"ベトナム 路上屋台" の検索結果 59 件
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NIGHT OF THE SLIME 109
公園に着いた。僕とノリカは門を過ぎ、中央広場に足を進めた。僕たちの登場が、園内の空気を騒然たるものに変えていた。ビューティとラブリーの奇跡的共演。驚嘆と羨望の視線を浴びながら、僕たちは広場の一隅でアイスキャンデーを売っている店に向かった。店と云っても、人力で動かす移動式販売車、屋台である。屋台の脇に「氷菓子」の幟旗が立てられていた。扱っている商品は、バニラバー、チョコレートバー、ヨーグルトバ...
2020/06/06 23:07 - 鍋太郎の超時空屋台 -
祝日に、爆走を射た
雨が降っていた。外出には不適な天候である。又、そのつもりもなかった。洗顔後、台所の電気ケトルにミネラル水を足した。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。昨夜コンビニで買った「大麦ぱん」を齧りながら、熱いやつを飲んだ。居室に行き、愛機を起動させた。メクるを呼び出し、草小説の続きを書いた。シャットダウン確認後、円盤(DVD)プレーヤーの中に千葉(真一)ちゃん、岩城滉一共演の『爆発!暴走族』を滑り...
2019/09/17 04:37 - 鍋太郎の超時空屋台 -
超時空屋台オープン
鍋太郎と申します。本日から、こちらに草鞋を脱がせていただくことになりました。今月の7日頃まで、メ*るさんにお世話になっていましたが、当日、サイトの機能が突然停止しました。その後、復旧する様子はまったく見られず、さすがにしびれを切らしてしまいました。今後はエキサイトさんに拠点を移そうと考えています。仮に「奇跡の復活」を遂げたとしても、俺の中にはメ*るさんでやってゆく意欲は一片も残っておりません...
2019/09/01 03:12 - 鍋太郎の超時空屋台 -
トー•タム
小説の翻訳の打ち合わせでホーチミン市に来ております。今日ついに私の翻訳第一号となる小説「トー•タム」が完成しました!この小説は私がベトナム文学を専攻するに至った、いわば原点です。トー•タムは漢字で素心と書きます。中心が白い色から、蘭の花を意味します。まさに名前に相応しい素晴らしい作品です。出版できたらみなさんにも読んで頂きたいです。日本におけるベトナム文学の研究はまだまだですが、ご期待ください!
2019/07/13 09:52 - 第2の故郷ベトナムにて -
祈りを込めて
今日はある友人の妹さん(その子も友達です)に会っていました。今日会っていた友人の姉は特別な人です。以前私の祖父が食道癌になり余命3ヶ月を宣告されたとき、その人は祖父の快復への祈りを込めてベトナム女性を型どった焼き物を贈ってくれました。それを病室に置き、その後、祖父はなんと口から食事ができるまでに快復したのです。お医者様は「正直申し上げて奇跡ですね」と。今でもそのお祈りが祖父を救ってくれたと信...
2019/07/05 08:45 - 第2の故郷ベトナムにて -
ロシア語
ロシアのサンクトペテルブルクに留学中の友人がベトナムに帰国し、実家までご一緒しました。その友人はフエ外国語大学のロシア語学科で1年学び、首席になり全額奨学金を取り、現在サンクトペテルブルクに留学しています。ですがその友人も順調な道程を歩み続けたのではありません。その友人は今でこそロシアの大学の成績もオール5/5ですが、元々ハノイ国家大学で文学を学びたかったところを大学受験に失敗し、翌年フエで...
2019/06/20 10:05 - 第2の故郷ベトナムにて -
Bà Nà Hills今日は一昨...
Bà Nà Hills今日は一昨日ワークショップを開いた友人たちと一緒にダナンの観光地Ba Na(バーナー)という髙地に行って来ました。ベトナム中部の夏は40度を超えることも少なくない暑さなのですが、そこはフランス人が避暑地として開拓した所なので涼しいのです。雲より高いところまでケーブルカーで登って行きます。今を起こせば9年前に初めてベトナムに、しかもThăng Long(タンロン)遷都10...
2019/06/18 08:24 - 第2の故郷ベトナムにて -
今日はダナンで「多言...
今日はダナンで「多言語話者への道」と称して、外国語修得法についてのワークショップを開催しました。共同講演者の友人とはなんと今日初めて顔を合わせました!アスペルガーで空気が読めない私は正直不安で一杯で、緊張して直前に逃げ出したい気分にかられたりしました(笑)そしてFacebookを通して直前の広告だったこともあり、人が集まるか心配でしたが、なんとBinh Dinh(ビンディン)省Quy Nho...
2019/06/16 07:50 - 第2の故郷ベトナムにて -
チュノムの誕生
ベトナム文学の金字塔と言われる作品Kim Van Kieuを読み終え、次なる課題に入りました。13、14世紀、すなわちチュノムが発明されたばかりの頃の文学作品です。見たこともない文字が出てきたり、今までと異なる読み方をしたりするだけで一杯なのに、古語が多く、しかも仏教や道教の知識が要求され、1ページの本文に対して2時間半もかかったりします。教える側の先生も予習が必要だとおっしゃいます。ですが...
2019/06/05 23:11 - 第2の故郷ベトナムにて -
ベトナム文学の金字塔
今日で遂に、ベトナム文学の最高峰と言われる作品Kim Van Kieuをチュノム(ベトナムの古代文字)原文で読み切ることができました。3254行、長かったです。まさに感慨無量です!この作品はベトナム人の生活に浸透していると言っても過言ではなく、ベトナム人は気持ちを、特に愛情を表現するとき、あるいは相手の才能を試す時などにこの作品を引用します。実は日本語訳も複数あり、みなさんにも是非読んで頂き...
2019/06/01 04:09 - 第2の故郷ベトナムにて