"カラヤン" の検索結果 36 件

  1. 避けがたい芸術の力

    避けがたい芸術の力

    大晦日のジルフェスタ―コンツェルトは価値があった。ベルリンのそれはカラヤンが始めたようだが、昨年までは特別料金でエンタメ公演として売られていた。ヴィーンのノイヤースコンツェルトも今ほど国際的な名声も無かった頃だろうから、カラヤンも柳の下の泥鰌を狙っていたのかもしれない。だから晩年の1987年に楽団との関係が疎遠になるまでは大晦日に本番のあるノイヤースコンツェルトに登場することもなかった。19...

  2. 年末年始の買い出し

    年末年始の買い出し

    アトフェントカレンダーも終わりに近い。もう幾つ寝るとである。今年はベルリナーフィルハ―モニカーのデジタルコンサートのクイズを答えて二日券を集めた。20回以上貰ったので、40日分ほどあるのだが、1月15日までに使わなければ無効となる。その前に年内有効のただ券が一週間分あって、年末までに使わなければ行けない。つまり今日辺りから使っても15日までは入れることになる。大当たりはしていないが、先ずはこ...

  3. ヴェルディ、オペラ序曲・前奏曲集・合唱曲集SACDLP

    ヴェルディ、オペラ序曲・前奏曲集・合唱曲集SACDLP

    ヴェルディ:序曲・前奏曲集ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団指揮:リッカルド・ムーティ①歌劇『運命の力』序曲(シンフォニア)②歌劇『アッティラ』前奏曲③歌劇『ナブッコ』序曲④歌劇『椿姫』第1幕前奏曲⑤歌劇『ジョヴァンナ・ダルコ』序曲(シンフォニア)⑥歌劇『椿姫』第3幕前奏曲⑦歌劇『レニャーノの戦い』序曲(シンフォニア)⑧歌劇『群盗』前奏曲⑨歌劇『仮面舞踏会』前奏曲⑩歌劇『ルイザ・ミラー...

  4. カラヤングスタフ・マーラー交響曲第9番

    カラヤングスタフ・マーラー交響曲第9番

    ライブ盤も有名ですが、このスタジオ盤もゆったりと重厚でなかなかいいですよ。たまに聞きたくなります。

  5. プッチーニの純効果

    プッチーニの純効果

    (承前)週末の生中継を堪能した。想定以上の出来だった。先ずはディレーの時間差も感じさせなかった。バイヤー監督以下が入念に準備していたのだろう。カメラのスイッチも見事だった。更に殆どドロップアウトもなく18時始まりの二回の20分の休憩を挟んで殆ど会場に出入りするように楽しめた。TVで感動することなども無くなったが、中継映像で引き込まれたのも珍らしい体験だった。音響は舞台に近いメインのマイクロフ...

  6. 緑の風に誘われて試す

    緑の風に誘われて試す

    ワインの試飲会を二件申し込んだ。双方とも今までは連絡無しに突然出かけて試飲してきた醸造所である。しかし流石に一件は中庭で着席で行うというので、予約無しでは難しく、もう一件も人数が集まって賑わう醸造所なので連絡を入れておいた。両方ともまだ何とかなるだろうが、連絡を待つ。その週末の間にはバーデンバーデンの祝祭劇場に行って、SWR交響楽団演奏でマーラーの七番交響曲を聴く。前の週にミュンヘンで「ブル...

  7. チャイコフスキーの音楽構造

    チャイコフスキーの音楽構造

    フランクフルターアルゲマイネ紙の「イオランタ」批評は、ペトレンコに単独インタヴューしていた筆者乍、「スペードの女王」では書き切れていなかった音楽について少し踏み込んでいる。ペトレンコの指揮したチャイコフスキーの集中した壮麗さと感受的なエレガントを一度でも、その音楽的構造とバランスを意味合いを体験した者にとっては、そのようないい加減な評価に怒りと恥を感じるものでしかないと書いている。要するにロ...

  8. 舞台を向くダミーヘッド

    舞台を向くダミーヘッド

    バーデンバーデン祝祭劇場の総稽古の映像が流れてきた。第一印象はやはりしなやかな音が出ているということだ。メータ指揮「オテロ」でもそれなりの奈落感はあったが、やはりペトレンコが振ると、硬軟の両面が上手に出ている。その点で音楽祭の創立者フォンカラヤンよりも巧い。板の上では昨秋「マゼッパ」で聴いていて分かっているが、やはりその音響が異なる。ベルリナーフィルハーモニカーのサイトには改めて会場創設から...

  9. 独墺交響楽の響き

    独墺交響楽の響き

    (承前)東京でも演奏される予定だったプログラムの前半はメンデルスゾーンの「スコットランド」交響曲。この曲はキリル・ペトレンコは2016年4月のヴィーンのニコライコンツェルトで定期公演デビューした時に「大地の歌」の前に演奏され、放送された。更にコロナ期間中にも夏のツアープログラムに第一交響曲も指揮した。メンデルスゾーンの作曲はドイツ音楽の中心にあるものでナチ政権下に消え去られようとしていた伝統...

  10. 本物のチャイコフスキー

    本物のチャイコフスキー

    バーデンバーデンでの「マゼッパ」公演の批評が出ている。その後日曜日にベルリンでも演奏さられたが、バーデンバーデン同様に、恐らくそれ以上に入らなかったようである。理由は分からないようだが、チャイコフスキーのオペラへの認識が低いという事でもあろう。よって、今迄フィルハーモニーで演奏された最高のチャイコフスキー演奏だったとする評価は正しいのだろう。誰もがフォンカラヤンのそのレガートの効いたクリーミ...

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