エキサイトブログ

なにもしてない人が読んだ「なにもしてない」（笙野頼子）

一日一歩も外に出なかった日は写真ネタがない。むかしのブログから持ってくるのだが、その記事を読んでいると、若かった自分が懐かしい。川柳をいくつか書いて喜んでいる。「調子にのって川柳第二弾」、15年前の記事にこんな句を載せて喜んでいる。人込みでふと見かけしか亡母（はは）の背中（せな）人込みでアイツは俺に目をそらす今は人込みを歩かないから、川柳もでてこないな。あの頃はまだ現役、閑職だったから、昼飯...

「全国知事会」がなんぼのもんじゃ＆「笙野頼子三冠小説集」

コロナにかかっていることを知ってもなお、入院を拒否するとか入院先から逃げ出す人ってどんな状況なんだろう。子供のことや老親の、もしかしたらペットのことが気になる人。どうしても自分でなければできない仕事を残してきた人。閉じ込められたくない、遊びたいという人もいるかもしれない。憲法で保障されている移動の自由を制限して刑事罰（懲役！）をもって臨むのに、政府はどんな事例を頭においたのだろうか（国会答弁...

人間天皇と唱える本当の必要性とは「会いに行って静流藤娘紀行」（笙野頼子）

寝るときは、あすは珍しく洗い物が少ないから洗濯なしにしょうかと思ったのだが、寝ていてどうも寒い。二枚重ねているタオルケット、あすからはもう少し温かい夜具にするか、すると今使っているタオルケットを洗ってしまわなければならない、ちょうどいいから少ない洗い物といっしょに洗っちゃおう。その決心を寿ぐかのように、突き抜けるような長月掉尾の青空。このさいとばかりに靴下や下着の洗濯もやってしまったぞ。笙野...