"ピンクランタン" の検索結果 77 件

  1. はるいろデッサン

    はるいろデッサン

    春の階段、一歩一歩…、愛することを教えてくれたあなたへ見返りを求めず、愛することをゆるしてくれてありがとうラブレターのつもりで時間をかけて描いたデッサンはぶつぶつ独り言多くて途中、何もしたくなくなってうたた寝して時間を持て余したり一カ所だけ神経質に描き込みすぎて、バランス崩したりそんな紆余曲折ありつつ、まだ完成してないけど、気に入っている機が熟するのを待ったりもっとじょうずなやり方とかあった...

  2. コーンポタージュの世界

    コーンポタージュの世界

    2月はあっという間に駆け抜けると言われるけれどもうちょっと、遅くなってもいいよ、神様…切々とした想いを綴ったラブレターの告白の返事午後5時すぎでも空が明るくて陽が落ちるのが遅くなったなぁ…と1日のおわりに、コーンポタージュで体ぽかぽか、ほっこり…心もからだも幸せの湯気に包まれている深呼吸して迷ったときは、飾らず、気負わずハートをありのまま描写すればいい喜びも切なさも、気づきも戸惑いもだいじな...

  3. 地から風へ、運ばれてきた命

    地から風へ、運ばれてきた命

    吐き出す息も白く、言葉にならない想いで冷えた指先を温める街灯の少ない場所を探してぽつぽつとした住宅街が遠ざかって畑が広がる空の下、運ばれてきた命やっと出逢えたふたご座流星群風の時代を目前に懐かしい志が過ぎることがある自身が生きてきた人生のもっと遙か前の尊いあなたに出会うためまっすぐ道を追い求めるその足取り地の時代、歩いても歩いても重たい土が足元にのしかかってきて進んでるのか後退しているのかわ...

  4. 0か100かのシーソーゲーム

    0か100かのシーソーゲーム

    それでも草原に寝転んで、足を蹴り上げて、漠然と、やっとここまでたどり着いた空の青を見つめていたいと思うように隣り合って温かいその手の感触を味わっていたい特に意味のないことだけれどシンプルなことを一生かかっても足りないほど数多くの無駄と思える言葉でかみ砕いて説明するのは愛してるからなんだけど百億分の一も伝わってない、もどかしい恩着せがましく思わせてしまうのは本意じゃない面倒くさいし、誤解される...

  5. オレンジとピンクの狂想曲(カプリチオ)

    オレンジとピンクの狂想曲(カプリチオ)

    夕暮れの空色キャンバスに描かれるオレンジとピンクの狂想曲(カプリチオ)防波堤の向こう、白レースのロングカーディガンで暖を取りつつあなたと手をつないで歩いて行くと決めたらそれを信じて、私より一回り大きなその手のひらの温かさを感じて一歩踏み出そうと思うのに躊躇があるこんなことやってる場合じゃない足元はグラつくし、心はざわざわする腕時計の数字を見ることに慣れていたから数字のない世界に再び、身を置く...

  6. 裸足のタイムスリップ

    裸足のタイムスリップ

    7月初めの午前中は、ごうごうと竜巻の音がした梅雨が続いていて、床を裸足で歩くと、ジトッと張り付きそう…感じること全開にしようと、昨晩、布団かぶって誓ったけど感覚が全部開くって、少しこわいな…おぼつかない感じで、ひとまず綴ってみる10歳のとき、校内のワックスがけした廊下でわーっと走って、滑って、転倒して脳しんとうで一週間学校を休んだとき、寝る以外、することがなくて、初めてまとまった童話を書いた...

  7. バニラの抱擁

    バニラの抱擁

    ぷくぷく…ファミリーサイズの浴槽に浸かりながらやや巻き爪の親指と支えてくれた足の指一本一本にがんばってるねむりしないでねありがとう…を込めながら時が過ぎ去る速さを実感しつつも今、ここにいる奇跡アールグレイの今日の幸せなティータイム全身う~んと伸びをする感じでできるだけ長く感じて、思い出していたいなぁ…一気に土砂降りの雨が打ちつけるみたいにここ2ヶ月、あっという間だった天国にいったあの人に触れ...

  8. ジャスミンの恋人

    ジャスミンの恋人

    路地裏のなまぬるい雨に打たれて背中に埋まっていた翼をこっそりぱたぱた、はためかせてみたものの、今更、紡ぐ言葉など告げることなどただの一つもないのかもしれない、と何度引き返しただろういつの間にか靴に浸水してきた雨粒の重みに耐えきれなくなってあきらめた回数は数え切れない私が歌わなくても語らなくても描かなくても卓越した才能のある誰かがその役を担ってくれるかもしれない真っ白な罫線のノートをぼんやりと...

  9. 失くならない愛

    失くならない愛

    ひとしきり泣いて階段の片隅、ぽつんと座り込み生まれてきてからこれまで、何があっても、どんなときでも当たり前に穏やかに長く長く永遠にあなたに愛され続けることに慣れ過ぎていたと知り、その愛は想像するより遙かに大きくて失って初めて気づくものだった愛が深ければ深いほど、失くした重みを受け止めきれず、体を両手で抱え込み、うずくまるしか術がないあの子を失ったとき、もうこれ以上何を失うものはないと思ってい...

  10. 私の細胞一つ一つに、あなたが生きている

    私の細胞一つ一つに、あなたが生きている

    あなたがもし、そばに居たら「いつまでもメソメソしないで」「幸せだったよ」「ありがとう」と、カラッとした笑顔で、あっさり言ってくれるのだと思うでもね、ごめんね、やっぱり寂しい感情をコントロールしたいとも思わない涙がつつつ…と頬を伝い、奇跡ってなんだろう、といったことについて考えてみる辛くて、哀しくて、何も手につかないような気がしてたけどふだん通り、いつも通り、滞りなく、笑ったり、泣いたり、仕事...

1 - 10 / 総件数:77 件