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読書『家裁調査官・庵原かのん』

【家裁調査官・庵原かのん】乃南アサ著乃南アサさんの本は17冊目ですがしばらく読んでいなかったので、7年ぶり。警察でも裁判官でもない私たちには「聴く」ことしかできないけれどー。家裁調査官は「臨床の専門家」として生身の人間を扱い、罪を犯した者たちと向き合うのが職務。少年調査官として働くかのんは家庭や学校、友人との問題などで荒んだ少年少女たちの声なき声に今日も耳を傾ける。更生の可能性を信じてー。ひ...

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読書『ランチ酒おかわり日和』

『ランチ酒おかわり日和』原田ひ香著『ランチ酒』シリーズ第2弾。バツイチ、アラサー、犬森祥子の職業は＜見守り屋＞。依頼が入ると、夜から朝までひたすら人やものを見守る。彼女の唯一の贅沢は、夜勤明けの晩酌ならぬ「ランチ酒」。街で出会ったグルメを堪能しながら思うのは、一人娘のこと。別れた夫とその再婚相手のもとで暮らす娘に会えぬまま半年が経っていた。独り思い悩むが、ワケありな客たちと過ごす時間が徐々に...

【rieriri&Yummy】2023年3月11日 「おひるのピアノ」

『おひるのピアノ』2023年3月11日（土）Doors : 11:00 / Show 12:00料金：¥1,500-Time Line12:00-12:30 ユルリララ12:50-13:20 rieririYummy13:40-14:10 水落秀博14:30-15:00 yue+会場東松山 Live Cafe Retro Pop（埼玉県東松山市箭弓町3-3-4 / 0493-59-9303)

旅しよう!!

旅しよう!!

今週のデパ地下弁当

今週、夫が買って来てくれたデパ地下のお弁当。私には「おこわ弁当」ですが自分のお弁当は揚げ物満載。夫曰く、お弁当選びにはあれこれ考えるのだそう。好きな物の方が良いけど、初めてのものにもチャレンジしてみたいし、ちょっと意外性もプラスしたいし…そうでしたか…お弁当選びも楽しんでいる様子。何事も楽しむ夫、見習わねば…いつもサラダは２種類。『30品目のサラダ』と…名前を忘れてしまいましたが、湯葉と油揚...

読書『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』

【今宵も喫茶ドードーのキッチンで。】標野凪著ちょっと”濃い”小説を読んだり”社会派”や”サスペンス”ジャンルの韓国ドラマを観たあとにはほっこり癒される本が読みたくなります。SNSでも話題になってお気に入りの本屋さんでも”文庫ランキング”で上位にランクイン。タイトルにも惹かれて購入しました。初めましての作家さんです。＜おひとり様専用カフェ喫茶ドードー＞カフェ好き、さらに”おひとりさま”でカフェ...

読書『任侠楽団』

【任侠楽団】今野敏著今野敏さんの任侠シリーズも第6弾！”任侠”といいつつも”お仕事エンターテイメント”のような小説。阿岐本雄蔵組長率いる”阿岐本組”は任侠団体だけど暴力団（指定団体）ではない。そんな阿岐本組のルールは・心を入れ替えるには（経営再建には）、まず掃除！・過保護が子どもをダメにする。・素人を泣かすな！経営破綻しそうな企業や団体を阿岐本組の面々があの手この手で再建していく。これまで手...

読書『川のほとりに立つ者は』

【川のほとりに立つ者は】寺地はるな著2023年本屋大賞候補作10作品に選ばれた一冊。寺地さんは本屋大賞、初ノミネート。これまでは一次投票で2021年「水を縫う」12位2022年「ガラスの海を渡る舟」11位カフェの店長を務める原田清瀬は恋人の松木圭太とあることをきっかけにすれ違ってしまう。そんなある日、松木がケガをして入院。意識が戻らない状態が続く。松木の部屋で”ノート”をみつけた清瀬は松木の...

読書『傲慢と善良』

【傲慢と善良】辻村深月著今回はネタバレありです。辻村深月さんの本は16冊目。この『傲慢と善良』も骨太で中身の濃い作品でした。タイトルはやはりジェイン・オースティンの『傲慢と偏見』から着想を得たと、辻村さん自身、インタビューで語られていました。デビュー15周年で30代となった辻村さん自身がまわりから”婚活”についての話をよく耳にするようになり”現代の婚活事情の息苦しさ”を描こうと思ったそうで婚...