エキサイトブログ

タイワントビナナフシ

タイワントビナナフシ ( Sipyloidea sipylus )撮影:2020年8月下旬神奈川県横浜市

ケンランアリスアブ・・・オスの発見

今年はもう無理だと思っていたのだが、ケンランアリスアブのオスをついに見つけた。これまでは産卵しているメスに２度遭遇しているので、ぜひオスを見たいと思っていた。恐らく今年はダメで、「来年の課題だなあ」と思っていたのだが・・・。6月29日は朝から晴れていたので、11時頃、これまで2度ケンランアリスアブのメスに出会っていたトゲアリの巣を見に行ってみた。全く期待していなかったのだが、巣のあるコナラの...

ケンランアリスアブ・・・リベンジ

6月18日に見つけたケンランアリスアブの画像にはかなりの不満があった。ササ（おそらくアズマネザサ）に覆われた薄暗いコナラの根本にトゲアリの巣があるので、撮影にはストロボを用いた。光沢のある昆虫の場合ストロボを使用するとよい色が出ないことが多い。この時も実物の色や質感はかなり損なわれて写っていたのだ。だから再挑戦を試みた。トゲアリの巣のあるコナラの周りのササを少し刈って、ほんの少し明るくしてお...

ケンランアリスアブ・・・

わが町内でもケンランアリスアブがいないかということで、探し始めてからもう3年になる。このアリスアブはトゲアリの巣に幼虫が住む。トゲアリもあまり多くないので、ケンランアリスアブも少ない、というわけだ。時鳥庵の周辺にトゲアリはそこそこいる。だから探していたのだ。3年前に見つけたトゲアリの巣はすでにない。巣のあったコナラが伐採されたためだ。昨年新たに３巣を発見し、ケンランアリスアブの発生時期（ちょ...

ムシヒキアブ2020（マガリケムシヒキの一種、求愛飛翔か？）

梅雨入り間近というので奥日光に行ってきた。カラマツ林で、マガリケムシヒキの一種の雌雄が追いかけっこをしていた。そのうちメスが枯れ枝にとまり、オスは30㎝程離れたところでホバリングを始めた。求愛行動だろうか。その先にはメスがとまっている。しかし、この後交尾は成立せず、雌雄とも飛び去ってしまった。その後、付近を探すとカラマツの葉の上に静止するメスと、やはりその後ろでホバリングするオスを見つけた。...

ノミバッタ

庭で時々見る小さいバッタです。メカメカしていてカッコ良い。小さいくせに跳躍力が凄くて、容器に入れているとバチンバチンと跳ねるたびに大きな音がします。小さいから見つけづらいけれど珍しい種類ではない、という認識のバッタなのだけれど、裸地にドーム状の巣を作ること、餌は苔や藻類であること、を思うと、そんな場所はそうたくさん残っていないのではないかと心配になる。半日陰で粘土質で湿地のような我が家の庭で...

今年生まれかな？

セグロアシナガバチさん。5月ももう半ばなんで新しい子たちがじゃんじゃん生まれててもいいと思います。いつ見てもカッケー！

アザミウマ（その１９、Stephanothrips japonicus）

Stephanothrips japonicus Saikawa（クダアザミウマ科クダアザミウマ亜科）は本州以南に広く分布し、主に森林の堆葉層に生息する。海外では中国や台湾からも記録されていて、北米にも侵入したようだ。ズキンクダアザミウマやニッポンオナガクダアザミウマの和名がある。個体数は多く、常緑広葉樹林だけではなく、落葉広葉樹林の堆葉層にも見られる。南西諸島ではなぜか石垣島や西表島からは...

（多分）ヤマトシロアリの巣～翅の伸び方！？～

巣立ちの時期ですね、以前紹介したヤマトシロアリ？の巣はどうなったでしょう。本日のむいむい（多分）ヤマトシロアリの巣前回の朽木をひっくり返したら、もうできあがりかけてる翅アリとおつきの働きアリがひしめき合ってました。きっと巣の上層部というか入り口近くでスタンバってたんですね。翅アリって子孫繁栄を託されてるから、すごく大事にされてるのかと思いきや、もうこんな時期からこんな危ない場所でスタンバって...