"チェルニコフの今回の演出" の検索結果 181 件

  1. 露勝利を叫ぶ劇場作品

    露勝利を叫ぶ劇場作品

    日曜日の「戦争と平和」初日の評がぼちぼち出てきている。当日の会場の感じからしても私が出かけた初日の中でも評論家が可也揃っていた感じで、ペトレンコ時代の制作よりも関心は高かった。理由はロシア問題を扱っていてオペラ批評以上に文化批評が書きやすいからだ。実は、初日でありなくなることはなかったのでプログラムを買わずに前半を観賞した。初めて休憩にプログラムを購入して、後半までにもキャスティングを確認す...

  2. エロさ格別プロコフィエフ

    エロさ格別プロコフィエフ

    ダルマイヤーにも寄らずにせっせと帰って来た。ホテルは郊外にあるのだが、シュトットガルトへのアウトバーンに比較的アプローチがいいので、そこから帰宅すれば、劇場の地下駐車場から帰るよりも20分ほどは早い。態々市街地に入る気を無くした。14時に帰宅は早い。途中居眠りになっていたが、雪がチラついているところはあったが視界も良かったので、大丈夫だろうか。今回の訪問は実りが大きかった。生中継されていたよ...

  3. 舞台化への創意工夫

    舞台化への創意工夫

    「戦争と平和」、もう少し良さげな録画を探すかどうか。少なくともプーティン政権下でのその芸術志向での国粋主義のようなものは耳にしたくもない。採用されている版も異なりその制作意図も全く異なるので役に立たない。新聞に先月載っていたブタペストでの公演評に目を通した。2021年にジュネーヴで共同制作されていた公演である。その間にウクライナ侵略が起った。情勢はそれ以前も変わらなかったのだが、ミュンヘンの...

  4. 期待のローカルな意匠

    期待のローカルな意匠

    予報通りに寒くなった。週明け水曜日ぐらいまでは最低気温が摂氏零下となる。花冷えである。既にちらちら咲き出していたが、またやり直しだ。ミュンヘンなどでは雪が降っているらしい。来週末もそこでも氷点下となっているが、それ程は冷えないようだ。当日の様子で少しだけでも不凍液を必要とするかどうか。しかし二桁を睨むような純液は要らないので途上のスタンドで購入可能である。粘度の低いエンジンオイルをどれぐらい...

  5. 「言葉も出ない」

    「言葉も出ない」

    走りに出かけたら谷の入り口に新しい看板があった。大見出しに「喜ばれない自然の住人」と目に入って、先日山の中で見つけた獣の事かと思った。しかし近づいて写真をみると、放棄ごみの事だと分かった。意外に早く生物学的に分解されるものと殆ど永遠に千年もその儘にあるゴミとが混合していて驚いた。余程高分子物質などを日頃から扱っていないとこの差を語れないであろう。要するにごみは持ち帰れという結論である。しかし...

  6. 「ユラウ」喜界島サンゴ礁科学研究所(@こまばアゴラ劇場)

    「ユラウ」喜界島サンゴ礁科学研究所(@こまばアゴラ劇場)

    「ユラウ」喜界島サンゴ礁科学研究所(@こまばアゴラ劇場)作:宮崎玲奈、演出:山下恵美。出演:根本江理南波 圭林ちゑ伊藤 拓(以上、青年団)解説:渡邊 剛(北海道大学)青年団と喜界島サンゴ礁科学研究所の産学ではなくて芸学(芸術と学問?)共同のプロジェクト。こうした新しい取り組みに軽―く参加する青年団という組織のフットワークの軽さを尊敬します。今年の8月に「喜界島」という奄美大島の東にあるすべて...

  7. illumination

    illumination

    イルミネーション動画

  8. 体現された自由への飛翔

    体現された自由への飛翔

    (承前)フランクフルトの二つの新聞の批評を読んだ。数多いミュンヘンやシュトッツガルトの新聞評や放送局評に並んで、なぜかこの二つの批評の方向は似ている。フランクフルターアルゲマイネ紙とその子会社になった左翼紙ルンドシャウは、少なくともロシア人が指揮を絶賛していない。それどころか、管弦楽団が上手にとか総譜が素晴らしいとかで主語を上手く無効化している。なぜならば今回の指揮に関して批判しようと思えば...

  9. 旦那のコンセプト

    旦那のコンセプト

    (承前)新聞評等が出揃ってきている。未だ演出に関しては敢えて目を通していない。しかし音楽的にはほぼ定まってきているだろう。様々な表現があるが肝心主役アスミク・グリゴーリアンがどうであったか。その芝居に続いて歌唱となっているように、又その短いアリエッタ以外の独唱がないことからも、又旦那の演出家が語る様に実は伯爵のキャラクターがこのオペラでにおいてチャイコフスキーで唯一無二の存在である。だからタ...

  10. 再訪問は未定の「魔女」

    再訪問は未定の「魔女」

    フランクルトの新制作「魔女」、再訪問は未定である。演出家がアスミク・グリゴーリアンの現在の旦那ということで恐らく彼女も最後まで舞台を務めるだろう。だから新年も最終公演までは出る可能性は高い。歌手陣も、演出も悪くはなかったのだが、指揮には最終的に失望した。その指揮者ウリューピンはショルティ指揮コンクール優勝で、上の演出家とも「死の都」なども振っていて、左手の使い方はキュー出しから小まめであり、...

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