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清朝皇族女性紹介7/莽古済（1590- 1635）ーー謀反疑惑で処刑された後金格格

清朝でも、末期は西太后、東太后、皇后婉容/孝恪愍皇后と有名な方はたくさんいますが、初期となると日本ではさっぱり。それなら記事にして紹介してみたい。清初だと正確には後金格格となりますが、ホンタイジが皇帝を称する前からざっくり清朝皇族にカウントしています。前回の和碩公主・穆庫什は罪を犯すも本人は助命。かつその夫や息子らは康熙帝に重用され、彼らの娘たちは后妃、宗室夫人らに選ばれるなど皇室や中央政治...

清朝の皇族女性紹介4/恪妃石氏（？ー1667）ーー満漢融合のための非旗人、漢人妃嬪

※ブログ作者は専門研究者でもなく、雑多な情報の寄せ集めでかいているため、正確性については割り引いてお考えください。ご希望あればソース/出店開示が可能ですのでコメントなどにてお知らせくださればと負います※主に清末民初の女性について書いたら、本来好きな清初で紹介したい皇族女性を。非・旗人包衣の漢人かつ順治帝妃嬪の恪妃石氏。明末か微妙ではありますが、なかなかユニークな経歴なのでこの方をぜひ。滦州城...

コメディ時代劇？《紫禁城里少食》（2020）

《クリックして動画をみる》 太め婉貞とおそらく溥儀の下の世代の皇族、毓泰のラブコメ（たぶん）。この予告編しか見ていませんが、婉貞は動けるデブ（失礼）みたいて、他のバージョンでは軽やかなアクションも披露。字輩からすると清滅亡も近いので、そのあたりまでギャグ化されていたりして。気になるのでリサーチ、可能なら視聴してみます！

清朝の皇族女性紹介3/載字輩皇帝の妃嬪、四大太妃

後宮の諍いは妻妾間だけでなく嫁姑、小姑、etc.有名なのが清末の四大太妃。今上皇帝は宣統帝溥儀、前代光緒帝皇后だった隆裕太后・葉赫那拉氏が後見するも、小姑に当たる四大太妃（同治帝と光緒帝は従兄弟）らと何かと対立。しかし皇族の紫禁城退去、亡くなる方もいて散り散りに。「皇貴太妃」は前代皇帝の貴妃、「太」が入ると前の世代。妃は「太妃」、嬪は「太嬪」、貴人は「太貴人」。だいたい次の世代の皇帝から位階...

銀河チャンネルで《如懿伝》放送開始

※リンクURLも動画埋め込みもうまくいかずYou Tube動画貼り付けられませんでした※ 甄嬛伝（2012）から始まった清朝宮廷劇ブーム、同じ原作者の送る公式続編《如懿伝》（2018）。同時期の《延禧攻略》と主/悪役が正反対なのが話題になりましたが、それ抜きにしてもおもしろい！主演の優周迅、古くは《橘子紅了》から苦手でした。 しかし不惑を超え確かな演技力をもとに確固たる地位...

旧中国の婚姻制度

これまた今更感があるのですが、時代劇を見ていてわかりにくいところと友人から言われ、ここでまとめるのも楽しいかなと書いてみました。細かくは時代によりますが、新中国（1949年〜）になるまで通底する婚姻制度について、ざっくりと。1，一夫多妻でなく一夫一妻多妾制旧中国では一夫一妻制であり、正式な妻は一人。正妻以外は原語で言うなら「妾」。現代日本語の「妾」と違い法律の規定もあるので、「正式な妾」が成...

清朝の皇族女性紹介1/醇親王妃瓜爾佳氏（1884-1921）ーー末代皇帝溥儀の生母

※ブログ作成者は専門家ではなく、記事は手持ちの一般書、インターネットなどからの寄せ集め情報です。正確性は保証できかねますが、出典・ソースをお知りになりたい方はコメントにてお知らせくだされば回答いたします※瓜爾佳氏完全なる趣味、主観からピックアップした人物紹介。取り上げるのは末代皇帝溥儀の生母にして、自殺し人生の幕を閉じた二代目醇親王妃の瓜爾佳（グワルギャ、グルジア）氏。幼名は幼蘭、享年37歳...

清代服飾ーー満族、漢族女性の違い

自分の中では今更感があるものの、昨年は本国でも清朝時代劇ブームがありましたし、多分日本での《延禧攻略》（瓔珞）や《如懿伝》放送もそこそこいいみたいで‥せっかくだから気になる女性服飾についてまとめメモ。満族女性は資料が多そうなので、漢族満漢混交に重点を置いて。【変遷】・清初それぞれ独立し混合が始まる・中期満族の漢化が進み纏足の流行など・晩清影響し合った清代服飾爛熟期端的な伝世の写真があり、晩清...

電視劇《夢回大清》（2020）

こちらはスチールをいくつか見て衣装の美しさに思わず見たくなつたものの、あらすじを読むと苦手な過去にタイムスリップもの。「宮廷女官若曦」タイプのお話みたい。未来にタイムスリップなら平気なんですが‥。でも、衣装だけでも見てみようかなぁ。私の趣味で添付画像は熟女の徳妃様で。康煕帝と、その息子の四阿哥（のちの雍正帝）、十三阿哥（雍正の異母弟だが腹心）、十四阿哥（雍正の同母弟ながら後継争いで対立）の三...

《如懿伝》霍建華の刈り上げシーン

CLICKしてみる 中国では辮髪ドラマの場合、丸刈りにおさげヅラが男性の髪型（原則、全カツラも稀にある）。俳優さんは髪が伸びるまで、かなり役柄が制限されそうです。やっぱり丸刈りはドキドキするんですね。彼は港台俳優ので、ドラマの声と地声が違っていて（吹き替え）、地声のほうがかっこよかった。