"パルムドール" の検索結果 6 件

  1. 「TITANE チタン」

    「TITANE チタン」

    開始15分位で、もう劇場を出て帰ろうかと思った。こんな気持ちになったのは、久し振りである(大昔に某邦画「大河の〜」という作品で辟易としたことがあって、その時はラストシーンだけを観ずに劇場を出るというせめてもの抵抗をしたのであった)。何故今回15分で劇場を出なかったかというと、マイナス×マイナスがプラスになるように、キチガイ×キチガイが何かに昇華するのではないかと、淡い期待を抱いたからだ。だが...

  2. 2020「パラサイト地下室の家族」をみて

    2020「パラサイト地下室の家族」をみて

    世界中を席巻しているあの韓国映画「パラサイト」をみてきた。劇場では壁一面に「パラサイト」の写真や記事が大きく貼られていた。韓国映画としてはカンヌパルムドール初受賞。うれしそうなポン・ジュノ監督の笑顔。 この映画の始まりは・・・半地下のアパートに暮らす一家を描く。母と父、娘と息子の4人家族は全員失業している。ピザ屋のピザの箱を組み立てる内職仕事を4人でこなす。窓からは立小便をする酔客の足だけ...

  3. ジャック・オディアール『ディーパンの戦い』

    ジャック・オディアール『ディーパンの戦い』

    カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲る作品は自分の趣旨に合うので観るようにしている。ここ最近は気になった作品や監督ばかり追いかけていたので、2013年から止まったままだった。ジャック・オディアール監督の『ディーパンの戦い』は2015年にパルムドールを獲った作品。朝、起きたて脳だと少し刺激が強すぎる作品だったけど映像は綺麗だし、ここ最近の中国によるウイグル人弾圧の問題となんとなくリンクして観れて...

  4. 話題の映画「万引き家族」を大変面白く見た。

    話題の映画「万引き家族」を大変面白く見た。

    2018-07-15遅まきながら、カンヌ映画祭パルムドール賞受賞の「万引き家族」を見た。万引きを生業としている一家を個性的に、陽気に、生き生きと描いていて、批判精神もたっぷりで、さすが是枝監督と思った。家族といってもありきたりの家族構成ではなく、普通の家族生活からはみ出した寄せ集めの擬似家族で、世間常識から見たらとんでもない人たちだ。なかでも、夫のリリーフランキーの妻を演じる安藤サクラの演技...

  5. 万引き家族

    万引き家族

    こんにちは。有楽ビル店店長相馬 です。パルムドールを受賞した映画、「万引き家族」 を観てきました。大体のあらすじも知らず…友人にも「暗そう…」と一緒に観てもらえず 暗いとかそんな感じではないです。やっぱり、「家族」って厄介だなぁと。そして、お目当ての安藤サクラさん。さすがでした。有楽ビル店長相馬スタッフ随時募集中

  6. 世の中はわかりやすくない

    世の中はわかりやすくない

    6月25日付朝日新聞朝刊文化欄に、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督のインタビューという非常に興味深い記事が出ている。表題も見出しだが、「犯罪者と自分とは違う」感覚広がる社会は危険」という目につく見出しもよい!とかく、「犯罪者と自分とは違う」感覚がやたら蔓延しているからだ。受賞対象となった映画「万引き家族」は社会から見捨てられた人たちの生きざまを丁寧に描いた作...

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