"ハヴィ?サンセット" の検索結果 64 件
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映画が夢なら、かつての本牧も昔の夢――長部日出雄『ハードボイルド志願』④
長部日出雄『ハードボイルド志願』より④「本牧の主……?」と横から清村隆介が声を出した。「そうなんですよ」と男は「映画が斜陽になってから、われわれにはとんとお呼びがかからなくなったもんでね。毎晩のようにこのへんで飲んでいるうちに、主みたいになってしまった。大体もともと本牧が好きだったんですよ。戦前のチャブ屋があったころから……」自分の正体を隠そうとするためか、それともさっきからダブルのストレー...
2023/03/06 00:30 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す -
2023年、「島のブルース」が60周年!「石蹴り遊び」しながら「地には平和を」!還暦おめでとうございます!
みなさま、明けましておめでとうございます。2023年になりましたね。去年、独立というか、別のとこから移ってきて、このブログを店開きしたわけですけど、当初は訪問者もゼロ続きやったけど、おかげさまで、それなりに来てくれる人も、ぼつぼつ現われてきまして、千客万来ちゅうこともないけど(ブログという形態じたいがあんまし当世では流行ってないみたいやね、もちろんなかには流行ってるブログもあるんやけど)そこ...
2023/01/03 05:22 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す -
2022年を喰い残すな!ちゃんとカウントされてまっせ!そうや、幻影まで喰い尽くすんや!マスクの時代やからな!
はい、お待ちどおさま、大晦日です。いや、まだええねんけど。まだこの皿、喰い終ってへんし。てな感じで、なんか知らんけど、大晦日が配膳されちゃいましたので。ちゅうか、こんなん頼んだ覚えないねんけどな……、ああそうですか、頼まなくても、生きてる人間には全員、もれなく、配られるんですか。なら喰うか……。てなアホな僕の文章は読まんでもええけど、中込智子さんによるTHE POGOへの長編インタビューの前...
2023/01/01 00:48 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す -
『不良の音楽』の町田直隆を、君はもう聴いただろうか?そして、その印象は?その手応えは?
今月の頭に載せたパンク・ニュースでもお伝えしたとおり、町田直隆さんのニューアルバム『不良の音楽』が、14日に全国のCDショップ等で発売となりました。もう聴いた?(サブスクやYouTubeでも聴けるみたいだけど、できればCD買ってや!)発売日の前にYouTubeで『不良の音楽』のティザー(小出し音源というか、試聴用にアルバム全曲をちょっとずつ聴けるやつ)がアップされてたけど、僕はあえてそれは聴...
2022/12/25 01:12 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す -
パンク・ニュース――ハードコアバンドたちのジャケットデザインを担ったTOMさんのイラストを原画で視よ!
冬支度が済んでても済んでなくても冬はやって来てしまう、そんな12月頭のパンク・ニュースをお届けします。先月のパンク・ニュース掲載からまだあんまし経ってないやん、って思った方もおるとおもうけど、今月は年末にもう1本、年内最後のパンク・ニュース年末年始増刊号をアップしますので、その関係で、変則的掲載スケジュールになってます。さて、先月に続いて、the原爆オナニーズの話題から。結成40周年ライブの...
2022/12/05 04:04 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す -
自作の詞 載せます(12)――黒い夏、荒廃の夏
”自作の詞 載せます”の第12回目。著作権フリーのこのコーナー。好きにしてええんやで。今回も夏ソング。でもノワールにしてみました。ヴィジュアル系バンドが歌ってもぜんぜんOKなやつとかもたまには書いとかないと。ほんじゃ、いってみますか。12.黒い夏、荒廃の夏(作詞者不詳、作曲者フランス人、かイタリア人)茹でたマカロニ山ほど皿に盛って黒いどろどろのソースをかける黒ワイングラスに注ぐ白黒テレビで最...
2022/07/16 23:24 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す -
僕は民主主義というものを見れば見るほど嫌いになります――日沼倫太郎「繁栄と殉国と無私――戦記文学流行の背景をめぐって――」④
日沼倫太郎「繁栄と殉国と無私――戦記文学流行の背景をめぐって――」より④平井[陽二]氏[の「民主主義を疑う」]によれば、昭和二十年八月十五日という日を契機として、文明と称する、あるいは平和と称する、あるいは民主主義と称するおそるべきニュー・モードの民族宗教が擡頭したというのだ。それは世界中何処の国にもみられぬ特異の宗教である。敗戦後の日本民族だけがつくりあげた牢固たる幻影である。それを念じ、...
2022/07/16 18:55 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す -
私たちはもう一度ぐらりと傾いて地獄の坂を下っていく――立松和平『パリ・ダカ砂の水平線』①
前回の投稿の末尾に、”地中海を越えてアフリカ縦断”てなことを書きましたので、パリからダカールまでのカーレース、パリ‐ダカール・ラリーのことを書いた文章を今回は取り上げてみることにします。小説家の立松和平が1989年年末から1990年にかけて行われた第12回大会にナビゲーターとして出場したときの、パリ・ダカ参戦記です。これから何回かに分けて、断続的に引用していきます。立松和平『パリ・ダカ砂の水...
2022/05/25 06:52 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す -
ドコモ光は申し込み時に必ずプロバイダを選択
契約期間を設けた場合、ドコモユーザーにとって最もお得になります。違約金は、マンションなら8,800円、戸建てなら14,300円かかります。定期契約なしの場合は、いつ解約しても違約金を支払う必要はないです。ドコモ光はドコモユーザーで料金面を重視するなら、ドコモ光に対する評判はネガティブなものが多いですが、実際のサービス内容は評判で言われるほど悪くありません。むしろ、正しい契約方法を理解すれば、...
2022/05/04 04:26 - ドコモ光セット割で料金が安い人気のサービス -
《これは美しい、……これは美しくない》とはっきり区別するこの少年――ラクルテル『反逆児』②
ラクルテル『反逆児』より②私たちはラ・フォンテーヌの像のある芝生の角に来ていた。シルベルマンはその像をさしながら大声でいった。――相当に醜悪だね?この半身像、ミューズの神が冠を授けているなんて。それに、獅子だの、狐だの、鴉だの、この動物の群れときては、なんと平凡なコンポジションだろう!なにしろ、この国じゃ、偉人を称えるのにこの方法しか知らんのだからね。ほかにいくらでもいい方法があるじゃないか...
2022/05/01 07:52 - カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す