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森鷗外の『知恵袋』：『原則（自分の原則を持つこと）』

～森鷗外の『知恵袋』：『原則（自分の原則を持つこと）』～森鷗外の『知恵袋』小堀桂一郎著者：森鷗外訳・解説：小堀桂一郎発行：講談社20０4.7.20第30刷発行≪森鷗外の『知恵袋』：『原則（自分の原則を持つこと）』≫（第一章交際の心得一般について）より人間は自分自身を律すべき掟を持ち、これを守らざるべからざること、先に述べた通りだ。此の自ら律する掟を「特操」とよぶが、これは、元来多くの原則を一...

森鷗外の『知恵袋』：『はたを引立つる事（周りの人をひき立てるという事）』

～森鷗外の『知恵袋』：『はたを引立つる事（周りの人をひき立てるという事）』～森鷗外の『知恵袋』小堀桂一郎著者：森鷗外訳・解説：小堀桂一郎発行：講談社20０4.7.20第30刷発行≪『はたを引立つる事（周りの人をひき立てるという事）』≫はたを引立てる、という表現がある。つまりパーティーなどの席上で、自分の傍に居る人に、その人の優れたる面をあらわすような機会を作ってやる。謂わば花を持たせてやるこ...

53年目のサンダンス・キッド川越スカラ座にて

亡き父は、しょっちゅう映画館に足を運ぶ映画好きだった。小さい頃からたくさんの映画を見に連れて行ってくれたが、創刊号からキネマ旬報を熟読していて、やれ構図がどうの、編集がどうのとか、当時の父の映画鑑賞は、『理屈をこねくりまわして見ている』ように感じた。そんな自分が、はじめて自ら父を誘って見に行った映画が、【明日に向かって撃てButch Cassidy and Sundance Kid】だった。...

森鷗外の『知恵袋』：『上交下交（交際の相手は慎重に選べ）』

～森鷗外の『知恵袋』：『上交下交（交際の相手は慎重に選べ）』～森鷗外の『知恵袋』小堀桂一郎著者：森鷗外訳・解説：小堀桂一郎発行：講談社20０4.7.20第30刷発行≪森鷗外の『知恵袋』：『上交下交（交際の相手は慎重に選べ）』≫交際相手には自分より優れたる人を求むべきか、自分より劣った者を選ぶべきか、自分より優れた人と交わるのは、自分が他人から何らかの得るところあるべき道である。自分より劣った...

森鷗外の『知恵袋』：『我上（自分のことだけを話題にするな）』

～森鷗外の『知恵袋』：『我上（自分のことだけを話題にするな）』～森鷗外の『知恵袋』小堀桂一郎著者：森鷗外訳・解説：小堀桂一郎発行：講談社20０4.7.20第30刷発行≪森鷗外の『知恵袋』：『我上（自分のことだけを話題にするな）』≫やたらに自分一身上の事を話題にするものではない。世間には自分の健康の事、自分の病気の症状、自分の家庭の内情、自分の職業の現状等のほかに持ち出すべき話題を知らないとい...

キネマ旬報主催の映画感想文コンクール

キネマ旬報主催の映画感想文コンクール✨2022年全国グランプリで、「ばあばは、だいじょうぶ」を観て書いてくれた小学校6年生の女の子が、高学年の部グランプリに決まったそうです㊗️今年に入って、なんと受賞のお知らせ4つめ✨全部私の受賞じゃなくて、生徒さんだったり読者さんだったりなんですけど、嬉しいな〜☺️表彰式はコロナ感染を考慮して、YouTubeでのライブ配信だそうです✨2/1（水）■19：0...

森鷗外の『知恵袋』：『人の答（人の返事は最期まで聴け）』

～森鷗外の『知恵袋』：『人の答（人の返事は最期まで聴け）』～森鷗外の『知恵袋』小堀桂一郎著者：森鷗外訳・解説：小堀桂一郎発行：講談社20０4.7.20第30刷発行≪森鷗外の『知恵袋』：『人の答（人の返事は最期まで聴け）』≫社交に慣れているいると見られている人々のうちにも、他人に物をたずねておきながら、相手がその答えに移らぬうちに、あるいは答えを言い終わらぬうちにまた別の事を言い出すような人が...

狂った野獣1976年キネマ旬報第15位」

狂った野獣[公式] 狂った野獣 - Wikipedia

森鷗外の『知恵袋』：『不躾（無礼な振舞）』

～森鷗外の『知恵袋』：『不躾（無礼な振舞）』～森鷗外の『知恵袋』小堀桂一郎著者：森鷗外訳・解説：小堀桂一郎発行：講談社20０4.7.20第30刷発行≪森鷗外の『知恵袋』：『不躾（無礼な振舞）』≫不躾という表現に当たる言葉遣いや振る舞いにはいろいろあって簡単に言い尽くすことはできないが、今は仮にそのニ、三を挙げてみよう。★人が何か話を始めたとき、全部言い終わるまで待たずに途中から言葉を挟んで相...

昨日購入した本♪

最近は基本、本は買わないで図書館で借りる事にしている。しかし、昨日の朝刊の広告にあったこの本は直ぐにでも読みたくなって購入した。『僕は珈琲』片岡義男著キネマ旬報は滅多に読まなし。読むとしたらロードショーだった。