"ウンブリアを訪ねて" の検索結果 3 件

  1. ボビンレースの伝承者マルティナ

    ボビンレースの伝承者マルティナ

    私たちはチェコのボビンレースに出会いたくて、2005年9月、ボビンレースの町バンベルクを訪ねました。バンベルクにはボビンレース博物館がありますが、博物館併設のミュージアムショップを経営していたのがマルティナ&ヤナ親子。世界レース大会でグランプリをとるほどの腕前です。マルティナは、お母さんと二人三脚で、ボビンレースのアクセサリーをデザイン・製作しています。彼女の家系は先祖代々、ボビンレースで生...

  2. デトバ刺繍イベタ・スムルコバー

    デトバ刺繍イベタ・スムルコバー

    デトバ刺繍は、スロバキアのデトバ地方に伝承される、かぎ針を使った刺繍の技法です。布の表からかぎ針を刺し、糸を引き上げて作り出す独特の模様は、ほがらかな色調とあいまって、どこか懐かしい、やさしい印象です。2006年、ヨーロッパ伝統工芸の職人を日本に招待したいとの思いで、ドイツ、オーストリア、スロバキアへ職人探しの旅をしました。さまざまな取材先をあたりましたが、伝統工芸の世界も次第に分業化が進ん...

  3. オロビネツ(蒲)のバスケットイベタ・ダンドバー

    オロビネツ(蒲)のバスケットイベタ・ダンドバー

    2016年夏、オロビネツ(日本名:蒲/ガマ)の編物を伝承するイベタ ・ダンドバーさんをプラハ郊外の工房へ訪ねました。日本ではガマは、その独特の茶色の穂を生け花の素材としてよく目にしますが、その茎がカゴ編みの素材として使えるとは知りませんでした。ガマのバスケットは竹や蔓のそれと比べると、持ったとたん拍子抜けするほど軽いのですが、30年はもつと言われ、丈夫さでは竹に引けを取らないようです。且つ、...

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