"俳論" の検索結果 4 件

  1. 再読(1月5日)

    再読(1月5日)

    再読(1月5日)昼飯は安倍川餅になった。雑煮でも同じだが餅は喉に詰まらせないように気をつけなくてはと、命を惜しむようなことを頭に浮かべ、食した。。餅に海苔餅に黄な粉や命惜し(越高飛騨男)そういうことで、昼飯に餅をいただき、喉に詰まらせることなく無事に食べ終えた。餅ではないが、喉に食べ物を詰まらせて亡くなられた方に久保田万太郎氏がいたことを思い出した。万太郎氏の事故死にサラッと触れた随筆に「即...

  2. 「俳人の文章Ⅰ-鴨下信一」忘れられた名文たちから

    「俳人の文章Ⅰ-鴨下信一」忘れられた名文たちから

    「俳人の文章Ⅰ-鴨下信一」忘れられた名文たちから司馬遼太郎さんによると、現代口語文の成立に一番寄与しているのは正岡子規の散文だという。こうやってさまざまな文章をあさってゆくと、我々がいま書き慣れ読み慣れている標準的な日本語の口語文体を作りあげてきたのは、けっして文学史上の純文学の文豪たちではなく、(i)きわめて大衆的な小説家や随筆家あるいは雑文家(ii)新聞記者(iii)戯曲や短歌俳句などの...

  3. 再読(12月24日)

    再読(12月24日)

    再読(12月24日)過日、拙句、みつちりと思ひ知らされ歳暮れるを顔本に載せたのだが、そのときに解って貰おうとHaving been severely forced to realize, the year come to the endと英訳を付けた。昨日、鍋焼きやここも銀座といふ場末と捻って英訳を試みたが、これは無理だと諦めた。そして、「詩の翻訳について(抜書)-萩原朔太郎」日本の名随筆別...

  4. 「俳句と詞書(選)-堀本裕樹」新潮文庫短歌と俳句の五十番勝負から

    「俳句と詞書(選)-堀本裕樹」新潮文庫短歌と俳句の五十番勝負から

    「俳句と詞書(選)-堀本裕樹」新潮文庫短歌と俳句の五十番勝負から〔お題=まぶた〕料峭[りようしよう]やかもめと瞼閉づるとき(堀本裕樹)かもめと聴いて思い浮かぶ作品は、リチャード・バックの『かもめのジョナサン』か、チェーホフの『かもめ』あたりだろうか。僕はここに寺山修司の一首である「人生はただ一問の質問にすぎぬと書けば二月のかもめ」をつけ加えたい。しかし、「ただ一問の質問」とはいったいどんな質...

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