エキサイトブログ

大晦日

今年も様々な人と出会い、フィールドでは大変お世話になりました。また、当ブログに訪問頂き、誠にありがとうございます🙇🏻‍♂️来年もどうぞよろしくお願い致します。皆様、良いお年をお迎えください。今年最後の更新は、何回も通った狗鷲撮影から印象に残るショットを⤴️興奮の三ツ星ノートリ‼️下界からのお狗様（トリミングしています）紅葉狗鷲（トリミングしてい...

信州のイヌワシ

伊吹山のイヌワシが幼鳥を引き連れて飛ぶようになった頃、信州のイヌワシも姿を見せてくれた。イヌワシは稜線の向こうから浮き上がり、空抜けの樹上に舞い降りた。どこから見上げても首から下が見えないが、まったりと羽繕いしてくれた。頭上からの光で、飛び立ったとしてもおなか側は真っ黒になってしまうとはわかっていても、今か今かと飛び立ちを待った。イヌワシ（犬鷲 Golden eagle） 一昨年は、幼鳥...

イヌワシ・・・⑥ イヌワシのディスプレイフライト

10月下旬になると、イヌワシは新たな繁殖期に向かってディスプレイフライトを始めていた。「誇示飛翔」「示威飛翔」とも言われるディスプレイフライトは、外敵に対してや若鳥に対しても行われるが、求愛期に入るこの時期は特別な意味を持つ。他のオスに対しては「なわばり宣言」や威嚇の意味だが、メスに対しては求愛の愛情表現になる。ディスプレイフライトにはいくつかの象徴的な飛翔があり、求愛の相手との距離を一定に...

イヌワシ・・・⑤親鳥と幼鳥

8月から10月と伊吹山と北信に4度ほどイヌワシを見に行ったが、イヌワシはペアで飛翔することが多かった。巣立ち直後ということや、一方が獲物を追いだし他方が仕留めるといった狩りを得意とする面もある有るからだろうし、また、新たな繁殖期を迎えるからという面もあるのだろう。立ち上る霧の中から、イヌワシのペアが現れた。イヌワシペア（犬鷲 Golden eagle） イヌワシ幼鳥はしきりに鳴き、親鳥を呼...

イヌワシ・・・③ 成鳥

イヌワシの撮影は難しい。生息域が山岳地帯で、岩棚などに営巣し行動半径は最大100Kmにも上ることから、出会えるチャンスはめったにな い。伊吹山は比較的に出会いの機会が多いとはいえ、いい写真をものにするには最高の機材をそろえて、連泊し何度も通 ってということになる。300mmや400mm程度のレンズでは、相当の強運でも無い限り豆粒量産になってしまう。500mmに１.4倍テレコンの７００mmで撮...

イヌワシ・・・③ 幼鳥に出会う

親鳥の後を追飛していた幼鳥＝三つ星が、疲れたのか眼下の50mほど先の岩に降りてくれた。急いで三脚を一脚状態にし身を乗り出して谷を覗けば、順光の岩にのって一休み。かつて無い幸運に身震いした。幼鳥は、周囲を珍しげに見回し・・・しばらく休憩。イヌワシ幼鳥＝三つ星 （犬鷲 Golden eagle） 飛び立つ瞬間を狙って、５秒・・１０秒・・１５秒・・・、のぞき込む一脚状態の三脚が揺れる。飛び立つ直...

イヌワシ・・・② 幼鳥に出会う

イヌワシの幼鳥は、両翼と尾羽の白斑が目立つことから「三つ星」と愛称されている。生態系の頂点に立つイヌワシは日本では、2004年の環境省希少猛禽類調査で最大650羽と推定され、2014年の日本イヌワシ研究会の報告では221つがい程度、これにつがいを形成していない放浪中の個体を加えて約500羽程度とされる。山岳地帯に時には100平方kmにもなる広大ななわばりを設け、その中で暮らしている。赤谷の森...

イヌワシ・・・① 幼鳥に出会う

8月のはじめにオオゴマシジミを撮りに行ったついでに、久しぶりに伊吹山に寄ってみた。日本百名山・花の百名山として有名な伊吹山は、イヌワシの撮影ポイントとしても貴重な山だ。しかし撮影となると、時季や天候・風向き・時間帯などでなかなか思うようにはいかない。遠く豆粒だったり逆光で真っ黒だったり・・・、目の前を滑空してもすべて同じ姿勢だったり、背景にピントを持っていかれたり・・・。自分の腕の悪さを痛感...

午後のイヌワシ

１１月6日午後撮影です7日はお立ち台での登場のみ8日は準備中に飛来でシャッターきれず午前中に撤収で遠征終了です来シーズンを楽しみにしてます

朝光の中

１１月6日午前9：３０頃朝の柔らかい光で撮影できました距離も眼も色もソコソコ・・