままでじっくり焼いてきたが、今日は朝から空気調整口を一杯に開け、空気を送り込み、急速に温度を上げ、水分や含有物を熱分解し、一気に外へ排出する。これを「練らし、精錬(ねらし)」と呼んでいる。「練らし」によって、炭化が終わりに近づいたら、窯を完全に空気から遮断する「くどさし」をおこなう。あとは10日後に、炭を取り出す「炭出し、窯出し」を残...

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