エキサイトブログ

原子力機構 無駄遣いもんじゅ関連 巨額維持費 /核心東京新聞

【要約】11月14日、原研機構の税金の使い方を議論した行政レビューで、無駄遣いが次々と指摘された。東京新聞２０年１１月１５日■温存◯機構担当者「原子力施設特有の専門性が必要な業務で、新規で手を挙げる会社がなく、引き続き（旧ファミリー企業に）お願いしている。*」■ポーズ◯ふげんの使用済み核燃料仏原子力企業「オラノ・サイクル」と133億円の契約フランスに輸送し再処理を想定。再処理するかも白紙。無...

もしこの人でなかったら２～久布白兼致(4)ある漫談～

久布白兼致(くぶしろかねよし)*1は、昭和30(1955)年11月に発足した財団法人原子力研究所(現 日本原子力研究開発機構)の常任理事だった*2。以前述べていた原研建設時の地元住民説明会の折りの結構なブラックジョークの下りが見つかったので以下に示す*3,4,5。ただし、朝日新聞の書籍は*4、原研十年史から引用したものであるが*5、ところどころ間違いがあるので、適宜修正しながら抜粋引用する。...

君知るや大野善久事件2～赤い原研事件簿～

ずいぶん前に入手して、ほぼ積読に近かった本をパラパラ読んでいたら、日本原子力研究所(原研)草創期の大野善久事件の原因が書かれていたので備忘のために記す。この原因は大野氏をサポートする側であった日本原子力研究所労働組合(原研労組)が編集した本であるから、多分事実なのであろう*1。＜以下抜粋引用＞昭和31(1956)年1月大野氏、日立中央研究所から原研第一基礎研究部原子核物理研究室に出向昭和32...

消えた核科学者－日本原子力研究所の場合－

先日、普段は訪問者もまばらで閑古鳥の鳴いている拙Blogに随分とアクセスがあった。検索ワードを調べて見ると、「動燃 消えた科学者」とある。どうやら日刊ゲンダイで始まった連載に呼応していたようだ*1。そうであるならば、日本原子力研究所(原研)における研究者の失踪事件について述べておくこととする。ただし、原研のケースでは向かった先は中華人民共和国(中共)という噂になっていた*2。＜以下引用＞p....

ボウリングと原子力にまつわるエトセトラ

この間、スーパーマンIIIの電子の要塞を見ていたら、ボウリングのシーンがあった。映ったピンが並べられる瞬間に目に飛び込んできたのはAMFの文字。そう、アメリカン・マシン・アンド・ファウンドリー(American Machine and Foundry)の略称である。随分前に読んだ本で、日本原子力研究所(原研、現日本原子力研究開発機構)が研究炉JRR-2を導入したときの販売会社と紹介されていた...