エキサイトブログ

阪神淡路大震災から28年目

今日は1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から28年目の日です。その頃、神戸に住んでいた私たち家族にとっては忘れられない日です。いつもであれば毎朝7時頃に起きるのですが、今日は何故かあの地震が発生した5時45分頃に目が覚めてしまいました。今でもあの朝からの長い一日のことをよく覚えています。その当時は会社に行く時間も早くて5時45分にはパンとコーヒーで朝食をとる寸前のところでした。下か...

冬の土用

長野にいる主人から「また雪が降ったよ」と。寒い季節。白い季節です。強力な寒波が来ているとか。特に雪の深いところにお住まいの方はお気を付けくださいね。でも東京もちょっとの雪で大変なことになってしまったりもするのでそれこそ要注意です。この時期は寒さもひとしおなので、降るといつまでも雪が残っていたり凍ったりするので本当にひどく降らないことを祈っています。私の会社は車で品物の配送をしているので皆のこ...

理路整然の中に、、、

初診において、主訴が何によって起こっているのか問診をし、体表観察を通して核心に迫って行くわけですが、主訴が発症したのは、これこれこういうことがあったから、と自分なりに把握してそのストーリーを話してくれる方がいます。これはまさにその通りの場合もあるのですが、実は本人の意識にないことが原因のこともあり、なんとなく言う通りのストーリーで進めて行くと、あれ？と思うこともあるわけです。先日いらした方は...

三国シェフの特集番組をみてフランス修行時代を思い出す

自宅の書斎にある1991年からフランス修行にいったお店のメニューと修了書をあらためて見直しました。24歳だったか、たった一人レストランに出向いたが、最初の１週間は怒られぱなしで、努力がたらないと毎晩自戒の日々だったことを忘れないです。ところが、反骨精神、火事場のバカ力、ハングリー精神に目覚めたのか、その後失敗したことを次の日は忘れて、能天気な性格に持っていったんですね。それが大当たりだったの...

幻想と怪奇12 イギリス女性作家怪談集

イギリス怪奇小説の作家には女性も多い。ゴシック・ロマンスの流れからだと入っていきやすかったのかもしれないし、男性の大御所が支配している純文学や歴史小説に比べると敷居が低かったのかもしれない。日本では訳書も少なく、まだあまり知られていない女性作家の怪奇小説を、『フランケンシュタイン』で後世に多大な影響を与えたメアリー・シェリーから始め、『レベッカ』のダフネ・デュ・モーリアまで10人の中短編を収...

読み終えた本2冊

大島真寿美著：「結」妹背山婦女庭訓波模様読み終えました。2019年9月に読んだ「渦」妹背山婦女庭訓魂結びの続編です。舞台はどちらも江戸時代も半ばを過ぎた道頓堀。「渦」では人形浄瑠璃作家近松半二に「結」では半二没後に主軸が置かれています。浄瑠璃や歌舞伎に心血をそそぐ人々の内なる迷いや逡巡が、軽妙な大阪弁で生き生きと語られてるのは同様で今回もそのテンポの良い語り口にぐいぐい引き込まれました。群像...

総合誌「俳壇」2023年2月号拾い読み

本阿弥書店「俳壇」2月号で、第37回俳壇賞が発表になっています。受賞作は渡部有紀子さんの『まづ石を』30句です。ポケットに異国の煙草修司の忌渡部有紀子太宰忌の写真てらてら増刊号心太嫌ひなをとこ挙げてみよ新涼の木匙で掬ふ朝の粥まづ石を持つて出てくる冬の蟻いいですね。30句中に瑕瑾は見えず、納得の受賞作です。…という話が、じつは、本日のメインではありません。『自句自戒』というページに、金子敦さん...

自戒に似て批判めいた朝ぼらけ

みなさんはコロナワクチンの接種4回目もう終えられました？早い人だともう5回目って話も聞くし、あんなの人口減らしだと言う人はきっと注射してないんでしょう。どちらとて、それはあなたが決めたこと、あるいはもうすでに決まっていたことなんですよね。実家に戻ることになったので4回目の接種しようと考えてます。どちらかというと事なかれ主義で、波風立たせるの好きじゃない。テレビ中継でガムを噛んでたってので大騒...

素晴らしき哉、キャプラ！（12.25-12.31）

12月25日（日）渋谷の7thフロアまで、まちだガールズ・クワイア、宇佐蔵べにのライヴに行く。今回、町ガは全て石田ショーキチによる生演奏をバックに歌うというのもあり。最初は宇佐蔵べにのソロアクト。べにちゃんが、あヴぁんだんどのクリスマス曲「さいごのクリスマス」を歌ったのはかなりのサプライズ。ほぼ忘れていた曲であったが、Avandoned時代に一度ライヴで聞いて気に入ったので、そこからCDを探...

ベネディクト16世サイト記事シリーズ その6

揚げ足を取られる危機管理がうまくなかったB16だが、2006年には、ヨーロッパで高まるイスラム教との摩擦に火をつけるような発言(の切り取られ方)をした。以下は2006/9/22のサイト記事のコピー。Ｂ16 の問題発言騒動について宗教哲学質問箱（2006.9.19）に、9月12日にＢ16がドイツで神学について講演した内容についてのイスラム世界の抗議行動への感想を書きました。Ｂ１６の発言内容その...