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南信州②

南信州。このあたりは山また山で、交通の便も悪く・・・つまり古い民俗がたくさん残っている貴重な場所でもある。飯田から南へ、山間の村「和合」というところへ。ここでお盆に行われる「念仏踊り」。特徴的な笠をかぶり（死者をあらわしている）激しく踊る。太鼓の音といっしょに、跳ね回るように踊る。伊那の谷にはこんな盆の祭りが残っている。阿南町「和合」の村に伝わる古文書。この天保年間の文書には念仏踊りの詳細が...

女性当事者の視点から見た「松虫鈴虫物語」②～ＤＶ被害離脱過程との類似～

（写真：金沢市西念付近で、しぐれ模様の夕景）１．はじめに法然門下の数人の僧侶が死罪、法然・親鸞らが流罪となった「建永（承元）の法難」という事件がありました。このきっかけの一つが、後鳥羽上皇に仕える女房が無断で出家した事件であることが、教団側の物語として伝わっています。いわゆる「松虫鈴虫物語」です。この物語を実際に読んでみると、現代においてＤＶに苦しんでいる女性が男性の支配下から離脱する過程と...

謹賀新年 京都 ゆく年くる年

明けましておめでとうございます。本年も変わらぬご愛顧賜りますように何卒よろしくお願い致します。MOTTAINAIクラフトあまた癸卯 元旦 閉店してから大掃除、年越しの準備。あっという間の年末。ちょっとの合間を縫って年末風物詩を探索。先ずは六波羅蜜寺さんの「空也踊躍念仏」12月13日〜31日の毎日、薄暮の刻が始まるころから始まります。重要無形民俗文化財の認定を受けてからは、13日〜30日の...

令和5年1月25日法然上人御忌同時同行念佛会

宗祖法然上人は、建暦２年（1212）1月２５日、御歳80歳、京都・東山の吉水、現在の総本山知恩院の地でお亡くなりになられました。そのご命日に、上人のご遺徳を偲び、ご遺訓の『一枚起請文』を声高らかに拝読し、営まれる法会を御忌会（ぎょきえ）と言います。当山では法然上人御忌会に際し、「同時同行念佛会」を奉修いたします。「同時同行念佛会」とは全国浄土宗青年会 による企画で「法然上人の御命日に、全国各...

羅漢さまに会いに

2019年11月に撮影した画像をスライドショーにしました。にほんブログ村

京都・六斎念仏

2022年8月16日。今日は五山の送り火。そちらは見ないで、壬生寺にきています。ここで本日行われるのは、中堂寺六斎念仏。

他力本願とは「歎異抄」

皮膚科の帰り、細い道をあるいていたら、ちょっと心地よさそうなカフエがあった。ちょっと前から納豆だけランチに飽きて、カレーライスを食べたくなっていたので訊いてみたら、日替わりカレーはキーマカレーで、日替わり定食は「豚肉とキャベツの重ね焼き」だという。それは変わっていて面白そうだ、と重ね焼きを頼んだ。出て来たのは、カレーではなく、ふつうの和定食の主菜が「豚肉と、、」だった。カレー頭になっているか...

嵯峨念仏大狂言 その3 『橋弁慶』

『橋弁慶』は、御存じ五条大橋上での弁慶と牛若丸出会いの物語。千人斬りを弁慶の所行とする、お馴染みの物語とはちがい、もとになった能楽の通り牛若丸が大暴れをしている設定で、その妖しげで超人的な力が強調されています。無言劇ですので、無論ここではそういった説明は一切ありませんが能楽では「母の仰せの重ければ。明けなば寺へ登るべし」なんて言って母親が咎めなければ、朝までもっと人を殺しまくりたいって感じの...

嵯峨念仏大狂言 その２ 『釈迦』

4月9日、京都嵯峨野の清凉寺でみた「嵯峨念仏大狂言」のふたつの番組のうち『釈迦如来』です。とあるお寺で、坊主と寺侍が本堂のお釈迦様を礼拝しています。あれ？挙げてた右手が左手に変わり、また右手に。？？？美しい女房とお多福の娘がお釈迦様を拝みにやって来ます。母親がお参りすると、お釈迦様は嬉しそうに「ガッテン、ガッテン」とおじぎ。！！！？？？次に娘がお参りすると・・・同じように「ガッテンガッテン」...

京都への旅⑤愛宕（おたぎ）念仏寺とイタリアン儘（まま）

4月29日（金）トウキョウおはようございます。予約投稿のため天気不明( ;∀;)＊＊＊京都への旅⑤愛宕（おたぎ）念仏寺とイタリアン儘（まま）タクシーでうつらうつらしながらも新緑の美しさに癒されて到着したのは愛宕（おたぎ）念仏寺あたごではなく、おたぎここには1,200体もの羅漢がいますせっかくなのでウクレレくん登場とっても良いお顔で笑っています( ´艸｀)ウクレレ抱えて超ご機嫌なわたしのような...