"キネマ旬報" の検索結果 765 件
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鈴木清順・木村威夫・熊谷秀夫1958~1971日活における仕事について
何年か前から、とみに物覚えが悪くなったなと痛感することがたびたびあったので、小さなメモ帳を携帯するようにしています。決して忘れてはならない約束の日時とか、病院の診察日とか、そのほか細々とした事項をメモするのですが、当初は、「約束の日時と重要な事項」を簡単にメモするために持ち歩いていたものが、そのうち、気に掛かった新聞記事とか読書の感想とか見逃したくない映画とか、はてはそのポスターの惹句までも...
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岡田嘉子(1902~1992)
岡田 嘉子(おかだ よしこ)女優1902年(明治35年)~1992年(平成4年)1902年(明治35年)、広島県広島市細工町(現在の広島市中区大手町)に生まれる。母方の祖母がオランダ人の血を引くため、エキゾチックな美貌を受け継いだ。幼少期は優秀な教育を受けて育つも、父の放浪癖のために一家は朝鮮の釜山、横須賀、東京の湯島などに移り、嘉子も小学校を8つも変わった。1915年(大正4年)、東京の女...
2018/10/06 22:36 - 有名人の墓巡り~昭和の著名人と出会う旅~ -
日本映画史研究関連資料一覧(年代順)
★歌でつづる日本映画史(5);紀元は二千六百年;「新妻鏡」(昭和15年) コロムビア, [19--] CD・DVD・レコード ★なつかしの無声映画 音による日本映画史 東芝, [19--] CD・DVD・レコード ★歌でつづる日本映画史10「想い出のボ コロムビア, [19--]CD・DVD・レコード ★歌でつづる日本映画史9「青い山脈」;昭和23年~24年 コロムビア, ...
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はたして映画は革命の道具か
中平康ばかりでなく、映画批評家に対する不信感というのは、映画監督には、とても根深いものがあります。特に、晩年の黒澤監督などは日本国内では辛辣な批評にさらされ、マスコミからも無視されて、かろうじて海外の「遺産のような名声」で救われていたような感があって、なんだか憐れにさえ思ったこともありました。もし、コッポラやジョージ・ルーカスがいなかったら、リスペクトなき日本におけるその晩年はきっとさらに惨...
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映画監督増村保造の世界㊦
標題の本(文庫版、ワイズ出版)は、キネマ旬報などに掲載された彼自身の映画評論や解説が集められたもので、そのうち92頁から100頁までに「私の女優論」という論考がありました。彼によると人の心に生命の火があり、ドロドロと溶岩のようにたぎる流動体で、外側の性格が火を包んでいる。性格(=意志)で火を適度にコントロールしてしまう程度なのか、それとも生命の火のほとばしりの演技が出来るのかという点から、当...
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ヌーヴェルバーグの被害者・中平康
前回、大島渚の小評論「今井正下手くそ説について」(1958)を読みながら、「中平・増村vs今井」論争の要約を試みたのですが、要約していくうちに大島渚の3人に対する位置取りが、だんだん分かってきました。この小評文を読む限りにおいて、批判者の中平康と増村保造の批判(下手くそ・事大主義・低劣な倫理観)よりも、今井正の反論(大衆のウケ、大衆の身の丈に合った倫理観に寄り添う、観客動員数)の方に大島渚は...
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小藤田千栄子さん(ことうだ・ちえこ=映画・演劇評論家)死去
2018.9.20(金)時事通信小藤田千栄子さん(ことうだ・ちえこ=映画・演劇評論家)11日、大動脈解離のため東京都内で死去、79歳。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は弟実(みのる)氏。早大卒。映画雑誌「キネマ旬報」編集部を経て映画・演劇評論家に。女性映画とミュージカルを中心に評論活動を行った。著書に「ミュージカル・コレクション」「舞台裏のスターたち」など。ボクは映画ファン時代「キネ...
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火花
先週の土曜日の夜、wowowで「火花」を放映していたので、見てみました。なにせ、菅田将暉が、名だたる映画賞の主演男優賞を総なめにしたという話題の作品です、機会があれば一度は見てみたいなと思っていました。まず、その映画賞なるものをネット検索しました。【2017年度】★第42回報知映画賞 主演男優賞(『キセキ―あの日のソビト―』『帝一の國』『あゝ、荒野』『火花』)★第30回日刊スポーツ映画大賞 ...
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無声映画を観に行った
きのうの朝、今朝と寝坊しましたやっぱりブログ朝活は習慣化するのが難しいみたいです。気候が安定して身体も秋モードになればどうだろ?ま、仕事ではないのでキッチリせずに書ける時にで行こう。.............................................................................こないだの日曜日、無声映画上映会(新聞販売店+キネマ旬報シ...
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キネマの展示≪第2幕≫於シュタイネ座
安曇野や松本は著名な映画監督の故郷、多くの名作の舞台やロケ地となって、映画との深い繋がりを持っています。当ギャラリーでも、お客様や作家のみなさんと歓談しておりますと、若いカップルが意外にもクラシック映画を知っていたり、団塊世代は街の映画館に足繁く通ったとか、自称評論家はキネマ旬報やパンフレットを秘蔵しているとか、「映画」の話が愉しく飛び交います。「ヨーロッパ映画ならイタリアがイイよね!」「究...
2018/09/15 08:22 - Galerie Steine