"疫病医" の検索結果 484 件

  1. COPDに対するLAMA/LABA代表的3剤の比較

    COPDに対するLAMA/LABA代表的3剤の比較

    多施設共同後ろ向き観察研究で、LAMA/LABA3剤のガチンコ比較です(スピオルト vs アノーロ vs ウルティブロ)。リアルワールドでこれほど大規模なものは見たことがなく、COPD診療医にとっては結構衝撃的な内容となっています。中等度~重度のCOPD増悪率の低減についてはスピオルトとアノーロが優れているという結果でした。傾向スコアマッチは私も現在勉強しているところなのですが、いざ蓋を開け...

  2. M. abscessusに交差感染の可能性はあるか?

    M. abscessusに交差感染の可能性はあるか?

    なんか最近Mycobacterium abscessusの論文ばかり紹介していますが、呼吸器科的にもこの数年トピックなので、プライマリ・ケアレベルまで広がるとよいなと思います。複十字病院から、M. abscessusの分離株のSNP距離だけでなく、疫学的リンクまで追跡した面白い論文が出ていました。とても読みやすい構成になっていて、完成度が高いと思いました。個々の疫学的リンクまで追跡していて、...

  3. 本の紹介:対話で変わる誤嚥性肺炎診療

    本の紹介:対話で変わる誤嚥性肺炎診療

    誤嚥の世界ではもう知らぬ人がいないであろう吉松由貴先生の著書。1年前にとんでもねえ著書を出して、わずか1年ではんぱねえ著書を出してきました。発売日:2022年5月13日単行本 : 264ページ価格 : 3,800円 (税別)出版社 : 日経BP著者: 吉松 由貴先生■Amazonから購入する吉松先生が本を書くたびに言ってやろうと思っているのですが、はるか昔、当院の呼吸器セミナーに彼女が来てい...

  4. 本の紹介:お母さんを診よう第2版

    本の紹介:お母さんを診よう第2版

    編集をされている中山明子氏、実は音羽病院時代の研修医の同期です。指導医だった先生も後輩だった後輩研修医もみんな医学書を書いていて、音羽病院マジスゲエなと今さらながら感じています。発売日:2022年4月27日単行本 : 364ページ価格 : 4,400円 (税別)出版社 : 南山堂編集: 中山 明子先生・西村 真紀先生■Amazonから購入するというわけで、名著の改訂第2版です。第1版からさら...

  5. マルネッフェイ型タラロミセス症

    マルネッフェイ型タラロミセス症

    ■概要マルネッフェイ型タラロミセス症(昔でいうマルネッフェイ型ペニシリウム症)は、日本で急増する輸入真菌症として注目されています。原因となるTalaromyces marneffeiは、タイ、ベトナムなどの東南アジアを中心に分布する温度依存性二形性真菌です。ベトナムタケネズミ(Rhizomys sinensis)(図1)に感染することが知られていますが、1980年代にHIV感染症が東南アジア...

  6. 結核性咳嗽

    結核性咳嗽

    呼吸器内科医なら一度は耳にしたことがあるかと思いますが、年単位の咳嗽があるということで吸入ステロイドを処方され、その後気管支結核だったと診断された患者さんを経験することがあります。私は実際にそういう患者さんを目の当たりにしたことがあり、結核治療を開始した矢先にDumonステントの挿入を余儀なくされたこと経験があります。結核で咳嗽を有する例はきわめて結核菌の排出が多く、空洞を有する肺結核や気管...

  7. 待機的帝王切開におけるカルベトキシンとオキシトシンの比較:低用量と高用量による二重盲検無作為化比較非劣性試験

    待機的帝王切開におけるカルベトキシンとオキシトシンの比較:低用量と高用量による二重盲検無作為化比較非劣性試験

    ・カルベトキシンかオキシトシンが通常、帝王切開で新生児娩出後における子宮収縮薬の第一選択薬として投与され、産褥後出血を予防しようとしている。低用量は高用量と同等の有効性で、有害事象は減弱する可能性がある。この二重盲検無作為化比較非劣性試験にて、待機的帝王切開を脊髄くも膜下麻酔下でうける低リスク患者を以下の4つの群のうち1つに割りつけた:カルベトキシン20µg;カルベトキシン100µg;オキシ...

  8. 多剤耐性結核に対するベダキリン+デラマニドの安全性と治療成績

    多剤耐性結核に対するベダキリン+デラマニドの安全性と治療成績

    多剤耐性結核に対するベダキリン+デラマニドの実地データについて、CIDから報告されました。多剤耐性結核では、HR耐性の場合、LVFX、BDQ → LZD → EB、PZA、DLM、CFZ、CS → SM、KM、EVM、TH、AMK、PAS、IPM/CS、MEPMの優先順位にしたがって5剤選択します。Huerga H, et al. Safety and effectiveness outco...

  9. ダプトマイシンによる好酸球性肺炎のリスク因子

    ダプトマイシンによる好酸球性肺炎のリスク因子

    呼吸器内科医にとって、「薬剤性好酸球性肺炎」と聞けばダプトマイシンがまず挙がると思います。高齢、血液透析患者さん、9mg/kgを超える投与量は、ダプトマイシンによる好酸球性肺炎のリスク因子のようです。ちなみに、ダプトマイシンによる好酸球性肺炎には独自に診断基準も提唱されています(Drug Saf. 2012;35:447-457.)。表. ダプトマイシンによる好酸球性肺炎の診断基準(Drug...

  10. システマティックレビュー:COPDにおける緑膿菌がもたらすリスク

    システマティックレビュー:COPDにおける緑膿菌がもたらすリスク

    呼吸器内科医をやっていると、慢性的に緑膿菌の感染による喀痰に苦しめられている患者をよく診療します。どうにかしてあげたいと思うのが医師の性です。慢性呼吸器疾患の患者さんが保菌する緑膿菌はムコイド型であったり抗菌薬に耐性があったり、なかなか根絶することができません。Martinez-García M, et al. Long-Term Risk of Mortality Associated w...

51 - 60 / 総件数:484 件