"大江山" の検索結果 22 件

  1. 鬼は来ては去り、またやってくる

    鬼は来ては去り、またやってくる

    大江町に伝わる鬼伝説は、日子坐王に始まり麻呂子親王に続き、そして酒呑童子へと繋がりました。日子坐王の鬼退治は、地域の勢力争いを思わせ、麻呂子親王は新旧仏教のせめぎ合いが絡んでいると推測され、酒呑童子は足利家の権威誇示と関係していると考えられます。結局、全国区の人気を博したのは酒呑童子の物語で、室町時代から江戸時代にかけて広がり、多くの人の知るところとなりました。これは、武家社会の隆盛と無関係...

  2. 大江山寮襲撃事件(大江山鉱山事件)と七条署事件

    大江山寮襲撃事件(大江山鉱山事件)と七条署事件

    大江山ニッケル鉱山で強制的に働かされていた中国や朝鮮の人たちが暴れ、鎮圧に向かった警官隊を食堂に軟禁した事件は、大江山寮襲撃事件、あるいは大江山鉱山事件などと呼ばれています。最終的に騒乱は、現在の機動隊にあたる警察部隊が投入されてなんとか収束しました。しかし、そうした騒乱は京都市内にも波及し、1946年2月に七条署事件が発生します。この事件は、闇米を売っていた朝鮮人を警察が逮捕し、七条署に...

  3. 戦後の混乱、治安の乱れ  囚われ人V逆襲2

    戦後の混乱、治安の乱れ 囚われ人V逆襲2

    戦勝国から進駐軍が日本にやってきて、GHQ(連合国最高司令官総司令部)ができ日本を統治するようになります。GHQは日本政府に対して「戦勝国民に対しては、裁判権を行使しないよう」という通達を出します。つまり、アメリカやイギリス、オーストラリアなどGHQの軍人らが違法行為をしても、日本には逮捕や裁判にかける権利がないということです。 しかし、この通達が混乱を招きます。中国や朝鮮半島から囚われて日...

  4. 戦時下の大江山囚われ人IV 逆襲

    戦時下の大江山囚われ人IV 逆襲

    1945年8月。事態は急転します。日本が戦争に敗れたのです。 捕虜収容所があったからでしょうか、8月17日ごろには、B29がこの地に飛来し、慰問品を落としていったそうです。そうしたことが伝わったのか、大江山ニッケル鉱山では、中国人や朝鮮人が「日本が負けた。自分たちはもうすぐ解放される」と言いはじめました。やがて本当に解放された彼らは、工場の事務所に待遇の改善を要求しました。そして、食事は酵母...

  5. 戦時下の大江山囚われ人III

    戦時下の大江山囚われ人III

    現在、大江山ニッケル鉱山の跡地には、当時をしのばせる遺物が残っています。それは3本の煙突。採掘されたニッケルを含んだ土を乾燥させる工場跡です。この場所には、いまは「道の駅シルクのまち かや」があり、その煙突は道の駅のそば、大江山運動公園の駐車場の脇に唐突に突き出ています。この工場で乾燥させたニッケルを含んだ土は道路を挟んで道の駅の対面にある、旧加悦鉄道の駅(SL広場跡)から、岩滝の工場まで運...

  6. 戦時下の大江山囚われ人 II

    戦時下の大江山囚われ人 II

    大江山ニッケル鉱山に囚われていたのは、連合国の捕虜だけではありません。一般の日本人や学生のほか、日本の受刑者、中国や朝鮮半島から連れてこられた人など、それぞれの立場によって異なる役割を与えられ、およそ3,000人の人たちがニッケルという黄金を得るために働かされていたのです。日本人社員(職員)、作業員(採鉱夫)、作業員(臨時人夫)学徒動員、勤労報国隊、徴用、刑務所受刑者勤労隊朝鮮人作業員(採鉱...

  7. 戦時下の大江山囚われ人

    戦時下の大江山囚われ人

    第二次世界大戦当時、大江山のふもと宮津市には大阪捕虜収容所の分所がありました。この捕虜収容所にはおもに英国、米国、カナダなどの捕虜約700人が収容されていました。大江山には大江山鉱山(与謝郡加悦町:現、与謝野町)がありニッケルが産出しました。鉱山は、昭和電工の創業者である森矗昶(もりのぶてる)の命で開発され、大江山ニッケル工業株式会社が事業を行っていました。なお、この製錬所は、現在、日本冶金...

  8. 江戸時代末期に書かれた『酒呑童子』

    江戸時代末期に書かれた『酒呑童子』

    江戸時代末期に書かれた『酒呑童子』の物語があります。それは、『酒呑童子由来』といい、大江山の普甲峠にあった鬼が茶屋の主人が出版したものです。あらすじは、渋川版『御伽草紙』とほぼ同じですが、いくつかの特徴があります。まず、酒呑童子が越後の出身であるなど、その出自にも紙面を割いていること。次に、鬼の棲家として地元の大江山と京都市に近い大枝山の二説に配慮していることです。鬼の子分が大枝山を栖とし、...

  9. 霜月

    霜月

  10. 大江山雲海

    大江山雲海

    大江山には初めて行きました、雲の海に浮かぶ山々朝日がさして雲が茜色に輝き雲海を楽しんできました

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