"もつ鍋" の検索結果 110 件

  1. 日曜日〔サンゴの日〕

    日曜日〔サンゴの日〕

    夢の銀幕に「イグルー風の住居」が映し出された。これがどうやら、雪女郎の家らしい。天井から吊り下げられた「妖蝋燭」が屋内を幻想的に照らしていた。あかなめ亭主がこしらえた鍋焼きうどんを母子三人が、楽しげに啜っていた。画面が変わり、旅篭の厨房が現れた。魔少年と番頭が何やらもめていた。眼が覚めた。枕時計が「朝の8時」を示していた。洗顔後、台所のケトルに水を足す。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。...

  2. 火曜日〔(古田)織部の日〕

    火曜日〔(古田)織部の日〕

    無難に500メートルを走り抜けた。月曜日(一週間の内、最もしんどい)に比べると、体はかなり楽である。時間に正確に滑り込んできた電車に乗る。座りざまに、本を開く。初手柄宇宙邂逅(はつてがらうちゅうのめぐりあい)を読み終えた。漢字とベランメエ。二つの星が登場するなかなか面白い話であった。蕎麦屋に入り、オムライスと小うどん。店内に尾崎豊の歌が流れていた。食堂の券売機に買物カードを挿し込み、ホットコ...

  3. 語り合いのお誘い23年4月1日(偶数月第一土曜)

    語り合いのお誘い23年4月1日(偶数月第一土曜)

    カサンドラの皆さまアスペルガーを配偶者(やパートナー)にもち、振り回されて大変な思いをなさっておられる方、振り回されての大変さや周りに話しても理解が得られないその想いを同じ経験をしている人と話しませんか。アスペルガーに振り回されている方、ご都合がつけば、ご興味があれば、ご参加ください。アスペルガーのこと、カサンドラ症候群のこと、まだまだ理解されていません。アスペルガーの身近な人ことで何か困っ...

  4. メンチと牡蠣鍋

    メンチと牡蠣鍋

    地元駅下車。歩廊の時計が「夜の8時半」を示していた。改札を抜けて、飲食街に足を進めた。豚カツ屋の暖簾をくぐり、カウンターの椅子に腰をおろした。大将が俺の顔を見るなり、熱燗はありません。と、云った。予期せぬ宣言にびっくりしたが、その理由は「清酒を買い忘れた…」という至極わかり易いものであった。長い商売、そういう場合もあるのだろう。一杯目、レモンサワー。今冬最寒の夜だと云うのに、妙に喉が渇いてい...

  5. 月曜日〔四緑・仏滅〕

    月曜日〔四緑・仏滅〕

    あかなめ食堂の暖簾を割り、空いている椅子に腰をおろした。店内盛況。常連代表、蛇頭の用心棒が、池波正太郎本人…としか思えぬ和服の紳士と清酒を酌み交わしていた。等身大ラゴン、同ウー、同ジャミラ、同ギガスが、豚汁定食(日替わり焼魚と温泉卵付き)をもりもり食べていた。フジ、アンヌ、丘の三隊員が茶漬け(梅・昆布・鮭)をさらさらと流し込んでいた。俺は〔油揚げと芹のベーコン鍋〕で飯を食べることにした。食前...

  6. 月曜日〔九紫・赤口〕

    月曜日〔九紫・赤口〕

    車窓越しに「日本人初飛行の日」の朝陽が見えた。北極圏の「十二月二十八日」を読んだ。氷上の犬橇で明け、犬橇で暮れる一年間。まったく凄い一年だと思う。終点下車。携帯ラジオの電源を入れたが、音声が皆目流れてこない。時々起こる現象だが、原因は不明。舌打ちを打ちつつ、電源を切る。入金機に買物カードを挿し込み、三千円分をチャージした。売店に入り、朝飯を買う。ケロニ屋のクリームパンとカルボナーラパンを腹に...

  7. 23年2月4日(土曜)13:30~語り合いの会お誘い

    23年2月4日(土曜)13:30~語り合いの会お誘い

    カサンドラの皆さまアスペルガーを配偶者(やパートナー)にもち、振り回されて大変な思いをなさっておられる方、振り回されての大変さや周りに話しても理解が得られないその想いを同じ経験をしている人と話しませんか。アスペルガーに振り回されている方、ご都合がつけば、ご興味があれば、ご参加ください。アスペルガーのこと、カサンドラ症候群のこと、まだまだ理解されていません。アスペルガーの身近な人ことで何か困っ...

  8. 水曜日〔一粒万倍日〕

    水曜日〔一粒万倍日〕

    いつもより一本早い電車に乗る。聖樹第三部の続き。鶴岡八幡宮、樹齢千年の大公孫樹が登場。読後、終点までウトウトする。駅を離れ、職場まで歩いた。足取りが軽い。昨夜、右足の薬指に生えた魚の目の芯が、ぽこんと抜けたからである。売店に入り、朝飯を買った。シュガードーナツを食べながら、コーヒーを飲んだ。ラジオの話題は「賽銭泥棒、二つの対策」について。牛丼弁当で化物(胃袋)を黙らせた。ゴミを始末してから、...

  9. 日曜日〔八専終り〕

    日曜日〔八専終り〕

    日没と同時に家を離れた。地元飲食街の(奥の奥)に足を進め、居酒屋〔がしゃどくろ〕の暖簾を割った。カウンターのみの小体な店である。先客の姿が見えた。等身大のフジ隊員が、手酌で燗酒を呑(や)っていた。料理は大根とツナのしそマヨ和え、春雨サラダ、牛すじの塩煮込みなど。俺は本日の小鍋立て(白菜たっぷりの豚鍋)で飯を食べることにした。料理ができるまで、焼酎のお湯割り(梅干入り)を呑む。巨漢亭主が(無言...

  10. 水曜日〔二黒・赤口〕

    水曜日〔二黒・赤口〕

    空想居酒屋のコラム「レモンサワー礼賛」を読んだ。ガリガリ君サワー(酎ハイにガリガリ君ソーダ味をスティックごと差し込んだもの)に興味を覚えた。やる気になれば、自作できると思う。売店に入り、朝飯を買った。シナモンロールを食べながら、コーヒーを飲んだ。隣席に視線を移すと、ギガスがりんご飴を齧っていた。今度の休みに、同じものを近所の子供たちに配るそうである。鶏と野菜の天丼弁当を買った。食事としての楽...

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