"弁論" の検索結果 41 件

  1. 第41回東京大学総長杯争奪全国学生弁論大会「「生理」現象」

    第41回東京大学総長杯争奪全国学生弁論大会「「生理」現象」

    「お兄ちゃん、大嫌い!」中三春、買い物帰りの玄関で。私は親愛なる妹からそういい放たれました。きっかけは道中妹が訴えた不調からでした。「お兄ちゃん、おなかいたい、荷物もって」眉根をよせ顔をしかめながら少し辛そうに妹は言いました。しかしながら私は「またいつものわがままが始まったか」と、取り合わず「自分で持てよ」と帰路につきました。そうして言われたのが冒頭のセリフです。なんてわがままなやつなんだと...

  2. 第 45 回大隈杯争奪雄弁大会「E.T.」

    第 45 回大隈杯争奪雄弁大会「E.T.」

    私、実は宇宙人なんです。みんなに合わせて生きているけどいつも ぼろが出てしまうそんな宇宙人なんです。 幼稚園の時に「自分がされて嫌なことはやめようね。」って習います よね。 これを律儀に守っていても、私は先生に怒られてしまいました。 「千紘ちゃんもこういうことされたらいやでしょ。」 「そんなことおもわないけどなぁ」 この頃から、自分と他人との感覚のずれを感じていました。 しばらくして小学校に...

  3. 第1回東京農業大学長杯全日本農林水産学生弁論大会「砂上の楼閣」

    第1回東京農業大学長杯全日本農林水産学生弁論大会「砂上の楼閣」

    2022 年2月、ロシアの侵攻によりウクライナの地は焦土と化し、遠く離れた我々の生活にも多大な影響をもたらしました。 石油の価格高騰、家畜の飼料、さらには肥料にまで、戦争による価格上昇の余波は広がり、 今もなお、我々の生活を圧迫しています。 日本から遠く離れた場所で起こった戦争でさえ、小さいとは言えない影響をもたらしてい るのです。 では戦争が遠くではなく近く、あるいは我々がその当事者...

  4. 第1回東京農業大学長杯全日本農林水産学生弁論大会『脱炭素への疑問』

    第1回東京農業大学長杯全日本農林水産学生弁論大会『脱炭素への疑問』

    ここ数年、脱炭素という言葉が浸透し、もはやその言葉を報道やニュースなどで聞かない日の方が少なくなってきた今日。どこか違和感を覚えるのは私だけだろうか。東京都のソーラーパネルの義務化、再エネ賦課金など現実を見ない環境政策によって我々の生活は大きく不利益を被っている。もはや脱炭素は単なる環境問題という範囲に留まらず、政治利用、経済活動への影響も極めて大きなものになってきている。脱炭素が絶対的な正...

  5. 第20回尾崎行雄(咢堂)杯演説大会  『一樹百獲』

    第20回尾崎行雄(咢堂)杯演説大会 『一樹百獲』

    皆さんは「大学生」について、どんなイメージをお持ちでしょうか。 頭が良く、先見性があり、社会をリードする、あるいはリードすべき若者たち、でしょうか。 率直に言ってしまえば、それは遠い過去、或いは現在のごく一部の話です。 その「ごく一部」の集う場の一つが私の所属する「雄辯部」という大学弁論部です。 そこでは、誰もが「自己実現と社会貢献」の理念の下、日夜勉学や個人の活動に励み、その蓄積を以て 社...

  6. 第29 回拓殖大学学長杯争奪全日本学生雄弁大会『命の水』

    第29 回拓殖大学学長杯争奪全日本学生雄弁大会『命の水』

    私は酒が好きだ‼ 金曜日、疲れと、明日への期待とともに飲むとき。 日曜日、過ぎ去る休日と、明日への絶望とともに飲むとき。 月曜日、始まってしまった一週間を嘆いて飲むとき。 家で飲むとき、新宿で飲むとき。 いつでも、どこでも、これほどまでに人生に彩を与え、快楽をもたらしてくれるものが、ほかにあるでしょうか。 酒は、文化の源泉でもあります。 アルカイオス、アナクレオン、ウマル・ハイヤ...

  7. 第44回全国学生新人弁論大会『対立から融和へ』

    第44回全国学生新人弁論大会『対立から融和へ』

    500mlの水一本が200円、ラーメンが1杯3,000円、海鮮丼がなんと5,000円!ロンドンやニューヨークの物価顔負けの値段設定を日本で味わえる場所があるというのです。それは北海道、「ニセコ」。羊蹄山の麓、上質なパウダースノーで国内外から多くのスキーヤーを引き付けて止まない国内でも有数のリゾート地です。しかしその実態は外資によってホテルや土地が買収され、いくら観光客相手に稼いでも地元には還...

  8. 第25回桜門杯争奪全日本学生弁論大会『灰の降る街』

    第25回桜門杯争奪全日本学生弁論大会『灰の降る街』

    人類は自然に抗えない。私は齢7にしてそう確信した。2011年3月11日、地震は前触れもなく私たちを襲った。当時、福島県相馬市に住んでいた私たちの家族は、災害対策を怠っていたために、ただただ地震に翻弄されていた。後々聞いた話では、私の母親は、私や弟に食糧を確保するため震災直後丸二日何も食べなかったという。このような辛酸は二度と嘗めたくない、嘗めて欲しくない、もう少し災害対策をしていれば...そ...

  9. 第47回春秋杯争奪全日本学生雄弁大会『90』

    第47回春秋杯争奪全日本学生雄弁大会『90』

    おぼろげながら、浮かんできたんです。90という数字が。90、90、90...そう、元素番号90番。元素番号90ってなんでしょうか。トリウムです。このトリウムこそ、日本のエネルギー安全保障の未来を支えてくれるのではないか。そんな希望が、おぼろげながら見えてきたんです。本弁論の目的は、そんなトリウムを用いた発電の導入によって日本のエネルギー安全保障への寄与を訴えることにある。猛暑による電力需要の...

  10. 東電刑事裁判「高裁は弁論再開を!一審判決を破棄し、公正な判決を求める集会」

    東電刑事裁判「高裁は弁論再開を!一審判決を破棄し、公正な判決を求める集会」

    福島第一原発事故の刑事責任を問う唯一の裁判、福島原発刑事訴訟の控訴審は、去る6月6日に結審し、判決言い渡しが来年1月18日に指定されましたが、福島刑事訴訟支援団は「一審判決を破棄し公正な判決を求める署名」運動を進め、弁護団ともに、結審後も、弁論の再開をめざして、粘り強い闘いを続けています。7月13日、東電株主代表訴訟において、東京地裁民事8部(朝倉佳秀裁判長)は、被告勝俣、清水、武黒及び武藤...

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