"田井中律" の検索結果 49 件

  1. 冬大根と孤独の俳句

    冬大根と孤独の俳句

    最近、山頭火と放哉の自由律俳句が注目されているようだ。コロナ禍のどこか寄るべなさというか、不安な日々に心に響くのは、定型からはみ出した自由律俳句なのかもしれない。放浪の俳人と呼ばれる山頭火と放哉。それぞれの句から五十五句を選び、金子兜太氏は山頭火の句を、又吉直樹氏は放哉の句をそれぞれ解説している。放哉は東大から会社重役とエリートコースを歩みながらも、最後は貧困のうちに四十一歳の生涯を終える。...

  2. 窪みあれば充たしていくそれだけの水吉原陽子

    窪みあれば充たしていくそれだけの水吉原陽子

    人間の水分量は、体重の60%だという。老人は、60から55%。幼児は、80%。

  3. 雲魚さんの掛け軸(2)

    雲魚さんの掛け軸(2)

    神戸総合運動公園内の野外ステージとグリーンアリーナ神戸です。▼2009/09/28と同じタイトルです。雲魚についてはリンク先をご覧下さい。今日は、和室の掛け軸を掛け替えました。扉たれにもあけてある絵は頂いた句集に掲載されたものです。▼句集から毛並みに何ンの罪もない思い出は胸に生涯抱いてある本西陽赤松を照らしいま紅葉濃き山冬くる蟹の先づ香味はいただく冬鯖の光り神へ供える北風の干柿さらしてある大...

  4. 『松島田里律庵』で秋を味わうvol.2

    『松島田里律庵』で秋を味わうvol.2

    先日アップした「松島田里津庵」で食したもう一つのメニューが「20食限定 秋のあなごの彩ちらし寿司」・焼き穴子・煮穴子・宮城サーモン・本鮪etc.魚介類を中心に具材は20種類、金箔がきらきらしております。御飯より具が多い感じがして贅沢なちらし寿司でございます。こちらは・海鮮茶碗蒸し きのこ餡かけ・お吸い物・自家製ぬか漬けのセットです。日本三景に謳われる松島にも気軽に来れる距離で幸せ♡旅人にもお...

  5. いがみ合わないのは難しい。

    いがみ合わないのは難しい。

    『イスラムがヨーロッパ世界を創造した 歴史に探る「共存の道」』(宮田律/光文社新書、2022)☆☆★★★21世紀に入っても戦争や紛争の脅威にさらされる現代社会。“another way"はないのか?中世から近代にかけて、イスラム・ユダヤ・キリスト教が築き上げた「共存の形」から、「対立より宥和を」優先する精神を学ぶ。(以上、出版社の内容紹介より抜粋)著者の本、だいぶ前に一冊だけ読んだ...

  6. 選択と結果

    選択と結果

    当初のタイトルは「Z9 ではなく D5 を選んだ理由とその結果」だったのだけど、タイトルに Z9 と入れると面倒くさい大変こだわりのあるユーザーさんを呼び込みそうなので止めましたwお題は、1週間前の日本代表戦を観に行った際、カメラボディを Z9 か D5 のどちらを持っていくか、散々迷って出かける直前まで迷って、結局 D5 を選んだという話。もっと早くに載せようと思っていたのだけど、Z9 が...

  7. 5月の「俳句で漫歩」

    5月の「俳句で漫歩」

    5月は平城宮跡「平城京天平祭」(5月4日)のならどっとFMのブースからのお届けでした。講師小山貴子先生の俳人紹介は「大越吾亦紅」。日ざかりくろい傘さしてどうしてもあはなきゃつつじ野の今日おとめたちはれやかな笑い声する投句:キッチンからハミング今夜はご馳走だすみれ色のマカロンはるかぜに羽衣なびき惹きつけられるは天平の天女一雫のあまおうもうすでに涼しさ求めて日陰探す桃寧地図は最終手段サルイン天平...

  8. 4月の「俳句で漫歩」

    4月の「俳句で漫歩」

    4月の「俳句で漫歩」コーナー4月26日(火曜日)pm5:00~5:30ならどっとFMMスタジオにて講師小山貴子先生による俳人紹介 :伊東俊二むかしむかし月の兎今夜ときどきサーチライト黒いトンネルがある電線は暑い山越えてゆくミニ句会 :リスナーさんお二人、桃寧、サルイン、セトリーヌ、古賀ちゃん、かえい今回も和気あいあいとした回だった。若い俳人は俊二の句が難しいという事だった。私もすこしわからない。

  9. 3月の「俳句で漫歩」

    3月の「俳句で漫歩」

    「俳句で漫歩」コーナー3月22日(火曜日)午後5時~5時30分ならどっとFM「Mスタジオ」にて。講師に尾崎放哉研究家の小山貴子先生をお迎えして先生による俳人紹介は池原魚眠洞「だんだん猫柳になってくる朝に通り夕べに通り」ミニ句会出席者は9名。リスナーさんの参加もあって和気藹々の句会でした。毎月第4火曜日にオンエアしています。ご投句は「ならどっとFM」俳句で漫歩コーナーへ。お待ちしています。

  10. あわれ胸のポケットにいつもたばこがあるごとく橋本夢道

    あわれ胸のポケットにいつもたばこがあるごとく橋本夢道

    橋本夢道句集「無禮なる妻」を読んでいる。わかりやすそうで、そうではない、難渋している。※掲句は、無道の三〇代、支那事変がおこり、昭和十二年夏応召と記された時期の句である。呵々と笑い互いに笑い銃を持つたばこ一本に命を賭けている如し弾に臥すあわれ胸のポケットにいつもたばこがあるごとく壺をいれて莞爾とかまどあり夏木立金が欲しい万之助と道玄坂で別れたりいくさなお熄まずふたたび夏が街を蔽う笑えず、生死...

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