"三好達治" の検索結果 96 件

  1. 峠/三好達治

    峠/三好達治

    峠私は峠に坐つてゐた。名もない小さなその峠はまつたく雑木と萱草の繁みに覆ひかくされてゐた。××ニ至ルニ里半の道標も、やつと一本の煙草を喫ひをはつてから叢の中に見出されたほど。私の目ざして行かうとする漁村の人人は、昔は毎朝この峠を越えて魚を売りに来たのだが、石油汽船が用ひられるやうになつてからは、海を越えてその販路がふりかへられてしまつたと私は前の村で聞いた。私はこの峠までひとりの人にも会はず...

  2. 甃のうへ/三好達治

    甃のうへ/三好達治

    甃(いし)のうへあはれ花びらながれをみなごに花びらながれをみなごしめやかに語らひあゆみうららかの跫音(あしおと)空にながれをりふしに瞳をあげて翳りなきみ寺の春をすぎゆくなりみ寺の甍(いらか)みどりにうるほひ廂(ひさし)々に風鐸(ふうたく)のすがたしづかなればひとりなるわが身の影をあゆまする甃のうへ※三好達治詩集『測量船』よりこの詩、中学か高校の教科書に載ってて当時は意味は分かったような分から...

  3. 整然と、雑然と

    整然と、雑然と

    強度のために失敗した硫酸瓶を利用して作られたという瓶垣。崩れていたそうですが、保存のために瓶を掘り出し、新たに並べて作り直したそうです。見てると「平成たぬき合戦ぽんぽこ」を思い起こすのはなんで?こっちは昔のままの瓶垣だと思います。瓶だけではないような。不揃いなとこに味がある。

  4. 40年超原発再稼働に同意  使用済み核燃料の行方決まらず/核心東京新聞

    40年超原発再稼働に同意 使用済み核燃料の行方決まらず/核心東京新聞

    【要約】4月28日、福井県知事が40年超老朽原発3基の再稼働に同意した。「脱炭素」の声に押された見切り発車。例外とされた運転延長の道へ先陣を切った。東京新聞20年4月29日■配慮◯杉本達治 福井県知事「5年前から安全性を確認してもらい、避難計画も1月に出された。いたずらに延ばすわけにはいかない」◯ある中堅県議「関電の現場から再稼働を急ぎたいとの声が上がっていた」「再稼働すれば、短期間でも10...

  5. 桃太郎伝説の地、鬼ノ城跡を歩く。その3<第1・2水門~高石垣>

    桃太郎伝説の地、鬼ノ城跡を歩く。その3<第1・2水門~高石垣>

    「その2」のつづきです。向こうに復元された西門と土塁の城壁が見えます。 西門をあとにして、南へ向かいましょう。 通路に敷石が敷かれています。鬼ノ城では、城壁の下の面に接して板石が敷き詰められていて、幅は基本的に1.5m幅だそうですが、広いところでは5m幅にもなるところもあるそうです。 この石畳のような敷石は、通路としての役割もあるものの、その傾斜などからみるに、もともとは雨水等から城壁を守る...

  6. 運転40年超す原発 最大25億円交付金/東京新聞

    運転40年超す原発 最大25億円交付金/東京新聞

    【要約】杉本達治 福井県知事は運転開始から40年を超えた原発1基あたり最大25億円が国から県に交付されると明らかにした。東京新聞20年4月7日■杉本達治 福井県知事「県議会で(40年超原発の)再稼働と進めてほしい」■福井県高浜原発と美浜原発に40年超の原発がある。県への交付金は最大で50億円となる。・・・「原発マネーは国の毒薬地域の麻薬」どなたが言い始めたのか分からないが名言。「札束でほっぺ...

  7. ウォーキング

    ウォーキング

    バイクのバッテリー充電にと緑2輪館へお目当てのブツが無く残念折角ここまで来たのでもう少し走って、この前行った池を一周歩いてみることに。バイクで侵入して良かったのか分かりませんでしたが、トコトコと少し走りコチラへバイクを停めていざ!ランナーさんも見通しが悪いところではゆっくり走りましょうと…この看板のこれより先がどこの事か悩みました。池の中の砂利道を車が走ってる〜バイクで走ってみたいがや〜この...

  8. 『風景写真』《2021年3-4月号》は2月20日(土)発売開始!

    『風景写真』《2021年3-4月号》は2月20日(土)発売開始!

    長く厳しかった冬も、そろそろ終わりを迎えます。辺りを見渡せば、ぽかぽか陽気に誘われて、控え目な春が顔を出しはじめています。3-4月号では、そんなささやかで心踊る春の訪れの風景を特集します。巻頭のギャラリーに登場いただくのは、野呂希一さん、福田健太郎さん、前田真三さん、前田 晃さん、佐藤 尚さん、片桐重子さんです。まだ以前のように撮影に出かけることが難しい昨今ですが、全国の風景写真愛好家のみな...

  9. 太郎

    太郎

    金沢の小立野につながる坂のちょっとしたヘアピンを曲がると甍の群が浮き上がって見える雪の日には三好達治の「雪」を雨には福田平八郎の「雨」を思うもまたたく間に車は市井の雑踏に「瓦」を見失う郷愁とは見えないものが見えた体験か見えないものに守られている体験かそこにだれか大切な人がいた記憶か無くしてしまった夢か思考は無限ループを描いたまま霰のように音を立てて降り注いでいる

  10. 当たり前のこと

    当たり前のこと

    8日間連続の真冬日が続いている北海道すっぽりと冷蔵庫に入ってしまったように寒いです私の大好きなお店のひとつ北海道の由仁町にある三好焼菓子店昨年の12月札幌の器屋さんで焼菓子の予約販売がありました一昨年にも購入しまた昨年も購入させていただきましたいつものお菓子の箱がとっても素敵にバージョンアップしていました店主のこだわりとセンスを感じますそういえばこの箱…cogu no moriの箱と雰囲気が...

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