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志村けんさん逝去から間も無く1年（一周忌）、改めて志村さんとドリフについて思うこと

2014年（平成26）ないし15年（同27）頃に熊本市中古ショップで50円で購入したザ・ドリフターズ（以下「ドリフ」）のリーダーであり、志村けんさんの「恩師」の一人でもあるいかりや長介さんが綴った「ダメだこりゃ」。いかりやさんがご自分の半生を振り返っている中で「8時だよ！全員集合」（以下「全員集合」）や「ドリフ大爆笑」でのことをはじめとするドリフでのことはもちろんのこと、志村さんのことについ...

生きがいの限界

絵を楽しんで描いていたピカソは、筆を置くと不機嫌になった。これはどういうことを意味しているか。それは「生きがいの限界」。私達が楽しんで、これって生きている実感があるなとか、生きがいを感じるなと思っているものがいくつかあるが、それがピカソにとっては絵を描くことだった。楽しく絵を描いていたそのピカソが筆を置くと不機嫌になった。確かにこれは生き甲斐だと思っていて楽しんでやっていたこともそれが続かな...

藤原正彦著「我が人生の応援歌（エール）」を読む

藤原正彦さんの著書「我が人生の応援歌（エール）」を読む。「日本人の情緒を育んだ名曲たち」とサブタイトルが付いているが、気軽に読めるエッセー集である。小学館新書、900円＋税。藤原正彦さんと言えば、15年前に出版された「国家の品格」だ。200万部ものベストセラーとなったが、「論理より情緒」、「英語より日本語」、「民主主義より武士道」を強く訴え、専門家からは反感もあった。「品格」という言葉が流行...

朝ドラ『エール』にどっぷりハマったコロナ禍。

先週、朝ドラ『エール』が終わっちゃいましたね。昭和という激動の時代に、数々の名曲を世に送り出した作曲家・古関裕而さんの生涯をモデルにした物語『エール』。数年前より朝ドラを観るのが日課になってしまっているわたしですが、今年の『エール』は、特にハマっちゃいましたね。わたしの中では近年ナンバーワン作品かもしれません。というのも、実在の人物をモデルにしたフィクションの物語という点では他の朝ドラでもよ...

ついに番組が

できました。本当にたくさんの方々に助けていただいて、ついに、番組ができました。シードライブラリーを機に発足した「暮らしに楽しみの種をまき隊」企画第１弾です。海士町シードライブラリーへの思いから始まり「種」はどういう存在なのかテレビでは報道されない種子法とは？廃止されるとどうなる？モンサントってどんな会社？除草剤ラウンドアップってどんなもの？ラウンドアップ裁判について日本で報道されないのはなぜ...

【 志村けん：金・ビジネス・人生の成功哲学 】

【 志村けん：金・ビジネス・人生の成功哲学 】最近、「志村流金・ビジネス・人生の成功哲学」(志村けん著、マガジンハウス)を読んだ。以下は、一部抜粋。人生のアフター・ファィブに何をする？さて、一生を二十四時間に見立てる話の続きだ。(前章：72才＝1日＝24時間、1時間＝3歳)オレと同じ歳なら(注：本書の発行2002年時点で52歳)、まだ夕方の五時だから、深夜零時まであと七時間ある。でも、たぶん...

黒沢映画・小津映画での、生身の女のセクシー担当・千石規子への黒沢明評価

（以下、ネットで拾ったもの）戦前～戦後のレトロ写真@oldpicture19001949年（昭和24年）。映画「野良犬」の演技打ち合わせの風景です。左から黒沢明監督、主演の三船敏郎、志村喬で、疲れて寝転んでいるのは千石規子です。黒沢明の演技打ち合わせは相当厳しかったようです。三船敏郎がノートに丁寧にメモをしているのがわかりますね。（以上引用終わり）いやーオトコ三人＆キャメラの前で、寝転ぶなん...

やはり読書はキホンのキ

『本屋を守れ 読書は国力』（藤原正彦／PHP新書、2020）☆☆☆☆☆日本人の15歳の読解力はOECDの学習到達度調査で急落。月に一冊も本を読まない中高生や、移動時間に新聞や文庫本を読まず、スマホしか見ない大人たち。町の本屋の数は減る一方。著者曰く、これらは国家全体に及ぶ「読書離れと教養の低下」に他ならない。目指すは「書店の復活」である。愛国の数学者が独自の直観と分析によって達した結論。（以...

フジファブリック | 若者のすべて【1人多重奏】- 謎ロンCOVER #27

シリーズ【第27弾】は 2007年11月7日 に発売された フジファブリック さんの名曲。急に寒くなった夏の最終日の夕暮れ時に必ず聴きたくなる名曲。北海道はこの曲がとてもよく合う季節になりました。あの衝撃の訃報から10年以上経った今も多くの人に愛される神曲。あの日のことは忘れられないよ。日本人の琴線に触れる旋律、歌詞。本物の天才の作品。何年経っても思い出してしまうな。https://www....

パノラマ合成(旭山記念公園)

青空の下「旭山記念公園」から地平線もかすむ石狩平野を俯瞰すれば、豊平川の渡し守「志村鉄一」を案内人に従えた「島判官」にもなったようで、明治二年、原生林の円山から眺め「サッポロペツ」の区画を指図している気にもなってくる。妄想癖がいまだ治らない爺々だから仕方ない（笑）石狩平野は関東平野に次いで二番目に広い平野だから、パノラマ合成にしてみました。(画像クリックで拡大します)にほんブログ村 にほんブ...