"慰安婦問題" の検索結果 215 件

  1. 編集者へのメール

    編集者へのメール

    久しぶりです。前回に初校を終えたと書いた原稿が閲了となり、『「小さな歴史」と「大きな歴史」のはざまで―歴史についての断章』(花伝社)というタイトルで3月初めに刊行されることになりました。出版社に直接予約することもできるとのことです。以下はタイトルの最終決定について、編集者と打ち合わせた時のメールです。出版社側の意向としては、内容から判断して「歴史認識」「構築」という言葉をタイトルとして使用し...

  2. パブリックヒストリーノート⑲-2

    パブリックヒストリーノート⑲-2

    今日は昨日の続き。一言昨日の記事に関して補足すると、昨日紹介したような意味では Historical Consciousness(歴史意識)はともかく、Historical Culture を歴史(的)文化と訳しても、全然意味が通じない。翻訳の難しさです。ツムホフの論部の紹介を続けると、後半は基本的なアメリカ、ドイツのそれぞれの流れが要約され、歴史学がより純粋な学問研究として発達したドイツで...

  3. Indira Chowdhury

    Indira Chowdhury

    また記事の書入れが少し止まっていたけど、理由は純粋に忙しかったから。その一つは、ここで何度か紹介した英文歴史理論論文集の最終校正があったから。日本からの10人の寄稿者の校正の最終点検。版組がPDFで送られてきたのを執筆者に送り、校正済みを送り返してもらったけど、それを確認して再確認のために寄稿者に送り返すと、その再確認作業が人によっては難渋。指示通り校正されているかがわからないという連絡。...

  4. パブリックヒストリー・ノート⑰下

    パブリックヒストリー・ノート⑰下

    書き出しの部分にスパースを取られたので、(上)(下)にわけます。以下は(上)の続きです。・・・・・・こうしたこれまでのあり方にはグラスバーグはやや批判的で、様々な集団や個人が専門的な歴史研究者や過去から期待しているものを理解するには、その emotional, sensual qualities をよりよく理解する必要があるとし、また専門的歴史研究者は歴史の解釈を語るが、一般の人々が語ってい...

  5. パブリックヒストリー・ノート⑰

    パブリックヒストリー・ノート⑰

    昨日は仕事場の管理組合の委員会と理事会。打ち合わせを含めると15時から20時まで。今日は朝から清掃と草むしり、天気は良かったけど、結構疲れました。パブリックヒストリーについては、おととい夜に運営委員会発足と今後の研究会企画などについてのZOOM Meting。こちらの方はかなり方向性が出てきました。年内に成田龍一さんの『歴史論集』についての公開読書会、それからロバート・ローゼンストーンを招い...

  6. パブリックヒストリー・ノート⑮

    パブリックヒストリー・ノート⑮

    リエナクトメントについて昨日書いたことを補足すると、ハートはリエナクターズを二つ、もしくは三つに分類しています。その一つは、hardcores, authentic campaogners, campaigners あるいは authentics という名で呼ばれるもので、できるだけ外観も、あるいは経験も過去のあり方に忠実であろうとする人たちです。そうした人たちとは反対に、過去の再現の厳密...

  7. パブリックヒストリー・ノート⑭

    パブリックヒストリー・ノート⑭

    リエナクトメント(reenactment) についていくつかの論文を紹介してきましたが、今日はその事例として Lain Hart, ‘Authentic Recreation: livinghistory and leisure’ を紹介します。Museum and Society (July 2207) に掲載されたもの。何故これを取り上げるかというと、歴史マニアがもっとも好むテーマである...

  8. パブリックヒストリー・ノート⑬下

    パブリックヒストリー・ノート⑬下

    やや説明不足だったかもしれませんが、フリッシュが前半部で論じていること(労働者である)普通の人々は、多くのdimensions やlevels のなかで(矛盾した多面的な気持ちを抱きながら)生活しているのであって、そのことを説明のために一面化すべきではなく、そのことはオラルヒストリーという彼女/彼らとの対話をとおして明らかにすることができるということです。後半部ではこのことが、FrankM...

  9. パブリックヒストリー・ノート⑪

    パブリックヒストリー・ノート⑪

    前々回、ヴァネッサ・アグニューの文章を取り上げてリエナクトメント(再演行為)のことを紹介しましたが、今日はその続きです。リエナクトメントは大別すると二つに分けることも可能です。一つは、祭礼や仮装行列、戦闘なのどの模擬行為、あるいは演劇も含まれていいかもしれませんが、オーディアンスが前提とされるものです。もう一つは、living history のように過去の疑似体験を目的とするものです。と言...

  10. パブリックヒストリー・ノート⑩

    パブリックヒストリー・ノート⑩

    休まず続けていこうと考えていましたが、金曜日夜にzoom研究会があり、ジェイ・ウインターの論文を報告したので、その準備が忙しく休みました。今日は個別論文の紹介ということで、Karen Harvey, 'Envisioning the Past: Art, Historiography and Public History, Cultural and Social History (...

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