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Waldの逸話の作品集 -11-

謎のジェット機。いちばん似ているのは、Hispano HA-200 Saetaかな。それでも細かいところはだいぶ違うけど。有象無象な孫引き創作画像あれこれ。「3分でわかるラテラル・シンキングの基本」という書籍に登場する、第二次世界大戦中のアメリカ空軍の爆撃機。タイフーンの複座型かしら。写真を掲載する記事も少なくないです。が、これは敵国の機体だそ。▼もっとも正確で簡潔な「選択バイアスの罠」の罠...

アマデウス 後編 （Amadeus）

私のお気に入り度 ★★★★☆ （８５点）【あらすじ】1823年11月のある夜、ウィーンの街で自殺を図った一人の老人Antonio Salieri（F. Murray Abraham）が、精神病院に運ばれる。彼は病床で「許してくれ、Mozart！君を殺したのは私だ」と言い続けていた。後日、病状が安定したSalieriをVogler神父（Richard Frank）が訪問し、話を聞こうとする。当...

アマデウス 前編 （Amadeus）

私のSalieriお気に入り度 ★★★★☆ （９８点）【あらすじ】1823年11月のある夜、ウィーンの街で自殺を図った一人の老人Antonio Salieri（F. Murray Abraham）が、精神病院に運ばれる。彼は病床で「許してくれ、Mozart！君を殺したのは私だ」と言い続けていた。後日、病状が安定したSalieriをVogler神父（Richard Frank）が訪問し、話を聞...

Waldの逸話の作品集特別編 - データを正しく見るための数学的思考

この本も、Waldの逸話に釣られて読んでみました。原書のタイトルは "How Not to Be Wrong: The Power of Mathematical Thinking" です。この逸話を紹介した記事は、これまで多数目にしてきましたが、話のうまさ、面白さという点で、著者のJordan Ellenberg氏は群を抜いています。この逸話の情報源である3つの原典Th...

Waldの逸話の作品集 -7-

日本で語られるWaldの逸話は、原文がplanesであっても軍の航空機だから「戦闘機」と誤訳されてきました。2017年に流行ったときの爆撃機の方がむしろ少数派。そんな戦闘機派のビジネス研修に最適の図もちゃんとあります。どうです、嬉しいでしょ！例えば、この記事には「無事に生還した戦闘機」とあります。2008年の記事です。もちろん、誤訳はブロガーさんでなく紹介した書籍の訳者によるものですが。ht...

Waldの逸話の作品集 -6-

平面図でない創作の双発機版もあります。PV-1かと思ったら、これはB-25ですね。うるさいことを言うと、機種の爆撃手付近が被弾しても機体は帰還できると思うのですが…A-20です。恥ずかしながら最初は機種が判別できませんでした（B-26にしてもA-26にしても何か違う…みたいな）。他の被弾図と比べまんべんなく弾痕があるので、こいつはかなり強靭な機体です :Dまだまだネタは尽きません。Wald先...

Waldの逸話の作品集 -3-

こちらは、おなじみのDC-3の図の脆弱な部位に経営資源と利害関係者をなぞらえたもの。なるほど、顧客と従業員からは打たれ強くないといけないんだ。勉強になるなあ :DYouTubeの動画もWaldの逸話の宝庫でして、こんなDC-3が登場します。「要点で学ぶ、デザインの法則150」にあるみんなが大好きなターボプロップ換装型DC-3。最初目にしたとき「爆撃機」は誤訳と思いました。原書にあたったら、あ...

Waldの逸話の作品集 -4-

これは珍しいブラックバーン ボウタ Blackburn Botha。こういう機種を選んだところに、記事の著者さんの並々ならぬこだわりを感じます。さらに珍しいPZL P.37。これは機種名を探すのが本当に難しかったです。しかし、なぜこんな機種を選んだのか謎。こんな機種まで俎上に載っていました。もっと珍しいジーベル Siebel Si 204。ドイツの軽輸送機です。Waldは敵の航空機の脆弱性ま...

Waldの逸話の作品集 -2-

これは、 Wainerの単発機とみんなが大好きな穴だらけDC-3爆撃機とのごちゃ混ぜ図。最低の孫引きです。こんなにコックピットに被弾して大丈夫なのか :D平面図でない創作もあります。引用者の美学でしょうか。尾翼に弾痕があるので、「尾翼が脆弱」説を知らずに描いたと思われ。こういう凝った図もあります。この図の創作者さんは、当時の航空機は常に90度バンクをとったまま飛んでいると誤解しているかもしれ...