"クロポトキン" の検索結果 1 件

  1. 夜半の涙より温いものを知らぬ監房で、自分の吐いた寝息が鉄窓の硝子に氷の華を――吉田一穂『故園の書』

    夜半の涙より温いものを知らぬ監房で、自分の吐いた寝息が鉄窓の硝子に氷の華を――吉田一穂『故園の書』

    冬という牢獄。いずれ春になればそこから釈放されるであろうが、しかし遅々たる春の訪れ、断頭台への恐れ。じりじりとして、とっとと脱獄してしまいたい。というわけでまた吉田一穂の詩を読みます。でもその前に今回も川内康範を呼びましょう。うーん、これはもうパンクや!放送禁止になるどころか、堂々と挿入歌になってるところが、さすが川内康範の貫録、威光でありますね!吉田一穂散文詩集『故園の書』(厚生閣書店刊、...

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