エキサイトブログ

212「バスクのオヤジは気性が荒い。だけど人懐っこくて優しいのでビックリ…！」フランス、バイヨンヌ

2008年10月28日。パリのシャルル・ド・ゴール空港に降り立った。６回目となると空港にも慣れてきた。今回の旅は今まで行ったことがないボルドーやモンペリエを巡る。その後は地中海沿いにイタリアに入ってフィレンツェやヴェローナ、さらに南スイスのルガーノなどを巡って再びパリに戻るという旅程。フランス到着初日はパリ・リヨン駅近くの１泊€65のホテルに宿泊。2日目は第２次大戦中、ナチス親衛隊によって街...

独身最後の一人スキー車中泊

朝９時独身最後のスキー⛷ 一人車中泊に出かけた。あと一カ月でu子が定年退職。今まで一人で勝手気ままに日本全国車中泊や海外バックパッカーの旅に思いついたら出かけていたけどもうそんな自由は無くなりそうです。車中泊の旅前のハイゼットと今のエブリバンで25万キロ。地球6周を走った計算になります。流石に飽きてきたなあ、、、今日は遠回りしたり国道8号線が事故で通行止めになったりでようやく７時に永平寺近...

ニューヨーク (91) クライスラービル

前篇に続き、クライスラービル。マンハッタンのど真ん中、レキシントンアベニュー x 東42丁目にある。レキシントンアベニューを闊歩、狭い通りゆえに往々にして近隣の高層ビルに遮られて姿を隠し、また時に突然と姿を見せるクライスラービルの存在が何だか愛おしい。並行するフィフスアベニューやパークアベニューと比べて細い道幅のレキシントンアベニュー。沿道の商店・飲食店なども何となく古く垢抜けないもの多し。...

新しいしごと

ある旅雑誌で、新しい連載がスタートする。声をかけてもらった時は、嬉しかったけれど、できるか、自分？という気持ちがむくむくとわいてくるのも事実。いつもそうだ。初回は、ハードルが高い。どんなページにするのか、手探りだ。だいたいのイメージは編集者さんと共有したので、あとはもう、サトル君とふたり現場へ行くのみ・・・・。（そう、この連載も、阿部夫婦でのオファーです）行けば、なんとかなるさ。なんとか、す...

436「サンタクロース村を目指したのに、僕は途中で断念し下車してしまった…！」フィンランド、オウル

2018年８月24日、フィンランド西部ボスニア湾に面した街オウルで「エアギター世界選手権」が開催された。そして日本から参加した「セブンシーズ」こと名倉七海さんが優勝。名倉さんの優勝は2014年に続いて２度目「とてもうれしく、信じられません〜！」と興奮した様子で喜びを語った。ドラム以外の楽器が演奏できないRock Kidsの僕は、ギターを持たずに演奏しているかのように見せるパフォーマンスにはち...

久しぶりに愛宕山。

久しぶりに虎ノ門の愛宕山登頂。標高25ｍ足らずとはいえ、一応東京23区の最高峰。平日ながらこの日も出世の石段を登る人多数。この石段を騎馬で往復、徳川家光にほめられて出世街道まっしぐらという曲垣平九郎の話がその縁起でも馬でだとしたら登りよりも下りのほうが格段に難しいだろうな。いずれにしてもこの神社の本来の御利益は防火・防災だそうです。花手水には椿の花。池の鯉はバカンス中だそうで。しかも来年の春...

129「え、ビックリ…！何でこんな所に『JOHANNES KEPLER』って看板があるの…？」チェコ、プラハ

2010年初夏、36日間の長旅も中半。僕は麗しき「中欧三都」の１つチェコの首都プラハを目指した。中欧三都とはプラハとウィーンとブダペスト。他の２つはすでに訪れている。プラハは初めてということで気合が十分に入っていた。プラハは旧市街が世界遺産の大都市。見所もたくさんあるし、観光客も群れているだろうし、スリや置き引きなど悪人も多いだろうし、気合いが入って当然。だからと言って怖がってばかりいても面...

岡田徹さんの訃報。

昨晩。帰宅してネットを立ち上げると、『ムーンライダーズ』の岡田徹さんの訃報が流れていた。73歳だったそうだ。2013年に63歳で旅立ったかしぶち哲郎に続いて、メンバーふたり目の逝去。ムーンライダーズが1991年のアルバム『最後の晩餐』で、『Who's gonna die first？』という曲を発表してからもう30年も経つのか。『真夜中の恋人』や『いとこ同士』『Kのトランク』『9月...

車のブレーキに異音

半月くらい前からブレーキを踏んで止まりかけると車からブオーと言う異音が鳴るようになってきた。まあしばらくこのまま走っていても問題は無さそうなんだけど昔むかしクラッチを踏んだら同じような異音が出ていたけど放っておいた。それが突然えらいことに❗️走行中ガタッと音がして車がにっちもさっちも前に進まなくなってしまった。エンジンは回っているんだけど車輪は回らない。伝動装置が壊れてしまってずいぶん酷い目...

174「マイセン磁器製の鐘カリヨン。繊細な音色は可憐に響いて旧市街を包み込む…！」ドイツ、マイセン

僕が初めてドイツ東部のマイセンを訪れたのは2006年１月下旬。ブルブル震える極寒の真冬真っ只中で、ドイツ到着以来毎日が氷点下の日々だった。マイセンに到着したのは日曜日。あまりにも寒買ったので、予約したホテルまではTAXIで行くことにした。ホテルの予約メールを運転手に見せ、僕は小声で「ホテル・アム・マルクト６、ビッテ」と言った。情けないことに「６」だけはドイツ語で言えなかったので、咄嗟に「Si...