"現代史" の検索結果 466 件

  1. 拙著『三国志の考古学』

    拙著『三国志の考古学』

    2022年11月の奥付をもつ『日本秦漢史研究』第23号に,津田資久氏が拙著を批評してくださった.津田先生,ありがとうございました.三国時代史研究のトップランナーである津田氏ならではの丁寧で厳しい批評を頂戴した.応答にはしばらく時間がかかりそうだが,しっかりと対応したいと思う.

  2. 宴飲図第五幅題銘・続

    宴飲図第五幅題銘・続

    右側坐位者図像の題銘(試案)廣漢守丞・瓦曹史・勧農・諸曹掾荊,字子□長生.荊□□□□□父造此墓あざなの部分がややおかしいが,さまざまな吏職を歴任した文荊(あざなは子□か□長か.□長だと,文堂と同行輩字)が生まれた.(その荊が)□(祖か)・父のためのこの墓を造った.ただし文子賓・文真(これが文荊の父)は埋葬されず,文荊の子である文安夫妻が墓主になった.文荊が墓を造った時点では,浮雕だったが,そ...

  3. 宴飲図第五幅題銘

    宴飲図第五幅題銘

    宴飲図第一幅は題銘によると、一族の「先祖」を描いたもの.第七幅は当代で墓主と考えられる人物を描いたもの.「当代」とは書かれていないが,最新世代であることは確実である(とすると,あるいは墓主の遺族という可能性もゼロではないが,遺族をそもそも墓室内に描くか,と問われると,むつかしい).中間の第五幅は,先祖と当代に挟まれており,二つの世代をつなぐ存在ということになろう.『塔梁子崖墓』は発掘簡報後に...

  4. 1月例会及び第4回古典輪読会

    1月例会及び第4回古典輪読会

    台湾史研究会会員の皆様来年最初の例会につきまして、お知らせいたします。参加希望の方は下記のフォームより、2023年1月15日(日)までにお申し込みください。https://forms.gle/apuQCKv375UbkVwK62023年1月22日(日)関西大学千里山キャンパス経商研究棟6階会議室・13時00分~16時00分第1報告:蔭木原洋(兵庫教育大学連合大学院)題目「17 世紀、タイオワ...

  5. 学習院のシンポジウム

    学習院のシンポジウム

    今日は昼から学習院大学東洋文化研究所設立70周年記念シンポジウム「世界に展開する東洋学―海外と日本の中国史研究―」にオンライン参加.順調に進行していたのだが,二人目のコメンテーターがコメントではなく,自説を延々と語り出し,時間をオーバー.大きな声を張り上げているが,何を言っているのかよくわからない.次のコメンテーターのコメントを聞きたくて我慢しているのだが,早く終わって欲しい.明らかに人選ミ...

  6. 片付け

    片付け

    とりあえず『周縁の三国志』の初校も終わったので,三国志関係の中国書は片付けることに.本書の執筆にあたり,新たに購入した中国書も何冊かあったので,エクセルのデータベースに入力しながらで,結局一日がかり.成都武侯祠博物館他編『諸葛亮与三国文化』九は引用しなかったが,同じ本に「浅論甘粛酒泉西溝村魏晋墓中的半門図像」という論文が収録されていたりする.著者は博物館のスタッフ.成都近郊にも後漢時代の画像...

  7. 謎の日下部ー4.『日本霊異記』日下部猴と伊豫國の日下部氏

    謎の日下部ー4.『日本霊異記』日下部猴と伊豫國の日下部氏

    謎の日下部シリーズ4.『日本霊異記』地経人と日下部猴の説話『日本霊異記』の正式名称は『日本国現報善悪霊異記 にほんこくげんほうぜんあくりょういき 』なのだが、講談社学術文庫でも『日本霊異記』としている。成立年ははっきりしないけれど、序と本文の記述から、弘仁十三年 (八二二年) とする説がある。つまり平安初期、九世紀の書だが、奈良時代の仏教説話がメインとなっている。『日本霊異記』はネットで原本...

  8. 曹操・苻堅

    曹操・苻堅

    ネットで偶然目に入ったのが,集英社創業95周年記念企画という『アジア人物史』全12巻.第1回配本は刊行されたらしい.第1巻には孔子・始皇帝などと並んで曹操が,第2巻には苻堅がいる.高祖劉邦や武帝,諸葛亮,孝文帝はいないようだ(王莽はいるようだが).中国前近代史の編集委員はS氏なので,彼の判断なのだろう.第9巻には内藤湖南がいる.

  9. 関西部会及び1月例会のご案内

    関西部会及び1月例会のご案内

    台湾史研究会会員の皆様本日は2点、ご案内いたします。①第20回日本台湾学会関西部会参加締め切りが迫って参りましたので、ご希望の方は下記よりお申込みください。https://forms.gle/fLfUaVot9fC7uUd39 ②1月例会予告下記の日程にて開催いたします。こちらの参加申し込みにつきましては準備出来次第お知らせいたします。2023年1月22日(日)関西大学千里山キャンパス経商研...

  10. 氐とクシャン朝

    氐とクシャン朝

    氐とクシャン朝への曹魏と蜀漢の対応をどうも統一的に把握できていなかったようで,ちょっと悩む.今更手遅れだが.河西魏晋墓の画像塼に描かれた西方系の胡人が多くはソグドやクシャンだったことは間違いないが,後漢末の成都近郊の崖墓の画像石にも同じような人物像が刻されている.既に後漢時代から彼らは中国内地に深く入り込んでいたのであって(河西で画像塼墓が盛行するのは魏晋時代に入ってから.武威の漢代墓にも単...

31 - 40 / 総件数:466 件