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『ジャンボーグＡ＆ジャイアント』（仮）

チャイヨー・プロが円谷プロと合作した「ジャンボーグＡ」の劇場版で、日本未公開。ジャンボーグＡとタイのヒーロー、ジャイアントの共演を描き大ヒット。そこで第二弾として「ウルトラ６兄弟VS怪獣軍団」が作られた、というワケ。デモンゴーネは月面に基地を作り巨大なビーム兵器を設置するが、完成させるにはワットアルンに保管されている宝石が必要だった。宝石を奪取するべくデモンゴーネはジャンキラーJr.を送り込...

『ウルトラ怪獣ＤＶＤコレクション８ガッツ星人』

こっちのシリーズも久しぶり。で、間をちょっと飛ばして「ウルトラセブン」第39話と第40話を見ました。ところでこのエピソード、39話は「セブン暗殺計画〔前篇〕」なんですけど、40話は「セブン暗殺計画〔後編〕」なんですよね。つまり何故か前篇と後編、「篇」と「編」で「ヘンの字」が違うという…「ヘン」なの！数年前にあるところで教えてもらうまで気付きませんでしたが、単なる誤植なのかなあ。さて今回のウル...

『円谷プロ特撮ＤＶＤコレクション03超必殺技！』

「ウルトラセブン」第26話「超兵器Ｒ１号」惑星攻撃用の超兵器の実験場に選ばれ、破壊されたギエロン星。生物は存在しないとされていたのだが、そこから巨大生物が地球に飛来、放射能をまき散らす、というお話で、有名な「血を吐き続ける悲しいマラソン」という名セリフが登場する回である。地球に強大な兵器があると知れれば、宇宙人も侵略を思い止まるだろう。いや、もっと強力な兵器を持って地球を侵略に来たならば、更...

『円谷プロ特撮ＤＶＤコレクション02大怪獣進撃！』

いつ以来だ？という感じで２巻を見ます。先ずは「ウルトラマン」第10話「謎の恐竜基地」、あのジラースが出てくる回ですね。鳴き声はベムラー、姿かたちはエリ巻をつけたゴジラなのはご承知の通り。なかなか姿を見せないんでヤキモキさせますが、一端姿を見せてしまえばゴジラです。ウルトラマンが登場するとすぐさまエリ巻を取られてしまうので、あっという間にゴジラ対ウルトラマンのドリームマッチが開幕。しかしジラー...

『白猿ハヌマーンと７人のウルトラマン』（仮）

チャイヨープロ製作、「ウルトラ６兄弟VS怪獣軍団」の元ネタです。…といいたいところだったけど、本当の意味でのオリジナル版は今じゃタイ本国でも見られないっぽい。これはタイで発売されてるVCDなんだけど、多分2001年頃にリバイバル公開された再編集版だと思う。他にも「ウルトラマンZOFFY／ウルトラの戦士VS大怪獣軍団」のフッテージを追加した、更なる再編集版（こちらは「白猿ハヌマーンと11人のウ...

『ウルトラＱ』⑥

第11話「バルンガ」と第12話「鳥を見た」を続けて鑑賞。しかしどっちの話もなんだかピンとこないねえ。バルンガは風船にも似た生物で、エネルギーを吸収してどんどん膨張していくという怪獣。冒頭に土星帰りのロケットの墜落事故が起こり、そこから次々と怪事件が発生するという流れなのだが、一連の事件とバルンガの結びつきが弱いというか何と言うか。背後に、かつてバルンガを発見したものの詐欺師呼ばわりされた元科...

「ウルトラの父」冬木透作品による『希望の光コンサート』

「交響詩ウルトラセブン」と「交響曲ウルトラコスモ」、冬木透が手掛けた二つのシンフォニーを吹奏楽版で！こんなコンサートがあることを知らず、そもそも吹奏楽版が作られていたことさえ知らず、かなり直前になってその存在を知ったので慌ててチケットを取りました。会場はかつしかシンフォニーヒルズのモーツァルトホール、演奏は大井剛史指揮の東京佼成ウインドオーケストラ。このホールは10年ぐらい前に２度か３度行っ...

『ウルトラＱ』⑤

第９話「クモ男爵」タイトルロールになっているが、”クモ男爵”なる怪人物は出てこない。万城目が語る伝説の中に登場する人物で、あくまでも一挿話扱いで、実際に出現する巨大クモとの関係性も不明。荒れ果てた洋館が舞台になるあたり、どことなく50年代辺りのハリウッドのＢ級怪奇映画風だ。ちなみに冒頭にクモが出現するのは灯台なのだが、このクモと洋館のクモの関係も不明。ゲストは若林映子。彼女の出演が一層洋画っ...

『ウルトラＱ』④

第７話「ＳＯＳ富士山」富士山噴火の兆候ありとの情報を得た由利子は、樹海で育ったターザンのような青年タケルの存在を知る。その頃、吉野のお池から噴き出した岩石が怪獣ゴルゴスへと変貌。タケルは樹海の平和を守るべく、単身ゴルゴスに立ち向かう。富士山は噴火すると主張する科学者、樹海で育った野生児タケル、気のいい警官、幼い頃に生き別れた弟タケルを探す姉、と接点らしい接点のない登場人物が右往左往。これに当...

1984年の「ウルトラマン」

1977年あたりから盛り上がり始めたブームは＜第三期ウルトラシリーズ＞を生み出したが、その勢いは長続きせず、81年春の「ウルトラマン８０」終了と共に終わりを告げた。待望の新作TVシリーズ「ザ・ウルトラマン」が当時のブームを反映したアニメーション作品として作られたこと、それに続く５年ぶりの実写特撮作品が、これまた人気を博していた学園モノ、教師モノの影響を受けて作られたことは、直接の原因ではない...