"ヴィスコンティ" の検索結果 12 件

  1. ルードヴィヒ神々の黄昏

    ルードヴィヒ神々の黄昏

    若い頃好きだった川田喜久治さんの写真集です。ルキノ・ヴィスコンティの、ルードヴィヒ神々の黄昏がアマプラで観れるようになっていたので久しぶりに観ています。ワーグナーから財産を吸い付くされたバイエルン王のルードヴィヒ、まだ若い美しいヘルムート・バーガーが観れます。大島弓子さんの漫画で知りましたが意外と背が低いかも?ロミー・シュナイダーのエリザベート、実際のイメージと違いますが、とても美しいです。...

  2. 『山猫』(1963年イタリア・フランス映画ルキノ・ヴィスコンティ監督)イタリア没落貴族の矜持と引き際の美&三浦佳生、三原舞依、荒川静香

    『山猫』(1963年イタリア・フランス映画ルキノ・ヴィスコンティ監督)イタリア没落貴族の矜持と引き際の美&三浦佳生、三原舞依、荒川静香

    ずっと映画館に行っていないのだが、この映画は映画館で見たかった。舞台は19世紀半ば、イタリア統一戦争中のシチリア島で、公爵である貴族の当主ファブリッツィオ(バート・ランカスター)のお屋敷。お城のような屋敷の開け放たれた窓やドアにつけてある、大きなレース素材のカーテンが、豪華で豪華で、それが豪快に風に翻る様子がものすごく美しかった。床も市松模様や幾何学模様の凝った作りで、家具も豪華、人々の衣装...

  3. イタリア貴族の没落「山猫」

    イタリア貴族の没落「山猫」

    今月も下旬に入ります。お子たちは夏休みでしょうか。ちびた時代、1年でいちばん元気はつらつな時期でした。体調はいいし、明るいし、ほどよく暑くてしかも夏休み、今日何しよう明日何しよう、どこにも連れてってはもらえないんだけどアニメを見たり、外で遊んだり、ラジオ体操行ったりアイスを作ったり食べたり、麦茶をがぶ飲みしたり花火をしたり、天の川を眺めたりささやかでもめっちゃ楽しかった思い出がたくさんありま...

  4. 「ヴェネツィアに死す」を読んで、観た

    「ヴェネツィアに死す」を読んで、観た

    とにかくパワーがないのです。気力も足りない。本を読めていたら、気持ちがそれで済むんですけど文字に集中するのがむずかしくなってしまった。もうしょうがない。今日からエビリファイを増量しようと思っています。7月に増やすなんて初めてです。カナシイ。でも、効いてくれるといいなあ。昨日の午後もソファでぐったりしていました。このまま何もしないと、気持ちが苦しくなる。そうだ録画してある「ヴェネツィアに死す」...

  5. ヴィスコンティの家族の肖像

    ヴィスコンティの家族の肖像

    今日はヴィスコンティの「家族の肖像」を観ました。イタリア語ではなく英語でした。監督がもう体が動きにくくなった頃の晩年の作品で、ほとんどの撮影は古い豪奢な家(アパルトメント)の中で行われたため、まるで舞台劇を観ているようにも感じられました。セットかもしれません。ただ、アパルトメントと言っても狙われるくらいに広いので、私の夢の定番でもある不思議な家の夢、家の奥に沢山知らない部屋があるとか、二階に...

  6. The most beautiful boy in the world

    The most beautiful boy in the world

    15歳のビョルン・アンドレセンとその50年後。かなり辛い内容だが、少年の時の彼の美しさは、たぶん他の美少年ものとはレベルが違う。ヴィスコンティが、トーマス・マンの小説をこれほど美しく完璧に再現できたのは、アンドレセンの美貌抜きには考えられない。『目を見張りながら、アッシェンバッハはその少年が完全に美しいのに気づいた。蒼白で、上品に表情のとざされた顔、蜜いろの巻き毛にとりまかれた顔、まっすぐに...

  7. 死ぬほどに退屈な哲学

    死ぬほどに退屈な哲学

    後列に陣取っていたオバサン二人組はカウフマンファンだった。彼女らの話しは「トリスタン初めてだけどどうしようもなく長い」、「演出は死ぬほど退屈」そして最後までカウフマンにブラヴォ―。三つ四つの批評にも目を通した。玄人筋が観聴きしたものは何も変わらない。そしてその音楽の秀逸さにも異論は見当たらず、ただただそれをどのように認識しようかと苦慮している様子も垣間見える。演出が余りにも高尚で静的になされ...

  8. リュクサンブール公園の彫刻ヴァランティーヌ・ヴィスコンティ

    リュクサンブール公園の彫刻ヴァランティーヌ・ヴィスコンティ

    ミシェル・ドヴァーズさん宅こちら!でインスタライブを終え、そぐそばのリュクサンブール公園を歩きました。天気が良く、コロナ禍でも解放されている公園にはおおぜいの老若男女が集っていました🇫🇷ふと見上げると、大理石とは思えない質感のレース編みの彫刻。前にまわってプレートを見たらば14世紀フランスのオルレアン公爵夫人となったミラノのお姫様でした。遠くの...

  9. 文月「鋏」えてがみどどいつ + 映画「郵便配達は二度ベルを鳴らす」

    文月「鋏」えてがみどどいつ + 映画「郵便配達は二度ベルを鳴らす」

    しくじりばかりのおちょっこちょいで話の種には困らない°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。ひと口映画感想「郵便配達は二度ベルを鳴らす」監督ルキノ・ヴィスコンティマッシモ・ジロッティクララ・カラマイこの作品はこれまでに4度映画化されている。1939年公開作品はコリンヌ・リュシエール、1946年はラナ・ターナー、1981年はジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングが出演している。私が今回観た...

  10. ルキノ・ヴィスコンティ監督『ルートヴィヒ』@FB「映画チャレンジ」

    ルキノ・ヴィスコンティ監督『ルートヴィヒ』@FB「映画チャレンジ」

    友人の映像ディレクター・小林一君からのご指名を頂きまして、1日1本、7日間に渡って映画を挙けるFBの「映画チャレンジ」に参加させて頂きます。「映画チャレンジ」とは映画文化の普及に貢献するためのチャレンジで、#savethecinema に関連するものです。3本目はルキノ・ヴィスコンティ監督の『ルートヴィヒ』です。大学3年と4年の間の休み、2ヶ月強ヨーロッパを一人旅した際、バイエルン王ルート...

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