"路線図" の検索結果 103 件

  1. 講演会で使用したグラフの解説 その16

    講演会で使用したグラフの解説 その16

    上図は中国の金融機関の貸出前年比を、家計向け企業向けに分けてみたものだ。2016年から2017年にかけて、家計向けの貸出が急増する一方で、企業向け貸出の伸びは低下した。それが2017年4月を境に、家計向け貸出の伸びが急低下し、企業向け貸出は漸増するというように、両者は対照的な動きをしている。企業向け貸出の多くは不動産、特にマンション開発業者向けである。こうした企業は在庫を抱えて資金繰りがきつ...

  2. 講演会で用いたグラフの解説 その14

    講演会で用いたグラフの解説 その14

    講演会で用いたグラフ解説 その14前回は、中国の債務比率の推移が、バブル崩壊前後の日本と酷似していることを紹介した。だが、それだけではない。社会全体に占める高齢者人口の割合と、その推移も30年前の日本と非常に良く似ているのだ。90年当時、日本の65歳以上人口の割合は11.4%だった。それが今は28.3%にもなっている。日本社会は、バブル崩壊による打撃もさることながら、それとほぼ同時に進行した...

  3. 講演会で使用したグラフ解説 その11

    講演会で使用したグラフ解説 その11

    講演会で使用したグラフ解説 その11上図はBIS(国際決済銀行)のレポートから借用したものです。まず右のグラフについて。こちらは格付け別の債券残高を国別、年次別にみたもので、黄色がA格以上、えんじ色がBaa格、そして青がジャンク債である。年々、A格以上の割合が減少していて、ジャンクを除く投資適格債の中ではBaa格のウエイトが増していることがお判り頂けよう。それがなぜ問題なのかというと、この先...

  4. 講演会で用いたグラフの解説 その10

    講演会で用いたグラフの解説 その10

    講演会で用いたグラフ解説 その10株価の天敵は米国金利の上昇である。その金利だが、1981年をピークに、もう38年も低下基調が続いてきた。ということは、いま現役で働いている社会人のほとんどは金利上昇時の怖さを知らないのである。かく言う筆者は1981年に信託銀行に入社したが、当時の信託銀行が販売する満期5年の変動商品の利回りは9.63%もあった。ご苦労さんというので覚え易かったが、こんな高い金...

  5. 講演会で用いたグラフ解説 その9

    講演会で用いたグラフ解説 その9

    講演会で用いたグラフ解説 その9トランプが就任後、真っ先にやったことは法人税減税とインフラ、軍事予算の増大だった。こうしたダブルの景気刺激策を講じた結果、株価は上昇し、新高値を更新するに至った。しかし、こうした政策には当然、副作用もあるわけで、それが財政赤字の拡大だ。上図は議会予算局が予測する財政赤字の金額で、今年は1兆ドルを突破し、2028年には1.5 兆ドルになると推定されている。そうな...

  6. 講演会で用いたグラフの解説 その8

    講演会で用いたグラフの解説 その8

    講演会で用いたグラフの解説 その8半年くらい前の日経新聞に、新債券王と評されるJガンドラック氏のインタビューが載っていて、同氏は「2021年には米国の長期金利は6%になっている」と応じていた。その時の長期金利は2.6%くらいだったので、随分と思い切った発言と受け止められたようだ。だが6%はともかく、3.7%くらいにはなる、というのは米議会予算局や行政管理局といった公的機関も認めていることであ...

  7. 講演会のグラフ解説 その7

    講演会のグラフ解説 その7

    上図は、昨日述べた原油が下がると株価も下がる、という話しを補強するグラフである。原油価格下落→ジャンク債の利回り上昇→国債との利回り差が拡大(信用スプレッド)→株価下落、という構図がお分かり頂けると思う。ちなみに2008年のリーマンショック、2018年秋の株価急落は、いずれもWTI原油の価格が200日移動平均線を切った後に起きている。いま、WTIの200日移動平均線は60.6ドル。早期に価格...

  8. 講演のグラフ解説 その6

    講演のグラフ解説 その6

    講演のグラフ解説その6です。講演では最初にマーケットの注目点を話した。それは1、米長期金利が3%を超える、2、原油価格が55ドルを割り込む、この2点のどちらかが起きると、株価には黄色ランプが灯るというものだ。ではなぜ原油が株価に影響を与えるのかというと、原油は経済の必需品なので、原油価格の下落=需要が低迷=世界景気が落ち込み、ということになるからだ。それ以上に問題なのは、米国ジャンク債のベン...

  9. 講演のグラフ解説 その5

    講演のグラフ解説 その5

    講演のグラフ解説その5大手米銀の収益の柱の一つは、社債などのトレーディング業務で、そのために常に一定割合の債券を保有している。ところが、金利が上昇すると、こうした債券に含み損が生じてしまう。FRBは毎週、その含み損額や自己資本の残高を公表している。ということは、大手米銀の含み損率(含み損額➗自己資本)を算出出来るということだ。上図はその推移をみたもので、過去は含み損率が3%を超えるとITバブ...

  10. 福岡での講演会、とても多くの方にお越し頂き、感謝感謝です。

    福岡での講演会、とても多くの方にお越し頂き、感謝感謝です。

    先週17日の第一商品福岡支店で行いました講演会、とても多くの方にお越し頂き、感謝感激です。私が喋りすぎたせいで、ご質問を受ける時間が短くなってしまい、申し訳ありませんでした。なお講演の要旨は次の通りです。 1、株価は今月一杯はダメかもしれないが、2万円台前半まで落ちれば、そこは絶好のチャンス。9月上旬までは上がるだろう。これは悪化の一途を辿る世界経済に対し、各国政府が対策を施して、株価には一...

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