"クリスティナ・ドッドウェル" の検索結果 5 件

  1. 天幕のパッチワークができた――クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』④

    天幕のパッチワークができた――クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』④

    クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』より④七〇キロ走るのに二時間近くかかった。最初、わたしたちは補給所を通ったが、そこでは難民に麦、小麦粉、食用油、家を建てるための木の柱などが支給されていた。難民村自体はシーラが最後にここへ来てから二倍近くにふくれあがっていた。いまは長さ三キロで幅は同じだった。村ができてから六年たち、道路ぎわの露店には新鮮な果物や野菜が山のように並べられ...

  2. 村やリンゴ園のあいだをぬけると、すばらしい風景がひろがっていた――クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』③

    村やリンゴ園のあいだをぬけると、すばらしい風景がひろがっていた――クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』③

    クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』より③ヴィザがおりるまで一週間かかるので、もっとバルチスタンを見てまわろうと思い、クエッタへもどる列車に乗った。ラマダンの終わりを一族そろって祝おうとする人々で満員だった。四日間のこの祝日は、イスラムのイード、つまり四大祭のひとつであり、祝いをはじめる日は新月をいつ発見するかで異なる。わたしは女性専用のコンパートメントに入った。パルダー...

  3. バザールに宿をとるのは楽しい――クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』②

    バザールに宿をとるのは楽しい――クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』②

    クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』より②翌朝、イランのヴィザを申請した。どこへ行くにも市バスを利用した。タクシーや人力車は外国人とみるや四倍の料金をふっかけるから、バスに乗るしかない。バスでは、女性は前部座席に隔離されて坐るが、女性にたいする排他主義も、こうなると歓迎できる。後部座席の男性のほうは、坐るどころかぎゅうづめになって立っているからだ。隣に坐っている女が水差し...

  4. それでも、アレクサンドロス大王よりは運がよかった――クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』

    それでも、アレクサンドロス大王よりは運がよかった――クリスティナ・ドッドウェル『女ひとりトルコ・イランの旅』

    日本ではこのところ黄金週間というやつであったわけでありまするが、世界に目を転じまして、イスラムの国々を見渡してみますれば、断食の月であるラマダンの最終日が、今年は5月1日でありまして、イードという断食明けの大祭がその翌日の5月2日から行われておったわけであります。そういうわけで、ちょっと遅くはなりましたが、本日はラマダン明けの場景が出てくる文章を読んで見ることにします。みんな大好きラクダも出...

  5. トイ・ストーリー4

    トイ・ストーリー4

    声優は唐沢さん・所ジョージさん・戸田恵子さんと鉄板メンバーでしたので吹替で鑑賞。番宣ではシリーズ最高って言っていたけど個人的には前作を越えられなかったと感じました。新たな持ち主ボニーを守る使命を全うするウッディの奮闘と葛藤、新たな仲間手作りおもちゃのフォーキーがこの作品の肝。かつての仲間ボーと再会し外界を知る彼女と一度も愛されたことのないおもちゃギャビー・ギャビーとの事件を伏線に展開していく...

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