エキサイトブログ

244「また偏屈の虫が顔を出し、僕はガイドブックに載っていない街を訪れた…！」アイルランド、エニス

2000年12月28日、英国ロンドン経由でアイルランドの首都とダブリンに向かう。ヒースロー空港に到着すると、雪のためダブリン行きがかなり遅延。１時間近く待足されるけど、搭乗ゲートが案内モニターにハッキリ表示されない。日本時間にしてもう朝の４時くらい。疲労でややグッタリしている。とはいえ１人旅だから、ビールを飲んでうっかり居眠りなんてできやしない。まだ旅は始まったばかり。なのに何とも幸先が悪く...

454「バターがスル〜ッと滑る坂道。だから“BUTTER SLIP”と言うんだ…！」アイルランド、キルケニー

2000年12月28日、アイルランドの首都ダブリンに到着。ダブリン3日目の12月30日の朝、映画と小説『アンジェラの灰』の舞台となった西部の街リムリックに鉄道で移動して３連泊。輝かしい新世紀の幕開け2001年１月1日を迎えた。そして1月2日、殺伐とした歴史的廃墟が残るキャッシェルへ、続けて翌日はクリスタルで有名な南部の街ウォーターフォードと泊まり歩き、真冬の旅もいよいいよ後半に入った。1月４...

アイルランドはダブリンへ！

さてさて、また久方ぶりになってしまいましたが。。。仕事が忙しく、なかなか写真も撮れず、ブログにあげることもないなあと思っていましたが、、、まさかの海外留学が決まりまして。その際の手続きなど、どなたかのお役に立てばと記録する次第です。30代半ばにして、アイルランドの首都ダブリンにやってまいりました。しばらくアイルランド留学ネタを投下していきたいと思います。

361「新世紀の元日だというのに、夕食はカップヌードルだけだったのだ…！」アイルランド、リムリック

2001年1月１日、めでたく新世紀が明けた元日の朝。僕は前年末12月30日からアイルランド西部の街リムリックに連泊していた。新年早々だけど今日は茅葺き屋根の家々が建ち並ぶ、かわいくて小さな村アデアへバスで行く予定を立てていた。アデアは1976年アイルランドの「かわいい村コンテスト」で優勝したという。果たしてどんなに可愛い村なのか…？気になってPCで検索すると「19世紀の雰囲気を残した最も美し...

204「衝動的に国境の街まで来てしまった。さて、これからどうしようか…？」アイルランド、ダンドーク

2000年12月末から旅を始め、明けて2001年１月初旬アイルランドの南半分をサラ〜ッと一周してダブリンに戻る。その時レイルパスがまだ１日分余っていた。何だか使わないのはもったいない。ということで今回まだ行ってなかった、ダブリンより北のアイリッシュ海沿いの街に行こうと考えた。ガイドブック『地球の歩き方』を開いてページをめくったらドロヘダという街が目に入る。聖ペーター教会のミイラみたいなレリー...

ハープ曲『吟遊詩人の故郷への別れ』

去る２０２２年９月８日に英国のエリザベス女王が亡くなり、今日１９日が国葬とのこと。BBCなど英国のテレビでは、連日エリザベス女王に関する特集やドキュメンタリーを放送していました。そういうことで、急に弾きたくなってここ数日（再）練習をしているハープ曲が『吟遊詩人の故郷への別れ（The Minstrel's Adieu to His Native Land）』。この曲は英国ウェールズ出...

165「げげっ、駅が大混雑で列車に乗れない…！マジか、参ったな、嘘だろ…？」アイルランド、ダブリン

2000年12月30日。2日後は2001年１月１日、つまり「新世紀＝21世紀」前々日の朝９時。僕は２連泊したアイルランドの首都ダブリンから列車で出発しようとしていた。目的地は映画『アンジェラの灰』の舞台となった西部の街リムリック。朝食も取らずにホテル「ホリディ・イン」」を早めにチェック・アウトし、列車が出るダブリン・ヒューストン駅にTAXIで向かう。いよいよ念願のアイルランドの旅が始まる。何...

映画『ブルックリン』を見ました

映画『ブルックリン』を見ました。テレビで他の番組を見たあとに、この映画が始まり、なんとなく先が気になって、最後までみてしまいました。割と面白かったので、こちらに書きたいと思います。（アマゾンリンク）主演はシアーシャ・ローナン。あらすじは、「アイルランドの小さな町で、姉と母と3人で暮らす少女。町の食料品店で働く彼女は、意地悪な女店主にこき使われ、閉塞した日々を送っていた。そんな妹を心配した姉に...

276「本場ギネスの工場で飲む“Guinness”は、何と言っても格別なのだよ…！」アイルランド、ダブリン

2001年１月上旬。前年12月末からスタートしたアイルランド周遊の旅もいよいよ終盤。ちょっと寂しいけどいよいよ帰国前日となった。ダブリン到着翌日に購入したレイルパス「エメラルド・カード」の記載ミスさえなければ、この日も列車に乗って見知らぬ街をウロウロできるはずだった。１日分使えなくなったのは自分の初歩的なミスだから、口惜しいけれど誰も怒れない。あぁ〜、全く自分のアホさ加減に呆れてしまう。アイ...

534「小説を読み、映画を見て、僕はこの街に行きたいと強く思ったのだ…！」アイルランド、リムリック

2000年12月末から翌年１月上旬にかけ、僕はアイルランドを１人で旅した。まずは到着後ダブリンに２連泊。そして３日目12月30日は西部の街リムリックに鉄道で向かう。そのために出発前日、アイルランド全土で使える鉄道とバス乗り放題の「エメラルド・カード」をツーリスト・インフォメーションで手に入れる。このパスは東京では売ってないからダブリン到着後に買うしかなかった。新世紀の幕開けを翌々日に控えた、...