"直木賞" の検索結果 43 件

  1. 文藝春秋2023年3月号

    文藝春秋2023年3月号

    第186回芥川賞、直木賞はどちらも2組の受賞。珍しく文藝春秋を買ってみた。まだ一つを読んだだけ。うぅーん?よくわからないというのが印象。鹿島茂氏の連載「菊池寛 アンド・カンパニー」⑮は面白かった。以前の記事も読みたくなった。

  2. 永井路子さんご逝去

    永井路子さんご逝去

    先日の新聞に、直木賞作家・永井路子さんのご逝去が報じられました。享年97歳。 永井さんの著作との出会いは、歴史への興味が深まりつつあった中学1年生の時、校内で紹介されていた『歴史をさわがせた女たち』を目にしたのがきっかけでした。この本を読んだことは間違いなく、自分にとってのエポックメイキングでした。歴史にその名を残した未知の女性、授業や他の書籍・テレビドラマ等を通じて既に知っていた女性、彼女...

  3. 読んだ本

    読んだ本

    しろがねの葉千早茜戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ女だてらに坑道で働き出す。しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……いわずと知れた第168回直木賞受賞作品です良かったー!すごく好き。同候補の凪良ゆうの「汝、星のごとく」も大好きだけど「しろがねの葉」の...

  4. 一年のあれこれを振り返る支度をしながら 十一月も尽きてゆきました

    一年のあれこれを振り返る支度をしながら 十一月も尽きてゆきました

    『夜に星を放つ』を少し読み始めた直木賞随分と昔から変わってきた変わってきて当然ですけどだからそれを許せないとは言わない。。これまでにも書いてきたけど生まれた時からテレビのチャンネルはリモコンで電話はケータイでそういう時代の人が読む小説ですし大衆に向けて書いているんですから社会の顔色が変わったら 合わせて行かねば。。というわけで今の 直木賞はワクワク感はない文学的でもない詩的でもないし感動的で...

  5. 読書記録「爆弾」

    読書記録「爆弾」

    読書記録呉勝浩「爆弾」抄録は以下の通り。『些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。警察は爆発を止めることができるのか。爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストッ...

  6. 『魚河岸ものがたり』森田誠吾

    『魚河岸ものがたり』森田誠吾

    小さい家人からの小包で本が届いた。いつかおすすめしてくれた本。(あらすじ)だれもが「かし」と呼ぶ隅田河口のまちに、ひとつの秘密を抱いた青年・健作が住みついた。そこに住む人にとって、「どこの誰か」よりも「どんな誰か」が大切なまち。そんなまちの心優しい人々とともに彼は暮らし、〈秘密〉から解放される日の来るのを待っていた。心ならずも魚河岸の町に身をひそめた青年と、まちの人々との人間模様を情感こまや...

  7. 本にまつわる話しを二つ・・・2022年7月22日

    本にまつわる話しを二つ・・・2022年7月22日

    見つかる話題が、どう言うわけか連続することがたまにあります。このたびの投稿はまさにそれを地で行ってるような趣があります。先の17日に「吉川英治文庫賞」のことを書きました。贔屓の「歴史時代小説・文庫書下ろし」が陽の目を見るようになって来たと、いささか舞い上がった内容でした。 とは言うものの「芥川賞や直木賞」を受賞する作品を決して貶めているわけではありません。ノミネートされた作品も含めて、作者...

  8. 「吉川英治文庫賞」のこと・・・2022年7月17日

    「吉川英治文庫賞」のこと・・・2022年7月17日

    うかつと言うか、間抜けと言いますか・・・表題の賞があって、2016年の第1回受賞から、2022年の選考と受賞で7回目を数えるのだそうですが、このこと数日前まで知りませんでした。 ご贔屓の文庫書下ろし作家「上田秀人」の最近作『戦端武商繚乱記(1)講談社文庫』を読み終えたところで、作者のあとがきでこの賞のことを知りました。 2013年11月に第1巻(波乱)から始まった上田秀人の作品「百万石の留...

  9. 星落ちて、なお

    星落ちて、なお

    星落ちて、なお澤田 瞳子[著]/ 文藝春秋【2021年上期 第165回直木賞受賞作!】鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。蛙鳴く 明治二十二年 春不世出の絵師、河鍋暁斎が死んだ。残された娘のとよ(暁翠)が暁斎の葬儀を取り仕切っていた。最も葬儀の段取りは父暁斎の弟子の薬問屋の養子 鹿島清兵衛が手配していた。父暁斎の親友...

  10. 心淋し川

    心淋し川

    心淋し川 西條 奈加[著]/ 集英社【第164回直木賞受賞!】「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。「心淋し川」その川は止まったまま流れることが...

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