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童話かえるのけっこんしき22

「皆、気をつけてね。とくにヘビがきたら丸のみされるからにげてね」「ママ、丸のみってなあに、ヘビもしらないよう」「ヘビって、長ーいのよ。模様があっててね。アオダイショウとか、中には白と黒のもようの長ーいヘビだったり。くねくねと、地面をはってるの。カエルにとっては天敵だからね」「へえ～長いものはこわいんだね」むじゃきにママのいうことをきいている子供たち。１ぴき、１ぴきと、ぴょんぴょんはねがら、ケ...

童話かえるのけっこんしき２０

＊昨日、朝から早くに記事を書きましたが、なぜか夕方までアップされていませんでした。原因はわかりません。驚いて、夕方アップしようと何回かやりなおしたら、やっとアップされました。「ただいまぁ～カノンちゃん」「・・・・・・」「おや、どうしたの？」「どうもこうもないわよ。私をほうっておいて、どこへいってたの？」「どこって・・・毎日子供をみにいくだけだよ。だまってでかけてわるかったのかな？」「何いって...

童話かえるのけっこんしき１８

赤ちゃんが無事生まれてよかった！これからはいそがしくなりそうだ。毎日、見回りにこなくちゃあ。いやぁ～ぼくのこの日は最高の日になりました。あわあわの中に、たくさんのタマゴはぴかぴかに光ってきれいだったよ。新しい命ってすごいね。カンゲキしたよ。ぼくの夢？誰も知らないと思うけど、一応言っとくよ。ぼくの子供がたくさん生まれたら、一しょにキャベツ畑に遠足にいくことです。平凡な夢と思うけれど、いいんだ。...

童話かえるのけっこんしき１６

探してもカノンちゃんはいなかった。どこへいったのか？もう一度表に行って見直していたら、そこには信じられないものが・・！ヘビ、蛇じゃないか。しかもお腹がおおきいよ。（まさか・・・？）今度はゴン２よりこわいよ。上目づかいでチロ、チロ、見るけれど、こちらものんきにしている場合じゃないよ。にげなくちゃあ。すたこらさっさ。裏口からにげだした。ぼくはきっと、真っ青になって（もともとあおいけれどね）逃げて...

童話かえるのけっこんしき１６

ウシガエルは昼は眠っているのか、夕方になると啼き声が段々と大きくなってきます。ぼくはなるべく、あたりさわりのないように、近づかないようにしています。でもいらない想像はしてしまいます。もしかしてゴン２のお嫁さんが来て、子供が生まれてこの沼が一面ウシガエルでいっぱいになったらどうしよう。沼もあふれるかもしれない。でも予想はあたりました。小さな沼に（ぼくにとってはおおきいけれど）ウシガエルの大きめ...

童話かえるのけっこんしき

リカおばさんの強気のことばに少し安心して、案外つきあってみればこわい事もないかもしれない。と思えるようになりました。「あなたたちは、ここに先に住んでいたのだから、何もえんりょしなてもいいよ。堂々としていればいいのよ」「ありがとう、おばさん」リカおばさんは、こうして世話ずきでいつも近所をまわってくれているのでした。それからじきにリカおばさんは帰りました。「ちょっと安心したね、カノンちゃん」「そ...

童話かえるのけっこんしき１３

しばらくはたのしいくらしが続きました。ある日のことでした。表がなんとなくさわがしいので、ケロンはでてみました。すると・・・。ぼくはカエルが沢山あつまっているカノンちゃんの実家へいくと。「あっ、ケロンじゃないか。これはケロンのママじゃないの？」まさか？と思ってみてみると、それは確かにケロンのっママです！「ママ、一体どうしたの？」そこには、カエルの救援隊（きゅうえんたい）にかこまれていて、ぐった...

童話かえるのけっこんしき１０

お姉ちゃんは、送っていくといったけれど、ぼくは一人（一匹）で大丈夫だ。ぼくは、男の子だも～ん、といってしまったが・・・。今度は川の流れにさからって、進まなければならないのだ。いきはよいよい、帰りは大変そうだ。皆に川までおくってもらった。そして、ルンルン気分でさよならしたけれど・・・。ぼくは、思いしらされた。自分が小さいので、川の流れにさからって泳ぐなんてできないよ。しばらくはいけたけれど、皆...

更なる深化も楽しみ＾－＾！「北広島かえるキャンプ場」に行ってきました～

ここ数年の札幌市内及び近郊のキャンプ場オープンラッシュは凄まじいものがありますが、個人的に好きな北広島・恵庭エリアに7月1日、新たに「北広島かえるキャンプ場」がオープン！！札幌から約40分ほどの近さでノンビリ空気が流れ、緑に囲まれたフィールドを訪れました！オートサイト、フリーサイトはもちろんペットもウエルカム＾－＾のドッグランサイトを抱え、ここの目玉の一つ「キャンピングトレーラー」がこれだ！...

童話かえるのけっこんしき９

「どう？ケロン、大丈夫？」その声は本当にお姉ちゃんだ。「ここはどこ？天国なの？」「ケロン、何いってるのよ。しっかりして」お姉ちゃんはそれにしても、ケイサツの服なんだけれど。ぼくはわけがわからないよ。「ケロン、びっくりでしょ。私もおどろいたわ。ケロンがこんなに遠い所にくるなんて、私は子どもたちが大きくなったからここで働いているのよ」「働いている？」「そうそう、もう少しはじっとしていていなさいね...