"慰安婦問題" の検索結果 215 件

  1. 3月15日

    3月15日

    三寒四温。少し暖かくなりかけているので体調はすこぶる良好。にもかかわらずまたブログは止まってしまいました。理由は二つ、一つは3月末締め切りの原稿。何度書いてもつなぎ目がうまく書けない。文章に関しては、このブログのように短いのを書くのはさほど難しくはないけど、一定の長さがあると論理展開に筋を通っているかが気になる。つなぎの文章を書くのが一番難しい。わずか数行に何日もではなく、何週間もかかってし...

  2. 介護業界の人手不足問題を知ろう

    介護業界の人手不足問題を知ろう

    介護の資格を持ちながら、介護職に就いていない介護士のことを潜在介護士と呼ぶ。せっかく資格を取っても、何らかの理由で離職している人が多くいるのだ。高齢化社会の日本にとって介護士の不足は深刻な問題である。そのため、介護の資格を持つ人はどこの施設に行っても重宝される傾向にある。よっぽどのことがない限り、落とされることはほぼ無い。それでも、介護職を辞めてしまう人が多くいる。その理由は、介護業界全体に...

  3. pacific history と microstoria

    pacific history と microstoria

    今日はおととい予告した、Dario Di Rosa,'Microstoria, Pacific History, and the Question of Scale: Two or Three Things That We Should Know About Them'(2017) の紹介をします。筆者の Di Rosa は現在はオーストラリア国立大学に所属しています...

  4. The History Manifesto: a discussion

    The History Manifesto: a discussion

    昨日の記事を書き終えてから、重要なことをすっかり忘れていたことに気づきました。それは『これが歴史だ』とパブリックヒストリーに関しては、まさにそれをテーマとした文章のあったことです。Memoria e Ricerca. vol.51(2016)に掲載されたもの。表記のようなタイトルで、セルジ・ノワレが序文を書き、Ramses Delafontaine, Quentin Vereycken, ...

  5. The History Manifesto と Public History

    The History Manifesto と Public History

    『これが歴史だ』として邦訳された Jo Guldi David Armitage, The History Manifesto, Cambridge University Press (2014) は時間的、地域的に細分化された歴史研究をショートターミズムと呼び、現在の歴史研究に一石を投じたものとして大きな話題を集めました。その意図の一つは、発表形態がネットでのフリーアクセスが可能だっ...

  6. Secret River

    Secret River

    歴史小説が過去の事実を表象しうるかという問題で、論争の対象として刊行直後から大きな話題となり論争の対象となったのが、Kate Grenville, The Secret River (2005)です。犯罪者としてオーストラリアに送られ、そこに定着し土地取得者として安定した生活を送るようになった祖先をモデルとした作品。なぜこれが問題となったのかというと、移民者を建国神話の担い手として肯定的な...

  7. デジタルヒストリーの一例

    デジタルヒストリーの一例

    今日の昼間は仕事場の整理。昨年暮れから手を付けていたので、かなり進んだ感じ。メモと書きかけ原稿が優にダンボール一つを超えてしまう。これを内容ごとに整理してまとめていくのが年頭の目標。といっても、ここ2年ほど取り組んでいたパブリックヒストリー関連の仕事(一番時間を使っているのは、研究会の運営)に結局は今年も追われてしまいそうです。そのパブリックヒストリーについては、今日は Oldimar Po...

  8. 記録と記憶

    記録と記憶

    久しぶりに記事を書いたので、ついでに以前の記事を読み直してみたら、それぞれが長いことに気づきました。これだとどうしても小1時間ほどかかってしまう。記事が途絶えるのもそのためでしょう。ワンポイントに絞れば、気軽に書けるような気がするので、今日からはそんな感じで。テーマは記録と記憶。この問題でよいヒントを与えてくれるのはジョージ・オーウェル。『1984年』は記録の改竄が主要テーマで、それが記憶を...

  9. indigenization

    indigenization

    昨日書いたウエストとイースト、ウエストの中におけるイースト、あるいは周縁的存在という問題は、オーストラリアやカナダを例にとると、ポーランドのような東・中央ヨーロッパの場合以上により鮮明に理解できます。これも以前書いたように、オーストラリア、カナダは西欧から見れば間違いなく周縁です。周縁に位置しながら、それらは土着的な人々を、ウエストの側への統合していくと役割を演じた。つまりそれらには、周縁で...

  10. global east

    global east

    表題の言葉は,イム・ジヒョンがしばしば論及しています。文字どおりなら「グローバルなイースト」ですが、「グローバリゼーションの中のイースト」つまりグローバリゼーションという「変化の過程」との関わりからイーストを考えてみる、とした方が理解しやすいかもしれません。変化の過程ですから、固定的なものとではなく、相対的なものだと考えたほうがよいということです。ドマンスカの議論に戻ると、彼女はポーランドを...

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